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デイサービスから帰ってきた母の腕に、またアザが増えていた――ケアマネジャーに相談すべきか?

母の腕を見ると、あちこちにアザができている。

一つや二つなら、「どこかにぶつけたのかな」と思うこともできる。

高齢になると皮膚が薄くなり、血管ももろくなるため、ちょっとした刺激でも皮下出血が起こりやすい。

まして母は認知症があり、自分で「いつ、どこで、どうしてぶつけたのか」を正確に説明することが難しい。

だからこそ、私は迷っている。

これは本当に、日常生活の中で自然にできたアザなのだろうか。

「ちょっと多すぎるのではないか」という家族の違和感

最近、母の腕にできるアザが多い。

もちろん私は、アザがあるというだけで、デイサービスで虐待が行われているなどと決めつけるつもりはない。

介助の際に腕を支えたり、転倒しそうになったところを職員さんがとっさにつかんだりして、結果としてアザができる可能性もあると思う。

高齢者の場合には、軽い圧迫や摩擦でも皮下出血が起こることがある。

一方で、家族として気になるのは、

「もしかすると、母が抵抗したときなどに強く腕をつかまれているのではないか」

ということだ。

認知症の人が介助を拒否して暴れたり、立ち上がろうとしたりすれば、安全確保のために職員が身体を支える場面もあるだろう。

しかし、それが繰り返され、腕のあちこちにアザが残るほどになっているのなら、家族として一度きちんと確認する必要があると思う。

「抑制されたのでは?」と決めつけない

ここは、とても重要だと思っている。

アザを見つけたからといって、

「職員が母を抑えつけたのではないですか?」

と最初から問い詰めてしまえば、デイサービスとの関係が対立的になってしまう。

そして何より、まだ事実が分からない。

そこで私は、まず事実を集めることが必要なのではないかと思う。

アザを見つけたら写真を撮る。

できれば日付も記録しておく。

右腕なのか左腕なのか、手首なのか上腕なのか。

どのくらいの大きさなのか。

そして、デイサービスを利用した日の前後でどう変化しているのか。

こうした記録を残しておけば、「なんとなくアザが多い」という話ではなくなる。

ケアマネジャーに相談してみようと思う

私は今回、ケアマネジャーに一度相談してみるべきだと思っている。

ただし、

「デイサービスで虐待されていると思います」

と相談するのではない。

たとえば、

「最近、母の腕にアザが何か所もできています。高齢なのでアザができやすいことは理解していますが、数が多いので心配しています。介助や転倒防止の際に腕をつかむことがあるのかも含めて、デイサービスでの様子を一緒に確認していただけませんか」

という伝え方がいいのではないだろうか。

ケアマネジャーには、家族と事業所の間に入って状況を整理してもらう役割も期待できる。

家族から直接強く抗議する前に、第三者を交えて確認することには意味があると思う。

確認してほしいのは「誰が悪いか」ではない

私が知りたいのは、職員を責めるための材料ではない。

知りたいのは、

母に何が起きているのか。

それだけだ。

どのような場面で腕をつかむ必要があったのか。

母が立ち上がろうとしたのか。

介助を拒否したのか。

転倒しそうになったのか。

職員が安全確保のために支えたのか。

あるいは、車椅子やベッド、手すりなどに自分でぶつけたのか。

原因が分かれば、次のアザを防ぐ方法を考えることができる。

逆に、原因が分からないアザが何度も繰り返されるのであれば、それは「高齢だから仕方ない」で終わらせてはいけないと思う。

認知症になると、本人から事情を聞くことが難しくなる

この問題で一番つらいところは、本人に確認することが難しいことだ。

「このアザ、どうしたの?」

と聞いても、母自身が覚えていないことがある。

だから認知症の人の場合、家族が本人に代わって小さな変化に気づく必要がある。

皮膚の傷。

アザ。

表情。

デイサービスに行くことを急に嫌がるようになった。

職員の名前を聞いたときだけ強く反応する。

帰宅後にいつもと違う不穏がある。

もちろん、それだけで何かがあったと判断することはできない。

しかし、こうした変化を記録していくことは大切だと思う。

「疑うこと」と「確認すること」は違う

介護施設との関係を壊したくない。

お世話になっている職員さんを疑いたくもない。

その気持ちは家族として当然だと思う。

しかし、

信頼していることと、確認しないことは違う。

むしろ信頼関係を続けるためにも、疑問に思ったことを冷静に話し合える関係が必要なのではないだろうか。

「このアザは何でしょう?」

「こういう介助をすることはありますか?」

「同じことが起こらないように何か工夫できますか?」

そうやって一つずつ確認していけばいい。

そしてデイサービスだけで解決するのが難しいのであれば、ケアマネジャーにも入ってもらう。

必要なら主治医にもアザを見てもらう。

それでも説明できないアザが繰り返される場合には、さらに別の相談先を検討することも必要になるだろう。

家族の「何かおかしい」は大切にしたい

介護を長くしていると、本人の小さな変化に家族だからこそ気づくことがある。

「いつもと違う」

「これは少し多すぎる」

「前はこんなことはなかった」

その感覚だけで誰かを非難することはできない。

しかし、その感覚を無視する必要もないと思う。

今回、母の腕にできたたくさんのアザを見て、私はやはり一度ケアマネジャーに相談してみようと思っている。

誰かを責めたいからではない。

母が安心してデイサービスを利用できる環境なのかを確認したいからだ。

そして、もし介助の方法に原因があるのなら、責任追及から始めるのではなく、まず母にアザができない方法を一緒に考えてほしい。

認知症になって、自分で十分に事情を説明できなくなった母だからこそ、家族が気づき、記録し、確認する。

それもまた、家族にできる大切な介護の一つなのだと思う。

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