第1回12年間の過食嘔吐を卒業した私。今、出口が見えなくて震えている貴女へ。
第1回 12年の過食嘔吐、地獄に終わりが来た理由。
12年間、私は夜が来るのが怖かった。
家族が寝静まり、世界が静寂に包まれる頃、私の孤独な戦いが始まります。
大量の食べ物を詰め込み、胃の限界まで絶望を流し込み、涙を流しながらトイレで全てを吐き出す。
「今日こそはやめよう」と誓った朝の自分を、夜には激しく呪う。
そんな、出口のないループの中にいました。
今、過食嘔吐という底なし沼でもがいている全国の貴女様。
とても苦しくって、しょうがないですよね。
周りの人は「やめればいいだけ」と言うけれど、そんな簡単なことじゃない。
一生治らないんじゃないか。
私の体は、このまま食べ物に支配されて壊れていくんだ。
そう思って、もう死んでしまいたい夜を、何度越えてきたことでしょうか。
かつての私は、まさにその「暗闇の住人」でした。
数え切れないほどの心療内科を巡り、何十錠もの薬を飲み、副作用で髪は抜け、声は出なくなり、天井を見つめて寝たきりの日々。
12年という月日は、私の人生を飲み込んでしまったかのように思えました。
「私の気持ちなんて、誰にもわからない。このまま死ぬまで続くんだ」
そう、本気で諦めていたんです。
でも、今、これだけは伝えさせてください。
12年、ほぼ毎晩食べて吐いていた私でも、その地獄に「終わり」が来ました。
医療でも、薬でも、根性でもなく、ある「衝撃的な出会い」と、私を縛っていた「価値観の崩壊」が私を救ってくれたのです。
「痩せていなければ、価値がない」
「太ったら、誰にも愛されない」
そんな私を縛り付けていた呪縛を、あるベトナム人の男性が、怒鳴るような圧倒的な生命力で打ち砕いてくれました。
「自分の体は宝物だ!太っているのは幸せの証拠だ!」
その言葉が、私の心に高くそびえ立っていた壁をガラガラと崩したのです。
この記事では、私がどうやって12年の地獄にピリオドを打ち、12年ぶりに「食事」を美味しいと飲み込むことができたのか。
その具体的で、あまりにも現実的な「生還のプロセス」を、包み隠さずお話しします。
きれいごとを言うつもりはありません。
ただ、もしあなたが今、トイレの床で「もう無理だ」と泣いているなら、ほんの少しだけ私の話をきいてみませんか。
あなたのその苦しみに、終わりがあることを、一足先に抜け出した私が証明させてほしいのです。
次回第2回は、私の地獄の始まり——。18歳の夏、初めての恋と、世界を真っ暗に変えた「あの一言」についてお話しします。
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