見出し画像

高市首相の国会答弁が招いた日中間の緊張 その12

# 平和ってなに?    No.46 〔2025/12/23〕
   みなさんは沖縄を訪れたことがありますか。私は、2016年に日本環境会議開催の「第33回 沖縄大会(2016年10月)」に参加しました。そこで琉球弧の軍事化問題を現地の人たちの報告で知りました。琉球弧とは、「九州の南端から台湾に至る弧状列島で、独自の生態系や文化を持つ地域」(沖縄こどもの国)です。2016年当時、辺野古問題が話題を呼んでいましたが、その頃も現在も琉球弧の軍事化は全国的な問題になっていません。そうした中で、日本政府は住民の意志を排除し強行しています。そうした状況と高市首相の政権運営はつながっていると私は考えています。琉球弧を軍事化するということは、中国に対する軍事的な対応強化にほかなりませんから。
     そして、なぜそうしたことを日本政府が住民の意志を無視してやっているかというと、米軍との関係があるからです。ある歴史の研究者に教えていただいたのですが、アメリカでは軍産複合体が重要なポジションで政治を動かしています。なぜそういうことができているかというと、アメリカの各州に兵器工場があり、様々な兵器の部品を各州で製造し、それらの部品を集めて兵器が完成するシステムになっているそうです。それに伴い、各州の住民が兵器産業に従事し、各州の国会議員が兵器産業や住民とつながっていることから、兵器産業をやめることができない、ということです。そしてアメリカは数年おきに戦争をしています。そのためアメリカは現在経済的な苦境に立たされ、方向転換をしようとしています。ところで、日本はアメリカの兵器をボッタクリ価格で買わされ、ウクライナ問題にまでお金を出しています。
  ということで、高市首相がアメリカと連携しているのは疑うべくもないでしょう。このことについては、櫻井ジャーナルの記事が参考になります。「高市政権と連動して米政権は台湾に大規模な兵器パッケージを承認、中国を挑発」(櫻井ジャーナル、2025/12/22)は、「11月23日には小泉進次郎防衛相が与那国島を視察した際、同島にミサイルを配備する計画を発表した。与那国島、奄美大島、宮古島、石垣島、そして台湾にミサイルを配備することをアメリカ軍は予定しているので、その計画を実行するということだ。」、「​アメリカ国防総省系のシンクタンク『RANDコーポレーション』が2022年4月に発表した報告書は、GBIRM(地上配備中距離弾道ミサイル)で中国を包囲する計画について説明している。​アメリカの計画に基づいて自衛隊は軍事施設を建設したと言えるだろう。」、「GBIRMで中国を包囲する計画は2016年の前に作成されているはずであり、高市早苗首相が11月7日に衆議院予算委員会で行った『台湾有事発言』を『舌禍』と呼ぶべきではないだろう。アメリカ軍の対中国戦略を始動させるために発言した可能性が高い。」と指摘されています。
  高市首相は、アメリカの戦略に忠実に従い、「核保有」、「非核三原則見直し」をアピールし、日中間の危機を煽り、憲法を改正し戦争ができる国にしようと日々努力されているのでしょう!
 
無用の長物=高市首相
 
【日本環境会議】

【沖縄こどもの国】
琉球弧の自然と文化 | 沖縄こどもの国 - Okinawa Zoo & Museum

【琉球弧の軍事基地化に反対するネットワーク】

【沖縄タイムス、2021年12月13日】
中国の太平洋進出抑止へ 琉球弧、進む要塞化 南西シフト 隊員9430人配置

【琉球新聞、2023年03月12日】
【図でわかる】南西諸島で進む自衛隊配備、止まらぬ軍事化

【沖縄県】
辺野古新基地建設問題(普天間飛行場の辺野古移設)について

【JIJI.COM、2025年12月21日】
ウクライナ支援で日本に謝意 「国際秩序に貢献」―ゼレンスキー氏

【きなこのブログ、2025-12-22】
高市政権によるウクライナ追加支援は9千億円以上

【東洋経済、2025/12/18】
帝国を降りてゆくアメリカ、覇権国なき空白の危うさ。想定外のショックに脆弱な世界経済

【週刊エコノミスト、2025年12月19日】
米トランプ政権が「世界からの離脱」宣言 保護主義進行で減速の一年に 谷道健太・編集部

【毎日新聞、2025/12/19】
<1分で解説>台湾に1.7兆円、武器売却へ 米、最大規模

【Newsweek、2025年12月22日】
トランプ政権、台湾に「約111億ドル」の武器売却承認――「安定化」のはずが...米中に火種?

【日経新聞、2025年11月25日】
小泉防衛相、与那国島のミサイル配備「防衛目的」 中国に反論

【櫻井ジャーナル、2025.12.22】
高市政権と連動して米政権は台湾に大規模な兵器パッケージを承認、中国を挑発

【櫻井ジャーナル、2025.12.21】
核兵器生産の準備が整っている日本の政府高官が核兵器保有についた語った

【櫻井ジャーナル、2025.12.20】
ロシアに戦争を仕掛けて国の存続を危うくしたEUの後を追う高市

【櫻井ジャーナル、2025.11.28】
首相の台湾有事発言の背景には米軍の対中国戦略があり、単なる舌禍事件ではない

【櫻井ジャーナル、2025.11.25】
与那国島へのミサイル配備は米軍の対中国戦争に向けての準備の一

【櫻井ジャーナル、2025.11.18】
高市首相は対中国戦争に続き、非核三原則の見直しを口にし

【櫻井ジャーナル、2025.11.16】
日本がアングロ・サクソンに従属、その手先になってきたことは明

【櫻井ジャーナル、2025.10.24】
米軍が日本に戦争の準備をさせる中、高市首相は米大統領と

【櫻井ジャーナル、2025年12月22日】
ウクライナの戦場で敗北したNATOはロシアをテロで攻撃する

【東スポ、2025年12月22日】
共産・小池晃氏 高支持率続く高市政権の未来を予測「まったく裏切られるというふうに思います」

【中日スポーツ、2025年12月23日】
高市首相を「無反応は賛成と同じ」と猛批判 核武装論で小沢一郎議員「取り返しのつかないことになる」

【衆議院、令和七年十一月二十八日】
櫛渕万里:非核三原則に対する高市内閣総理大臣及び高市内閣の見解に関する質問主意書.