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Day17|最近、自分には“刺激負債”があると気づいた


「考えすぎる性格なんだと思う」

ずっと、そう思っていた。

でも最近、
少し違う気がしている。


本『考えすぎない練習』を実践し始めて17日。

最初の7日間で手に入れた“透明な空洞”は、
その後の刺激の多い日々の中で、少しずつ揺れ始めた。






「普通の1日」で脳が限界になる

就労移行。
街コン。
美容室。
人混み。
会話。
予定が詰まった日。

普通の人にとっては、
ただの1日なのかもしれない。

でも私の脳は、
そういう日を境に急におかしくなる。

帰宅後、
頭の中で反省会が始まる。

「変なこと言ったかも」
「嫌われたかも」
「太ったかも」
「空気読めてなかったかも」

何時間も、
同じことを反芻してしまう。

甘いものを止められなくなったり、
急に多弁になったり、
逆に全部シャットダウンしたくなったり。

私はずっと、
「メンタルが弱い」
「考えすぎ」
「自意識過剰」
なんだと思っていた。


“刺激負債”という感覚

でも最近、
別の見方ができるようになってきた。

もしかしたらこれは、
“刺激負債”なのかもしれない。

人数。
音。
会話量。
気を遣う空気。
評価される感じ。
外見を意識する場。

私はそういう刺激を、
想像以上に処理していた。

しかも厄介なのが、
その場では平気なふりができてしまうこと。

だから自分でも、
「普通に過ごせてた」
と思ってしまう。

でも脳だけは、
帰宅後もずっと処理を続けている。

だから夜になると、
過食や反芻や自己嫌悪が一気に来る。


気づくだけで、少し戻れる

最近の私は、
「考えない練習」をしながら、
その“前兆”を観察している。

睡眠が浅くなる。
早口になる。
頭の回転だけ速くなる。
人の反応が気になる。

「あ、脳が疲れてるな」

そう気づける瞬間が、
少しずつ増えてきた。

以前の私は、
そこからさらに分析していた。

原因探し。
正解探し。
「どうしたら治るのか」。

でも今は、
少しだけ違う。

「今は考えても悪化するだけだな」

そう思ったら、
いったん保留する。

分析しない。
結論を急がない。

ただ、
「今は刺激が多かった」
と認識する。

それだけで、
思考の渦から少し距離を取れる日がある。


「気分はそのまま、行動だけ進める」

最近、
「気分が良くなったら動こう」
をやめた。

気分を待っていたら、
人生が止まってしまうから。

不安でもいい。
自己嫌悪でもいい。
最悪な気分でもいい。

そのまま顔を洗う。
そのまま支度する。
そのまま学校へ行く。

今朝も、
スーツが入るか怖くて、
体型のことばかり考えていた。

でも、
「考えなくていい」
を繰り返しながら、
そのまま外へ出た。

学校に着いた頃には、
頭を占領していた不安が、
少し遠くなっていた。

気分は変わらなくても、
行動はできる。

最近、
それを少しずつ体で覚え始めている。


今日の記録

・刺激が多い日は、思考も暴走しやすい
・「考えすぎ」ではなく、脳の処理過多かもしれない
・気分はそのままで、行動だけ少し進める
・“戻れた”だけでも十分すごい


最後に

もちろん、
まだ全然安定していない。

普通に崩れる。
過食もする。
不安にも飲まれる。

でも、
前みたいに
「全部終わり」
にはならなくなってきた。

たぶん「考えない練習」って、
ずっと穏やかでいるための技術じゃない。

崩れたあと、
戻ってくるための練習なんだと思う。

静けさは、
消えたわけじゃなかった。

ちゃんと、
戻れる場所として残っていた。

Day15へ続く。


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