もょもと、ことわざを現代化するシリーズ第4回「鶏口となるも牛後となるなかれ」

今回のことわざは、

「鶏口となるも牛後となるなかれ」

である。

「けいこうとなるも、ぎゅうごとなるなかれ」

と読む。

意味は、

大きな集団の中で人の後ろについているより、小さな集団でも、その中でトップに立つほうがいい。

ということ。

要するに、

「デカいところのその他大勢になるより、小さいところで主役になれ。」

という話である。

これ、

現代社会でも結構ある。

例えばスポーツ。

全国大会常連。

毎年優勝候補。

そんな最強チームに入った。

周りは、

全国レベルの選手ばかり。

練習もハイレベル。

環境も最高。

ユニフォームもカッコいい。

……しかし、

試合になると、

ベンチ。

またベンチ。

今日もベンチ。

そして、

ベンチから見る景色だけは、

全国レベル。

一方、

そこまで強くないチームに入った。

当然、

レギュラー。

試合にも出る。

キャプテンになる。

チームの中心になる。

自分が打たなきゃ勝てない。

自分が守らなきゃ負ける。

もちろん、

プレッシャーはある。

でも、

その分、

成長する。

責任感もつく。

勝った時の喜びも大きい。

そして何より、

「俺がこのチームを引っ張ってる。」

という感覚がある。

どっちが正解かは人それぞれ。

強い環境で、

必死に食らいつくのも立派。

でも、

ただ所属しているだけなら、

もったいない。

これは恋愛にも言える。

例えば、

めちゃくちゃ可愛い。

スタイルもいい。

性格もいい。

誰が見ても、

「高嶺の花」

そんな女性を好きになった。

頑張ってアプローチする。

しかし、

周りには、

イケメン。

金持ち。

高学歴。

高身長。

コミュ力モンスター。

強敵しかいない。

そして自分は、

その中で、

ただのモブw

LINEを送っても、

「そうなんだ。」

で終了。

一方、

ちょっと視点を変えてみる。

「俺をちゃんと見てくれる人と付き合ったほうがいいんじゃないか?」

そう。

高嶺の花の、

背景にいるモブキャラになるより、

自分を必要としてくれる、

それなりに素敵な人の、

彼氏になろうぜ。

……いや、

何を偉そうに言っているのか。

もょもとは、

恋愛評論家ではない。

ただ、

このことわざを現代化しただけである。

たぶん。

そして仕事でも同じ。

大企業の中で、

「俺なんていくらでも代わりがいる。」

というポジションにいるより、

小さな会社でも、

「この仕事は俺にしかできない。」

と言われる存在になる。

そのほうが、

やりがいを感じる人もいる。

結局、

大切なのは、

どこにいるかより、そこで自分が何者なのか。

最強チームの、

万年ベンチでもいい。

そこで必死に努力して、

いつかレギュラーを勝ち取る。

それもカッコいい。

でも、

弱小チームのトップで、

チームを引っ張るのも、

同じくらいカッコいい。

恋愛だって、

誰もが狙う高嶺の花に、

何年も片思いするのもいい。

でも、

自分のことを好きになってくれる人と、

楽しく飯を食って、

くだらないことで笑って、

一緒に歳を取る。

それも、

かなり幸せだと思う。

ということで、

もょもと流に現代化すると、

「最強チームの万年補欠になるくらいなら、弱小チームで4番を打て。」

そして恋愛版なら、

「高嶺の花のモブキャラになるより、そこそこ可愛い子の彼氏になれ。」

……。

言い方。

もうちょっと何とかならなかったのか。

ではまた。

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