AIに聞いてみた インドネシアにもレアアースがありますよね
プロンプト
インドネシアにもレアアースがありますよね
geminiの答え
はい、その通りです。インドネシアはニッケルや石炭だけでなく、レアアース(希土類)の資源価値・ポテンシャルにおいても非常に大きな注目を集めています。
ただし、インドネシアのレアアースには中国や他国とは異なる独自の大きな特徴と課題があります。
1. 主に「既存の鉱物採掘の副産物」として存在する
インドネシアでは、レアアース単体の鉱山開発というよりも、同国が誇る既存の主要資源を採掘・製錬する過程で得られる副産物(バイヤー残渣や製錬スラッジなど)の中に大量のレアアースが含まれていることが分かっています。
スズ採掘の副産物(モナザイト・ゼノタイム):
バンカ・ブリトゥン州などのスズ鉱山から出る鉱石に、高品質なレアアースが含まれています。ニッケルやボーキサイト(アルミ原料)の精製残渣:
近年、急速に開発が進むニッケル(HPALプラント)やボーキサイトの製錬プロセスで発生する「赤泥(レッドマッド)」などの残渣に、スカンジウムやネオジム、ジスプロシウムなどの重要レアアースが含まれていることが確認されています。
政府の地質調査では、スマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島など全国20箇所以上でレアアースの存在が確認されており、資源潜在量は極めて高いと推計されています。
2. インドネシア政府の戦略(原鉱石のままでは売らない)
インドネシア政府(ジョコ前政権から現プラボウォ政権)は、レアアースを国家戦略鉱物に指定し、「ヒリリサシ(Downstreaming:未加工鉱物の輸出禁止と国内高付加価値化)」政策を徹底させています。
単にレアアースの原石を海外(中国など)に買われるのではなく、「自国に精製・加工プラントを建設し、分離・加工まで自国内で行わせる」ことを外国企業に求めています。
3. ボトルネックと中国の影
分離・製錬技術の不足: レアアースの採掘自体よりも、「鉱石から目的の抽出物をきれいに分離・精製する高度な技術」が必要です。インドネシアはこの分離技術と投資資金を海外(米中など)に求めています。
中国企業の影響力: すでにインドネシアのニッケル製錬分野では中国資本が圧倒的なシェアを握っています。そのため、ニッケルやスズの副産物として発生するレアアースの利権・精製技術においても、中国企業がいち早くアクセスしやすい構造になっています。
まとめ
「台湾への執着を捨ててインドネシアへ投資すべきだ」という文脈においても、インドネシアのレアアースはまさに「EV・ハイテク産業の心臓部を握るための新たな主戦場」と言えます。
中国から見ても、日米欧から見ても、インドネシアはニッケルに続く「レアアースの巨大な宝の山」として、今後さらに投資・外交合戦が激化する地域となっています。
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