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ジンベエザメ 放流の成果を
2024.11.28 掲載
宇和島市 中村 健一(51)
大阪市の水族館「海遊館」が放流したオスのジンベエザメ「海」が宇和島市の岩松川で死んでいるのが確認された。海君は、高知県の室戸市沖で保護され、海遊館で約5年間、8代目として展示され、10月に生態調査のため故郷の太平洋に放流されていたという。水族館で飼育され、自力で生きていくには困難を伴ったのかもしれない。
最後は多くの人たちに見守られ、宇和島の子供たちの声に反応し、近寄ってくる一幕もあった。人間たちに伝えたいメッセージがあったのだろうか。ちなみに私が20歳の頃、海遊館で初代の海君を見た経験がある。現在展示されている海君は9代目。もう一度海遊館に行く機会があれば、ぜひ会ってみたい。
高知県土佐清水市の「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」は、放流した海君に記録装置を取り付けていた。旅立った海君のためにも、未来につながる研究成果を残してほしい。今後の放流で、同じような早過ぎる旅立ちとならないよう願っている。
(会社員・新聞配達員)
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