『EDUBASE FES in 金沢』の振り返り①〜オッサン流の楽しみ方〜
今回は、私が所属する教育コミュニティ『EDUBASE』の対面イベントの振り返りです。
コミュニティのFESに参加するのは、全9.5回中5回目となります。いつの間にか、常連といって差し支えない参加率になってきました。どのFESも楽しいイベントだったのですが、今回は特に印象に残るシーンがたくさんありました。
全てを公開することはできませんが、FESに参加できなかった方々のためにも書ける範囲でまとめていきたいと思います。
※FESでの学びをまとめるつもりが、なぜかただの日記になってしまいました。興味のある方だけ、お読みください。
旅の始まり
今回の金沢FESは、某附属中学校を会場としてお借りしました。動いてくださった方、ありがとうございます。
金沢駅から車での移動が必要となるため、新幹線で行くか、車で行くかという選択に迫られます。そんな中、三木市の指導主事のTさんから「どうやって行くか決まっていなかったら、車で一緒に行きませんか?」という提案をいただきました。

どうやら、六甲山の小学校で勤務されていたIさんと一緒に車で行く予定のようです。迷わず、「お願いします!」と答える私。
今思えばこの選択が、強烈なインパクトとともに、今回のFESが私の記憶に刻まれることになった原因かもしれません。
私たちは、FES前日の23時に阪急沿線の駅で待ち合わせ、深夜のオッサンドライブで金沢に向かうことになりました。オッサンズ結成です。
実はこの指導主事のTさん、日中は長距離ドライブの日帰り旅行をして、1時間ほど仮眠をしただけの状態だったそうです。普通であれば瀕死の状態です。
同乗者の私たちは当然心配をしますが、本人は「イケる気がする」と自信がある様子。みなさんご存知の通り、オッサンの「イケる気がする」の7割は根拠のない自信です。ほぼ、「昔はこれぐらい余裕だった。」という若い頃の記憶が根拠です。当てにしてはいけません。
ただ、オッサンは「あかん。」と思ったら撤退するのは早いので、「イケるとこまで行ってもらおう。」との思いでTさんを応援することにしました。頑張れTさん。
結局は、途中で休憩を挟みながら深夜の3時頃に尼御前SAに到着しました。SAの朝食は7時からのため、仮眠を取ることになりました。私は助手席に座っていたので「寝てはいけない」との思いで会話に参加(途中何度か意識を失いながら)しつつ、Tさんを応援し続けることができました。
メンバーとの合流
金沢到着は8時〜8時半の予定ですが、FESの開始は昼の13時です。この時間に合わせて向かったのは、あるメンバーと合流するためだったのです。関東から来た二人のメンバー(AさんとSさん)は、金沢駅すぐ近くのホテルに前泊していました。
実はTさん、道中で「合流する二人には『三田さんたちが一緒に乗ってる』って言ってないんですよ。」との発言をされていました。
明らかに「何かやってやろう。」という意図を感じます。私は他人の意見を尊重するタイプなので、きちんとその意図を汲みました。
Tさんの車は3列シートなので、一番後ろに隠れることができるのです。
「隠れるしかないやろ。」
私たちはオッサンではありますが、その前に"男子"なのです。いつまでも子ども心を忘れません。久しぶりに対面する二人に楽しんでもらおうという純粋な気持ちで、Iさんと一緒に、後部座席に隠れることにしました。
サプライズを企画する際に、「どうやって気づいてもらうか」は大事です。選択肢の中には、「いきなり声をかける」というものもありました。
でも、想像してみてください。誰もいないと思っていた後部座席からいきなり「こんにちは。」と突然声をかけられたら…。
もう、ホラーですよね。
お二人の心臓に良くないので、声をかけるのではなく、「普通に後ろに座っているのに、気づいてもらう」という選択をしました。
もう一つ、サプライズはタイミングが命です。
プロの料理人が最後に火を止めるタイミングを見計らうぐらい、慎重にしなければなりません。
Iさんには事前に、「走り出したら僕が足をトントンとするので、そのタイミングで普通に座りましょう。」と声をかけていました。
次は、隠れ方をシミュレーションしてみます。私は3列目のシートの足元に隠れることができましたが、残念ながらIさんのスペースまでは確保できませんでした。
「何か毛布みたいなのがあったら…。」と話していると、Tさんが「ブランケットならありますよ。」と教えてくれました。さすがTさん、用意周到です。Iさんにブランケットを被せてみます。
「これならイケそう。」
この自信は、残り3割の「根拠のある自信」です。
待ち合わせの場所は金沢駅のロータリーです。20分まで無料という良心的な駐車場があったので、そちらに車を停めることに。
もし車内の人影を見られたら、私たちの存在がバレてしまいます。万全を期すために、金沢駅が見えたあたりで後部座席の足元に身をかがめます。Iさんには、ブランケットを被せて。
Tさんは、車を停め、お二人を探しに車外に出ていきました。
「なかなか来ないっすね…。」と言いながら、二人が乗ってくるのを待ちました。
いざサプライズ
しばらく身をかがめていると、話し声が近づいてきました。
そして、ドアの開く音。
さて、サプライズは成功するのでしょうか。
心のどこかに、「もしかしたら気づかれるかも。」という思いもあったので、久しぶりにドキドキ感を味わいました。
「キョンシーから隠れるテンテン」もしくは「メタルギアソリッドのスネーク」よろしく、息を潜める二人のオッサン。(例えが古い…)
多少は、「いい歳して何してるんやろう…。」という気持ちがないわけでもありませんでしたが、何事も中途半端はよくありません。やると決めたらやる。
久しぶりの再会を喜ぶSさんとAさんは、楽しそうに話をしながら席に座りました。
そして、走り出す車。
普通に話をしているSさんとAさん。
どうやら気づかれなかったようです。
私がIさんの足をトントンして、普通に座り直します。
ほどなくしてIさんの姿が目に入ったSさんは、言葉を失います。人は、本当にびっくりした時には声が出ないようです。
Aさんも非常に驚いた様子です。
まぁ、当然ですね。誰もいないと思っていた後部座席に人がいて、それもよく知った顔の人がいる。
Sさんは、せっかくの再会なのだから「イエーイ」とハイタッチをして喜びを分かち合いたかったようでした。ちょっと申し訳なかったですが、ネタとしては最高のものができました。
Aさんは、純粋にびっくりしていたようです。
とりあえず、サプライズ成功です。
おわりに
こんな内容を書くつもりではなかったのですが、振り返る過程で自然とこんな文章になってしまいました。
学びがあるとすれば、「オッサンになっても、自分たち次第で人生はまだまだ楽しめる」ということぐらいでしょうか。
仕事も大事。
学びも大事。
教育について語ることも大事。
でも、こうやってくだらないことを本気で楽しめる仲間がいることも、案外大事なのかもしれません。
書いているうちに、もう少し学びのあるnoteになると思います。
最後までお読みいただき感謝いたします。
