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なぜZ世代なのにCD収集をするのか──音楽小話その1

私、小さい頃から洋楽をよくきくんですね。
恐らく、a-haの「Take On Me」とか、David Bowieの「Let's Dance」とかの80'sを車でかけまくっていた父の影響なのですが。
あと、よく家族でドライブにでかけていたのですが、だいたいCDかデータを入れたUSBの曲を流す父は、日曜14時前にはラジオに切り替えて、
「山下達郎のサンデーソングブック」
を流したりしていました。
あと、中高生時代、夜に部活や塾の帰りによくながれていたのは、
ユキ・ラインハートさんの「A・O・R」でした。

こんな感じで、いい感じに洋楽に染められて(育てられて)きました。
好きなアーティストのアルバムは手に取れる形で自分で持っておきたい!
そんな所有欲をもっているので、サブスクとは性根が合わず。
でもレコードは高い。
そんな感じで、CDはちょうどよかったのでした。
そして、その所有欲は今でも続いているわけで、休みの日にはブックオフか近所の中古CD屋にディグりにいきたくてしょうがないのです。

初めて買ったCDは「Uptown Special」by Mark Ronson。これがすべての始まり。

でも、中古CD屋に行くといっても、狙いはある程度はあるにしても、ピンポイントでこのアルバムあるかな…といって探しに行くのは私の場合意外と少ないです。
というか、このアルバムが欲しい!と思って行っても、
そう思った通りには見つからなくて、
代わりになんとなく手に取って、たまたま見つけてきたのがとびきりの名盤だったりするんですよね。ジャケ買いしてみたりとか。なんとなく惹かれるアルバムだな、って。行きずりの女の子に不意に目を奪われるような、そんな瞬間があるんです。

人生で初めてジャケ買いしたアルバムは「The Nightfly」by Donald Fagen。かなりの大当たり。

もちろんこうして買ったモノがはずれの時もあるけど、
ハイになってしまうぐらい、超絶怒涛のアタリを引く時もあって。
CDをデッキに乗せて、暫く待って、再生されたときに、
アタリだ、と気づいてニヤッとする瞬間。これがたまらない。

それに加えて楽しみなのが、
買ってから家で聴くまでのワクワク感。
CDを流しながら読むライナーノーツ。
共感できる仲間がいなくても、日本のどこかにいるマニアとの、ライナーノーツを通じた対話。
こうやって、時間をかけて、
小説の1ページ1ページを丁寧にめくって、
1文1字、登場人物の心情をじっくりと追いかけるように、
音楽に浸る。
この贅沢な時間、何とも言えない幸福感。だからCDはやめられない。

こんな時間は、大半の現代人が失ってしまったものの一つなのでは?
なんだか、音楽が"消費"されていくものであるような風潮がある気がして、私は疑問に感じているのです。それよりも、ひとつひとつ、あえてアナログと言われる方法で、しっかり味わって、極上の音楽を楽しみたい。

そして、それができる、現代の環境の幸せよ。

なので、中古CDやレコードを扱うお店がなくなってしまうと、かなりの死活問題。頑張ってほしい。その分、支えたい。

こんな感じでCDディグがやめられない、大学生なんです。
もし、今度あなたが中古CD屋に行って、大学生ぐらいの若造がいたら、
もしかしたら私かもしれません。
AORコーナーにいたら、尚更そうかも。
口下手なタイプなので、ムスッとしているように見えるかもしれませんが、
心ではこんなことを思って、CDを愛しているのです。
もちろんこんな趣味を共有できる友人もいないので、
このnoteで交流したいという思いもあり始めました。

私のこうした思いが、どこかのだれかへ届いて、
たった5分だけでもいいから、
受け止めてくれる方が1人でもいらっしゃったら、幸いです。

そして、お金に余裕が出来たら、レコード収集もしたい!

おまけ

そんな私の最近のマイブームは、秀逸な選曲とロバート・ハリスさんの旅物語が心地よくて一生聴いていられるラジオ番組「Otona no Radio Alexandria」。ぜひきいてみてください。


コメント等もお待ちしております。

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