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令和7年7月20日執行 第27回参議院議員通常選挙 No.2

# 雑記帳 No.18 〔2025/7/8〕
 昨日は、現在の日本の憲法の背景や意義について簡単なご紹介をしました。特に私が強調したかったのは、現在の日本国憲法は、「個人の尊重」がベースになっている、ということです。一人ひとりが、自分で考え、自己決定することが重要との社会的コンセンサスが憲法には存在している、ということです。現実の日本社会とはかけはなれています。「個人の尊重」は「人権」の尊重であり、自己決定権の尊重です。マスコミは憲法問題として取り上げるときは、9条の戦争放棄に注目しますが、それよりも日本社会の根底を支えているのは人権思想があるかないか、ということだと私は考えています。
 さて、「『憲法記念日』各党が声明や談話などを発表」(NHK、2025/5/3)が主な政党の憲法への対応を列挙しています。以下に抜粋します。
・・・・・
自民党
・・・「・・・必要な改正を行っていかなければならない。・・・早期の改正実現に向けて全力で取り組む」としています。
立憲民主党
・・・「・・・平和を希求し、権力の行使を統制し、個人の尊厳を確保するという憲法の価値を具現化する歩みは恒常的に続けなければならず・・・」としています。
日本維新の会
・・・「憲法改正は国家百年の大計であり、その実現なくして日本の将来を切り開くことはできず、衆参両院の憲法審査会は、合意形成を加速すべきだ。・・・」としています。
公明党
・・・「国民主権主義、基本的人権の尊重、恒久平和主義は堅持すべき大切な理念であり、これを守り抜き、憲法の価値を不断に高める政治に取り組んでいく。・・・」としています。
国民民主党
・・・「時代に即した憲法改正を目指す。緊急事態における国会機能維持を可能とする憲法改正を実現し、いかなる場合も立法府の機能を維持できるようにする必要がある。・・・」としています。
共産党
・・・「自公政権は大軍拡に突き進み、軍事費だけが突出する異常な予算が続いている。憲法の全条項を守り、自由と民主主義、個人の尊厳が花開く社会の実現へと全力をつくす」としています。
れいわ新選組
・・・「憲法をどう変えるかではなくどう実現するか議論すべきだ。・・・」としています。
参政党
・・・「憲法の個人主義によって、国柄や哲学、歴史観、互恵互助の精神、家族や地域の絆は損なわれた。・・・」としています。
 
日本保守党
・・・「日本を守るためには不戦をうたう憲法を改正しなければならず、9条の改正はまったなしの状況だ・・・」としています。
社民党
・・・「平和憲法の理念を空洞化する勢力の拡大を許さず・・・平和国家への道を目指す勢力の拡大を実現しよう」としています。
・・・・・
 共産党が「自公政権は大軍拡に突き進み、軍事費だけが突出する異常な予算が続いている」と指摘するように、軍事費の拡大を一方で黙認し公明党は「憲法の価値を不断に高める政治に取り組んでいく」とは、矛盾です。自公政権が憲法を歪めていることは間違いないです。
そして自民党は改憲を掲げています。その自民党の改憲案の中身が統一教会の改憲案に酷似していることが指摘されています。「『勝共連合』改憲案 自民とうり二つ」(しんぶん赤旗、2022/7/24)によれば、「緊急事態条項 国会の権限を内閣独占」、「家族条項 個人より公益 国家主義」、「9条改憲 改憲動機に『強い国家』」が特に挙げられています。「個人より公益」があり、個人の尊重、人権軽視、ということです。そうしないと戦争ができませんし、緊急事態といって政府が強権を発動することができないからです。つまり、個人の尊重、人権は、国家を暴走させないための鍵なのです。一人ひとりを大切にしない社会に未来はないのです。
 
 さて、昨日「神奈川県の一部の候補者を例に考えようと思います。」と書きましたが、明日にします。それより、最近、ネット動画を見ると、参政党の動画が次々と現れます。普通は、自分がみた動画に関係した動画がリストアップされ表示されるので、私は参政党の動画をまったく見ないのに表示されるのはおかしいと考えていました。おそらくアルゴリズムを参政党が出るようにしているのだと推測していました。そうしたら「参政党の正体はIIAであると推察される理由」(根本りょうすけ、2025/07/01)で、根本氏がネット環境を意図的に捜査して、人心を操る手法があることを紹介され、それが現在の日本の参政党他に使われている可能性があると指摘されていました。私もそうだろうと思いました。

参政党の正体はIIAであると推察される理由 (根本りょうすけ、2025/07/01)

 それによって現在参政党はちまたで話題になり、さまざまな識者が参政党の問題を指摘されています。さもありなんです。
今日はここまでにします。

【NHK、2025年5月3日】
「憲法記念日」各党が声明や談話などを発表

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250503/k10014795601000.html

【東京新聞、2022年8月2日】
旧統一教会側と自民党、改憲案が「一致」 緊急事態条項、家族条項…濃厚な関係が影響?

【社会新報、2022.10.20】
自民と統一教会の改憲案が酷似~憲法学者が教団の一定の影響力を指摘

【しんぶん赤旗、2022年7月24日】
「勝共連合」改憲案 自民とうり二つ

【日刊ゲンダイ、2025/07/07】
小林節:参政党の新憲法法案を読んで驚かされた 天皇主権という名の「内閣主権」だ

【神奈川新聞、2025年6月14日】
人権抜け落ちている 日本体育大学・清水雅彦教授

【哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん、2025/06/09】
ちだいさんからN国ネタで注目のお話が

【一月万冊、2025/07/07】
直撃質問!神谷宗幣代表とさや東京選挙区候補。参政党のアキレス腱「憲法問題」と「失言」について。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊

【Arc Times、2025/07/04】
参政党の正体/参院選と右翼の現在地/戦後80年 無謀な国のいま (古谷経衡×尾形聡彦)

【デモクラシータイムス、2025/07/08】
狂乱の大阪・兵庫・京都 参政党の裏話【横田一 × 西谷文和 とざいトーザイ】 20250707

【根本りょうすけ、2025/07/01】
参政党の正体はIIAであると推察される理由

【水井伸輔ブログ、2022年07月30日】
統一教会が自民党を巻き込んで日本の憲法改正を目論む。騙しのテクニックで売国憲法に変えられてしまう