267話 LaLaLaさん企画 名前をつけていないもの 参加作品 なおも君ゆえ 心は咲けり Still Because of You, My Heart Blooms【六代御前編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
「あ・・・その・・・」
「ぶしつけですまない・・・・」

「山百合殿には、いいなずけの殿方はおられるのだろうか・・・」
「え?いいなずけ?」

「わらわは平民じゃ・・・そのような大層な者はいない」
「そうか・・・良かった」

「ん?何がじゃな」
「あ・・・いや・・・」

「本来は、和歌などお贈りしてからのことであろうが・・・」
「わらわは、和歌などわからぬぞ」
「何を言いたいのだ!」

「男ならばはっきりせよ!」
「・・・あ、その・・・」

「某の妻に迎えたいのだが・・・」
「え、あ・・・・う?」

「某の妻に、なってはいただけだろうか・・・」
「あ・・・え・・・」

山百合のこの慌てぶりは、見てみたかったと思う。
平家の御曹司だった、
今は山伏として過ごしている六代御前だが
まさか・・・妻に迎えたいなどと・・・・

この平民の・・・・
山育ちのわらわが・・・・か?・・・え?
切れ長の目に見つめられ、優しいまなざしに、
伝説の剣士は我を忘れていた。

もともと貴族だった六代御前は、この辺りは早かった。
しばらく後・・・・
六代御前の後ろに、
おしとやかな山百合を見かけるようになるのは・・・

山の紅葉が見られるようになったころである。
山百合は・・・

美しい着物を身にまとい
口に扇子などをあててみたりしている
この想い・・・・
何と言ったらよいのだろう・・・・・・

手をつなぎたい・・・?
恋?・・・・・
信頼?
つつまれる・・・?
友愛?
触れてほしい・・?
安らぎ?
博愛?
抱きしめて・・?
安心?
ご大切?
親愛?
甘えられる・・・?
愛・・・・?
・・・・なんだろう・・・
・・・愛・・・・だけでは表せない気がする・・・
ええと・・・この想い
まだ名前をつけていないもの・・・・
まあいい・・・

名前など・・・・今はなくてもよい・・・・

山百合は、
夫となった六代御前に対して
このよう和歌を贈っている。

「あり得ねば 妻とならじと 知りながら
なおも君ゆえ 心は咲けり
この剣にかけて」

待ち合わせは、仙台駅ステンドグラス前でいかがだろうか

仙台七夕まつり 2026年 8/6(木)・8/7(金)・8/8(土)
前夜祭の花火大会は8月5日(水)に開催
いつか必ず逢える We Will Meet Again Someday
オリジナル曲 いつか必ず逢える We Will Meet Again Someday
もう一度生まれ変わる To Be Born Anew
オリジナル曲 もう一度生まれ変わる To Be Born Anew
次の話
前の話
YouTube_yukariyajp 波打際スケッチ Sketches of the Shoreline
高評価、チャンネル登録をお願いいたします。
波打際スケッチ メンバーシップ
メンバーシップ画面から参加申し込みください。
いいなと思ったら応援しよう!
ご覧いただきましてありがとうございます。少しずつ進めていけたらと考えております。よろしければ応援いただけると嬉しいです。