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見えない戦争 No.20

# 平和ってなに?    No.20 〔2025/8/8〕
 「令和7年7月20日執行 第27回参議院議員通常選挙 No.14」(2025/8/1)で、私が地元で旧日本軍の毒ガス弾等の関連物質で作業員が負傷する事件が起き、その後、旧日本軍の毒ガス弾等の処理に関する論文を書いたことをご紹介しました。論文を書くにあたり、資料を集めるために旧日本軍関連場所に出向き取材をしました。論文はテーマにそって論述するので、そこから外れることは書きません。しかし、論文には書けなかったけれど、考えさせられることが多々ありました。論文は旧日本軍の毒ガス弾等関連物質の処理のずさんさとそれに対応した政府の問題をまとめたのですが、調査過程で、毒ガス以外の火薬や兵器を現在も隠匿している可能性を示す資料がありました。そして、そうした物質を山に洞穴を掘って隠しているのですが、その洞穴を掘るのに朝鮮人徴用工を利用したという話が残っています。さらに、その洞穴も相当大規模なものを特殊地下壕というのですが、地盤沈下で家が傾いたり、道路が陥没して車ごと転落し人が亡くなったり、洞穴で遊んでいた中学生が亡くなったり、という事故が過去に起きています。事故が起きると政府はその時は対応するのですが、恒久的な対応はしていません。したがって、事故の記録や問題が継承されず、再び事故が起きる可能性があります。また、日本政府は、化学兵器禁止条約に従い、中国に遺棄した毒ガス弾等の処理を現在も莫大な税金を投入して継続しています。しかし、旧日本軍がどういう作戦をどこでやったのか、その結果どこに隠匿されたのかは不明で、表面化している毒ガス弾等に限り処理をしています。一方で、中国では、予期せぬ場所で毒ガス弾等が発見され負傷した人たちが日本政府を訴えましたが、日本政府は誠実な対応をしませんでした。
 ということで、中国大陸や日本国内、日本沿岸の海域に毒ガス弾等が処理されないまま存在している可能性は相当あります。特殊地下壕の危険性、不発弾の危険性、隠匿した兵器の危険性など、研究されず、歴史が継承されず、政府は問題にせず、現在に至っています。また、沖縄では不発弾が現在も住民の生活を脅かしています。
 ということで、私からの提案です。みなさんが住んでいる地域の歴史がどうなのか、目を向けてください。戦争に関するイベントに参加してみてください。ネットで見られる情報を載せておきます。
 
 ところで、最近「石破おろし」や「戦後80年談話」が話題になっています。「石破おろし」に熱心なのは旧統一会協会系の裏金議員たちで、産経新聞が「『出す必要全くない』戦後80年談話で自民・小林鷹之氏 『そのための70年談話だ』」(産経新聞2025/1/30)、「石破首相による戦後80年談話は『不要』『無用な混乱を招く』 自民・西村康稔氏」(2025/7/30)という記事を掲載しています。
 一方で「ただ石破氏自身が2022年に『議員個人としても関わるべきではなく、党としても関係を断ち切るべきである』と明言しており、同様に統一教会へ厳しい対応を取るだろう」(PRESIDENT Online 2024/09/24)とあり、石破氏は統一教会に厳しい対処をすることが予測されることから、統一教会よりの議員にとっては邪魔な存在なのでしょう。さらに、「旧統一教会本部の土地仮差し押さえ 被害者申し立てで 東京地裁」(NHK、2025/7/30)が世間で話題にならないようにしたいのでは、という感じも見受けられます。
 ところで、「【石破総理にお願い】世界に平和を〜『戦後80年談話』『パレスチナ国家承認』」(☆Dancing the Dream ☆、2025/8/5)の記事の中に、「ふっちゃん@anti-racism」のXが貼ってあり、その内容は、戦後80年についての立憲民主党代表野田佳彦氏が石破茂首相に談話を出すよう呼びかける内容の動画でした。下記です。
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衆議院議員野田:今週は歴史に向き合う週じゃありませんか。8月6日、80年前に広島で、人類で初めて原爆が投下された。8月9日、長崎、この悲劇を忘れてはならないというふうに思うんです。そして去年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞して、核廃絶に向けた機運が国際社会で広がるかなと思っていたんですけれども、残念ながら、逆に分断と対立がどんどんどんどん起こって、核兵器の使用をほのめかすような発言が出てきたりとか、核兵器の開発を急ピッチで急ぐような国が出て来たり、逆行する動きが多いと思うんです。
加えて、イランへの核施設の攻撃について、広島長崎を引用して正当化しようとするような米国大統領の発言があったり、あるいは参議院選挙中に「核武装安上がり論」のような発言が飛び出したり、私は極めて憂慮すべき事態だと思っています。
今、核だけに限って申し上げましたけれども、御党の参議員が5月で、沖縄県民の感情を逆撫でするような、歴史の実態を踏まえない、史実を踏まえない、歪曲した解釈の暴言をはきましたね。もう一回きちっと、やっぱり過去の歴史と向き合うということを、やらなければいけないんじゃないでしょうか。
私は必ずしも50年60年70年と10年刻みで談話を出すべきだとは思っていませんでした。たまたまこの80年というのは、歴史を忘れた、歴史が風化してきているんじゃないか、戦争が風化してきているんじゃないかという発言とか、行動が多すぎるので、あえて私は、この80周年というのは、私は談話を・・・閣議決定する時間はもうないから、談話は無理としても、何らかの総理のコメントは、私は出すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
石破内閣総理大臣:委員も私も同じ昭和32年生まれで、戦争の体験はない。しかし育った時に、日本は戦争に負けたんだということを親からも周りの人たちからも教わって育った世代です。町にはまだ戦争の傷跡が残っていた。そういう時代に私も委員も育ちました。風化ということは、あってはならないことだけれども、時間の経過とともに薄れていく、だとすれば、能動的に積極的に風化をしないような努力というものが必要なのだと思っております。
形式はともかくとして、この風化というものを避けるために、そして戦争というものを二度と起こさないための、そういうような発出というものは、私は必要だと思っています。
しかしそこにおいて、50年談話60年談話70年談話、私はそれにもずっと見てまいりましたし、関わったこともございます。そこにおける積み重ねというものは、大事にしていきたいと思っています。
その上でなお、何を言わねばならないのかということは、50年談話60年談話70年談話を
ディティールに至るまで仔細に読んだ上で、それは判断したいと思っております。政府としてなすべきことは、我が日本国として成すべきことは、二度と戦争を起こさないためにどうするのかということを、単なる思いの発出だけではなくて、何を誤ったのかということ、それは歴史の評価ということは別物でございます。
70年談話に「政治システムは歯止め足りえなかった」という文言がございますが、ではなぜ歯止め足りえなかったのか、ということについては、きちんと考える必要があるだろうと思っております。私どもの世代が、あるいはわが国が、今年世界に向けて、何を発出するかということは、私自身の思いとして強いものがございますので、またいろんなご意見を踏まえながらより良くしてまいりたいと考えております。
野田:私はですね、帰らぬ人となった人たちがたくさんいます。その犠牲の上にこの国は今、成り立っています。帰らぬ人となったのは、戦闘で亡くなった人もいらっしゃる。大空襲や原爆で亡くなった無辜の民もたくさんいらっしゃる、そのご家族も苦労されてきた。
そのことに思いをいたして、帰らぬ人たちになったことがたくさんいたと、そういうことをしっかりもう一回、思いを致すということは、私は大事だと思うんですね。そのためにもこれこそ、総理の真骨頂だったんじゃないですか。あるいは、一番、やりたかったことじゃないですか?
党内政局的には色々あるでしょう。あるでしょうけども、続投するんだったらば、本人がやり遂げたいと思うことをやり遂げるべきだと私は思います。そのことを申し上げて質問を終わります。ありがとうございました。
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 実は、私も昭和32年生まれで、戦争の記録が残る人たちの会話を聞きながら育ちました。戦争で負傷した人を街で見かけたこともありました。私の父方の祖父は、私が3歳の頃他界したのですが、戦争に行って帰ってきました。結婚して引っ越した平塚で、戦争中の話をよくしてくれるおじいちゃんがいらっしゃいました。原爆被災者の友人もいました。だから、野田氏や石破氏の感覚が共有できます。
 正直言って、私はこれまで野田氏も石破氏もあまり好きではなかったのですが、今回の発言を知り、見直しました。お二人は、戦争を真剣にとらえ対処しなければならない、とお考えのようです。
 それに対して統一会系の議員は、談話を出す必要がないと、出させない方向に社会を導いています。それはなぜでしょうか。統一教会の背後にはC〇〇がいます。C〇〇は日本が、中国や韓国と和解し、平和的な発展を良しとしない考えなのです。分断統治したいのです。だから、従軍慰安婦を否定し、過去の歴史を誠実に見ようとせず、歴史修正主義を掲げて空威張りしたがるのです。そうやって、中国や韓国の顰蹙を招くようにわざと行動しているのです。それがC〇〇からの命令だからです。というのは私の推測ですが、ある研究者のお話を元に、そう考えています。そういう歴史修正主義の安倍晋三氏が長期に首相の座にいた弊害で、教育が歪められ、社会が歪められています。この安倍政権の歪んだ置き土産を踏襲した人たちが政治家として現在も多く残っているので、まじめに平和や過去の歴史を議論できない日本社会となっていると私は考えています。そういう価値観では国際的な交渉は無理ですし、日本社会の活性化も不可能でしょう。過去の過ちをきちんと見直し、是正してこそ、未来が明るいと、私は思います。
 さて、石破首相の談話は出るのでしょうか。
 
 今日はここまでにします。
 土日はお休みします。
 
【スパイシー🌶️・マダム、2025年8月1日】
令和7年7月20日執行 第27回参議院議員通常選挙 No.14

【神奈川県】
県内の戦争関連史跡・建造物

【環境省】
昭和48年の「旧軍毒ガス弾等の全国調査」フォローアップ調査報告書
平成15年11月28日 (平成16年3月31日更新版)

【沖縄県】
不発弾

【琉球新報、2025年08月02日】
<社説>沖縄戦80年 不発弾撤去と遺骨収集 「最後の一発、一体」原点に

【国土交通省】
令和4年度特殊地下壕実態調査結果について

【レイバーネット日本】
2025/08/09 第10回「戦争の加害」パネル展(8/8~8/15 横浜市)8/9:講演「戦後80年に振り返る戦争と平和」山田朗さん(14:00~)

http://www.labornetjp.org/EventItem/1748522295162staff01

https://xa0007.blogspot.com/2025/05/10.html

 

第10回「戦争の加害」パネル展(8/8~8/15 横浜市)

【NHK、2025年8月5日】
石破首相 戦後80年メッセージ 発表時期は来月以降を視野に検討

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250805/k10014884561000.html

【植草一秀の『知られざる真実』、2025年8月 3日】
談話発出で石破首相辞任

【産経新聞、2025/1/30】
「出す必要全くない」戦後80年談話で自民・小林鷹之氏 「そのための70年談話だ」

【産経新聞、2025/7/30】
石破首相による戦後80年談話は「不要」「無用な混乱を招く」 自民・西村康稔氏

【PRESIDENT Online、 2025/07/30】
城本勝:「高市首相」になっても何も変わらないのに…裏金議員が「石破やめろ」と攻め立てる"自民党の厚顔体質"

【AERA、2025/08/01】
石破首相の戦後80年談話は「不要だ」と旧安倍派幹部 裏金問題で処分された幹部がまとまって退陣圧力

【PRESIDENT Online、2024/09/24】
鈴木 エイト:自民党を圧勝に導いた統一教会が"総裁選工作"に動く…「岸田憎し」の信者たちが熱を上げる「首相候補」の名前

【共同通信、2025年07月30日】
【速報】旧統一教会本部の仮差し押さえ決定

【NHK、2025年7月30日】
旧統一教会本部の土地仮差し押さえ 被害者申し立てで 東京地裁

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250730/k10014879561000.html

【☆Dancing the Dream ☆、2025年08月05日】
【石破総理にお願い】世界に平和を〜「戦後80年談話」「パレスチナ国家承認」

【菅野完の視点【切り抜き】、2025/08/05】
【菅野完 切り抜き】80年談話の必要性について

【菅野完、2025/08/05】
8/5(火)朝刊チェック:なぜ「80年談話」が必要なのかが2分でわかる件

 【東京新聞、2022年8月17日】
旧統一教会系と歩んだ安倍氏「3代」…スパイ防止法を巡る歴史から闇を読み解く

【根本りょうすけ、2025/08/08】
藤村あきこ氏、サルサ岩渕氏と参政党のヤバさについて語り合った

《おまけ情報》
【☆Dancing the Dream ☆、2025年08月06日】
【反日トライアングル❓】「参政党」と「公安」と「統一教会」が謳う「スパイ防止法」

【リチャード・コシミズチャンネル第88回、2025.8.6】
•中国大洪水とロシア・カムチャツカ大地震
•米国による宇宙戦争が始まったのか?

https://08054623210.jugem.jp/?eid=829