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老後に気づく「会社に属する利点」

私は、今年はまだ健康診断を受診していません。

健康診断は毎年春に受けていたので、今年も5月か6月に受けようとしたら、
ネット申し込みできませんでした。

『電話で予約しなきゃいけない』と思いつつ、だらだら放置していたらもう8月です。

会社勤めしていたころは、健康診断は会社側で手配してもらっていたので、予約のことなどまったく気にしたことはありません。

でも会社を辞めて、自分で手配するとなると面倒くさいですね。

今回は、定年退職して気づいた、「会社に属する利点」についてお話しさせていただきます。


会社勤めは恵まれている


この健康診断もそうですが、会社を辞めてしまうと、
自分自身で何でもやらければなりません。

会社に所属していればそれだけで、様々な場面で会社に助けられていたことが、この健康診断の予約一つとってもはっきりと分かりました。

改めて、会社勤めの良さが身に沁みました。
会社に属していることは、実はすごくありがたいものですね。

会社は利点だらけ


健康診断はほんの小さな例ですが、ほかにも「会社勤めのいいところ」がたくさんあります。

頭に浮かんだことを列挙してみました。

会社の利点

毎月決まった日に給与

私は今決まった日に年金が支給されますが、年金は隔月です。やはり、会社勤めの毎月にはかないません。

毎月決まった日にまとまった一定額が入ることが、どれだけ経済的精神的に大きな利点なのか。

年金生活になれば、それが痛いほどわかります。

成長機会が用意してある

会社では給与をいただきながら、お仕事を通じて成長する機会が用意されています。あるいは、会社の教育・人材育成体系が整備されており、研修やセミナーも受講できます。

前向きに成長する意識さえあれば、会社にはいくらでも成長場面がころがっているのです。

会社組織から離れてしまうと、あれだけの質と量の成長機会を確保するのは簡単ではありません。

大きな仕事もできる

会社に属していればその資源を活用して、一人ではできないもっと大きな仕事をやり遂げることも可能です。

その大きな達成感、満足感は、組織に属しているからこそ得られるものではないでしょうか。

会社組織をいい意味でうまく使って、自分の成果を大きく高めることができます。

プロジェクト成功で目標達成

人脈づくり

お客様、お取引先、同業社など、仕事では様々な人たちと関わり合います。
年を重ねるごとに、関わり合う人が増えていきます。

そして、心を込めて働けば働くほど、良好な人間関係が広がっていきました。

昔から人脈は財産だと言われていますが、その財産を大きく手放すのが定年退職です。定年退職後は、取捨選択した、現役時代よりも小さく狭い人脈で生きていくことになります。

社会的信用が高まる

会社に属していることは、それだけで人としての信用が高まるのが一般的です。その会社が世に名の知れた企業であれば、信用はなおさらに高まります。

会社勤めは生活が安定しているという社会的評価があり、ローンが組みやすいなどの利点も見逃せません。

経済的利点がある

①健康保険料(社会保険料)を半分負担
私は会社を辞めた途端、これを本当に実感しました。いままで、どれだけ会社に助けてもらっていたのか。

私は健康保険を任意継続できたので、まだ恵まれていると思います。

会社を辞めていきなり国民健康保険に入ることになったら、
保険料自己負担額は、私の場合で「在職時の約7倍」のはずでした。

②福利厚生の制度
私が在籍していた会社は、福利厚生目的で民間の保険にも加入していました。

病気の補償をおこなう保険で、自己負担した医療費の全額が補填されます。
(入院およびがん通院が対象)

入院時などまとまった額の医療費負担がある場合には、とても心強かったです。

会社を辞めると、そのような安心は用意されていません。
すべて、自分で賄わなければなりません。

あるいは多くの会社には、慶弔見舞金の制度が用意されているでしょう。

金額は会社によってまちまちでしょうが、言わば「余禄」のお金をいただけるわけです。いい制度ですよね。

会社を辞めたら、余禄なんてまずお目にかかれませんから。

会社に感謝しよう

思うままに書き連ねましたが、会社勤めの利点には目を見張るものがあります。このほかにも利点はたくさんあるでしょう。

会社に属するだけで、実は相当な利益を享受していたのです。

会社勤めしているときは、そんなことは頭から消えています。

たくさんの利点は会社として当たり前であり、自分がいい思いをしていることなどすっかり忘れていました。

用意されている成長機会と教育制度、安定した収入と社会的信用、社会保険や福利厚生等の経済的利点など、会社にはそこに属する人を手厚くサポートする仕組みが満載です。

しかし、会社に属している大半の人は、その事実を自覚できていません。
従業員として働いていたころの私もそうでした。

会社に慣れてしまうと、会社に入社した初日の朝の気持ちを忘れてしまうのです。

あの朝、入社できた喜びと感謝の気持ちでいっぱいでした。

改めて、会社に感謝しようと思います。

おわりに

定年後の第二の人生も、捨てたものではありません。

そこには最大の武器である「自由」がありますから。
自由になるたっぷりの時間は、第二の人生における最大最強の利点です。

そして、第二の人生は本当の自分が試されるときです。

会社に属していたときは、会社という土台がありその上に自分がいました。
今は、その土台がありません。会社の肩書もありません。

自分の足で直接、地面の上に立っています。素の自分がそこにいるだけです。

真価が問われる第二の人生

自分自身の真価が問われるのが、この第二の人生だと思います。

残りの時間を人としてどのように生きるのか、私の答えはまだ見つかりません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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