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やる気ゼロでも前に進むための「AI丸投げタスク分解術」

──就労移行のタスクをきっかけに見つけた、生き延びるためのやり方



やることはたくさんあるのに、
まったく手がつけられない。
やらなきゃいけないことは頭ではわかっているのに、
体も思考も動かない。
服を選ぶことすらしんどくて、
「何を着ればいいか」を考える余力もない。

私は今、就労移行支援に通いながら、
ポートフォリオ作成や就職のための準備、
いろいろな「やるべきこと」を抱えている。
でも、メンタルが落ちているときは、
それらに向き合うことが本当に難しい。

そんな中でたどり着いたのが、
「タスクを細かく分解して、
考える部分をAIに丸投げする」というやり方
だった。

この記事では、私が実際にやっている
「やる気ゼロでも、一歩だけ進むための仕組み」を、
就労移行のタスクを例にしながら、
誰でも応用できる形でまとめる。





1. やることはあるのに、まったく手がつけられない日々


就労移行に通っていると、「やること」は自然と増えていく。

  • ポートフォリオを作る

  • 自己PRや職務経歴の文章を考える

  • 面談や面接の準備をする

  • 訓練の課題をこなす

  • 生活リズムを整える

どれも「大事」だし、「やらなきゃいけない」こと。
頭ではわかっているのに、実際には手が止まってしまう。

メンタルが落ちているときは、
やる気がないというより、「判断ができない」状態に近い。

  • 何から始めればいいかわからない

  • どこまでやればいいのかもわからない

  • 考えようとすると、頭の中が真っ白になる

  • 「やらなきゃ」と思うほど、体が重くなる

普通の「タスク管理」や「自己管理」は、
こういう状態のときにはほとんど機能しない。

そこで私は、
「自分で考えることをやめて、
AIに考えてもらう」
という方向に振り切った。





2. 私が選んだのは「AIに丸投げする」という生存戦略


やる気がないときに必要なのは、
根性でもポジティブ思考でもなく、
「判断しなくていい仕組み」だと感じている。

そこで私は、AIを「外付けの脳」として使うことにした。

  • タスクを洗い出すのはAI

  • 優先順位を決めるのもAI

  • AIにタスク表を作ってもらい

  • 次にやる一歩を決めるのもAI

  • 自分は「はい/いいえ」「完了/未完了」だけ押す

この構造にしてから、
鬱っぽくて何も考えられない日でも、
就労移行のタスクや日常の用事が、少しずつ進むようになった。

就労移行のタスクに限らず、
家事・仕事・勉強・片付けなど、
「やることはあるのに動けない」場面なら、どこでも応用できる。




3. HOW TO:やる気ゼロでも動ける「AI丸投げタスク分解術」


ここからは、私が実際にやっている手順を、
できるだけ淡々と、再現しやすい形で書いていく。

STEP1:AIに「タスク表」を作ってもらう

まず、自分でタスクを考えない。

AIに、状況だけをざっくり伝える。

「就労移行でやるべきことがたくさんあります。
ポートフォリオ作成、就職活動の準備、生活リズムの改善などです。
何も考えられない状態なので、
小学生でもできるレベルに細かくタスクを分解して、表にしてください。」

するとAIは、例えばこんなふうに分解してくれる:

  • パソコンを開く

  • ポートフォリオ用のフォルダを開く

  • 作品Aのスクリーンショットを1枚探す

  • 作品Aのタイトルだけ入力する

  • 今日はここまででOK

自分で「どこまでやるか」を決めなくていい。
「考える」部分をAIに丸投げするのがポイント。

就労移行以外でも、

  • 家事なら:「洗濯」「ゴミ出し」「片付け」

  • 仕事なら:「メール返信」「資料作成」

  • 勉強なら:「テキストを1ページ読む」

など、同じように分解してもらえる。


STEP2:プルダウンで「完了/未完了」を選ぶだけにする

次に、そのタスク表を
GoogleスプレッドシートやExcelにしてもらう。

AIにこう伝える:

「このタスク表をスプレッドシート形式にして、
各タスクの横に『未着手/進行中/完了』のプルダウンをつけてください。」

これで、自分がやることはシンプルになる。

  • タスクを見て

  • まだなら「未着手」のまま

  • 途中なら「進行中」

  • やったら「完了」を選ぶ

判断ではなく、「選択」だけにする。
これだけでも、かなり負荷が減る。


STEP3:AIに「次の一歩」を決めてもらう

やる気がないときに一番しんどいのは、
「次に何をするか」を自分で決めることだ。

そこで、AIにこう伝える:

「今、やる気がほとんどありません。
何も考えられない状態です。
このタスク表の中から、
今の私でもできる“いちばん小さい一歩”を一つだけ選んでください。」

AIは、例えばこう返してくる:

  • 「まずは『パソコンを開く』だけでOKです。」

  • 「今日は『作品Aのスクリーンショットを1枚探す』だけにしましょう。」

自分は、その一つだけをやればいい。
「どれをやるか」を考えないことが、いちばんのポイント。


STEP4:自分はその一手だけやる

ここまで来たら、やることは一つだけ。

  • 考えない

  • 比較しない

  • 完璧を目指さない

  • 「AIが言った一手だけやる」

終わったら、タスク表のプルダウンを「完了」にする。
それだけでいい。


STEP5:終わったらAIに報告 → 次の一歩が出てくる

一つ終わったら、AIにこう伝える:

「今のタスクが終わりました。
まだやる気は低いですが、
もし可能なら、次の一歩を一つだけ教えてください。」

AIはまた、
今の状態に合わせた小さなタスクを一つだけ出してくれる。

この繰り返しで、
「自分は押すだけ・やるだけ」の状態を維持する。




4. 就労移行のタスクにどう当てているか(具体例)

私の場合、この方法を主に 就労移行のタスク に使っている。

ポートフォリオ作成

  • 「ポートフォリオを作る」という大きな塊を、AIに細かくしてもらう

  • 例:

    • 作品Aのスクリーンショットを1枚用意する

    • 作品Aのタイトルだけ入力する

    • 説明文は今日は1行だけ書く

  • 自分は、その中からAIが選んだ“一手”だけやる

就職活動の準備

  • 自己PRや志望動機も、AIに分解してもらう

  • 例:

    • 自分の強みを3つ、AIと一緒に書き出す

    • その中から1つだけ、短い文章にしてもらう

    • 今日はそれをコピペするだけで終わりにする

生活リズムの改善

  • 「生活リズムを整える」も、AIにタスク化してもらう

  • 例:

    • 朝起きたらカーテンを開ける

    • 水を一杯飲む

    • その日やることをAIに聞くだけでOK

どれも、自分で「どこまでやるか」を決めないようにしている。
決めるのはAI。
私は「はい/いいえ」「完了/未完了」だけ。




5. 就労移行以外の人にも使える理由

この方法は、就労移行に限らない。

  • 家事がたまっている人

  • 仕事のタスクが多すぎてパンクしている人

  • 勉強を始めたいけど、何からやればいいかわからない人

  • 片付けができなくて部屋が散らかっている人

  • 鬱や無気力で、何も決められない人

共通しているのは、
「やることはあるのに、判断する余力がない」ということ。

そういうときに、
AIにタスクを分解してもらい、
AIに「次の一歩」を決めてもらい、
自分は「押すだけ・やるだけ」にする。

これは、
メンタルが不安定なときの
「生き延びるための技術」 としても使えると思っている。




6. 完成度を捨てて「続けること」だけを目標にする

私は今、
クオリティはいったん捨てて、
「とりあえず終わらせる」ことを目標にしている。

  • 荒くてもいい

  • 中途半端でもいい

  • きれいにまとめなくていい

とにかく、
「ゼロのまま止めない」ことだけを意識している。

AIにタスク表を作ってもらい、
AIに次の一歩を決めてもらい、
自分は何も考えずそれをこなしていく。

それだけでも、
何もできなかった日々と比べると、
確実に前に進んでいる感覚がある。




7. 同じように「やることはあるのに動けない」人へ

もし今、あなたが

  • やることはわかっているのに動けない

  • やる気が出ない自分を責めてしまう

  • タスクを見るだけでしんどくなる

  • 就労移行や仕事、家事、勉強が重くのしかかっている

そんな状態なら、
「自分で考える」ことを
一度やめてみてもいい
と思う。

AIに丸投げしていい。
タスクを全部出してもらっていい。
次の一歩を決めてもらっていい。

あなたは、
「完了」を押すだけでもいい。

一歩がどれだけ小さくても、
それはちゃんと前に進んでいる。

AIに判断を任せるようになってから、
「自分で考える力が落ちたのでは?」と不安になる瞬間もある。

でも実際には、落ちているのではなく、
“今の自分が使えるリソースを守っている”だけだと感る。

メンタルや体力が落ちている時期は、
判断や計画に使うエネルギーが極端に少なくなる。
だからこそ、外部に頼って負荷を減らすことは
「逃げ」ではなく「生き延びるための戦略」だと思う。

元気が戻ってきたら、
また自分で考える余力も自然と戻ってくる。
だから今は、考える力を温存しながら、
一歩だけ進むための仕組みに頼ってる。

私はこの“禁断の方法”を使って、
4か月間まったく動けなかった停滞期を抜け出し、
ようやく1週間ほど前から前に進めるようになった。

もちろん、就労移行のスタッフさんの支えも大きい。
でも今の私は、「頼れるものは全部頼っていい」と思っている。

0→1の負担を0.0000000001くらいまで下げて、
それを実行できたら、もうそれは“ゼロではない”
どれだけ小さくても、確かに前に進んでいる。

やる気がなくても、
鬱っぽくても、
判断できなくても、
仕組みの力を借りれば進むことはできる。

その一つの例として、
この「AI丸投げタスク分解術」が、
誰かの助けになればうれしい。




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執筆者プロフィール

双極性障害を持つアラサー。
転職7回、摂食障害10年を経験。
現在は実家を出て福岡で弟と暮らしながら、
自分を大切にする生き方を模索中。
2026年の指針:「白黒つけずにグレーで生きる」


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