けのびが変わる!子どもが夢中になる「シュワッチチャレンジ」
水泳学習必ず教える「けのび」。
泳ぎの重要な基礎となるけのびを皆さんはどう教えていますか?
小学校教師で、2児の父、雄剛です。
7月に入り、北国でも水泳学習が始まりました。
私は本州から異動してきたので北国の水泳学習にびっくり!
まず、北国ではビニールハウスのように囲われているのでとにかくきれい。葉っぱや虫が浮いていません!
そして何よりの驚きは水着が自由!
始めは戸惑いばかりでした……。
そんな話はさておき、水泳学習では重要な技術として「けのび」を必ず教えますよね。
ただ
「けのびをやるよー」
「はい、つぎー」
こうなっていませんか?
私はどれくらいできているのか、どれくらい成長したかを見える化することがとても大切だと思っています。
けのび出来具合を可視化する!
「さあ、どこの線まで行けるかな?」
これはよくやるのではないでしょうか?
これも距離という物差しで、出来具合可視化する方法ですよね。
壁のキックとストリームラインがきれいにできている子ほどより長い距離進むことができる。
子どもたちも
「よっしゃー、次こそは2本目の線まで行くぞー!」
と頑張りますよね。
ただ、これってある程度けのびができた上での練習だと思っています。
ストリームラインが一目で分かる「シュワッチチャレンジ」
私がやっているもう一歩手前の練習があります。
その名はシュワッチチャレンジ。(ウルトラマンみたいにしっかり体を締めて、一直線になった形だから勝手に名付けました。本当の名前は分かりません)
2人組で行います。
1人はけのびをします。
もう一人は3mほどの位置で立って待っていて、ペアの子が横を通り過ぎたら、足の裏をぐーっと押す。
これをするとストリームラインがきれいに作れているかが一目瞭然になります。
きちんとできている子は、プールを横に使えば反対側の壁までたどり着くことができます。
一方でできていないと、押された瞬間、
『あ!体が曲がった!』
『今のは真っすぐだった!』
と子どもたちはすぐに違いを感じます。
そなぜそうなってしまうのかを話した上でもう一度チャレンジすると、みんな反対側の壁を目指して、自分の課題を修整するんです。
どれだけできているかを可視化することが次へのモチベーションになる
これはけのびだけに限ったことではないなと思うんです。
例えば水泳グループ練習。
既に25mを泳げるチームって、目的を見失いがちになったりしませんか?
そんな時、
・タイムを取る
・あえて遅い決められたタイムで泳ぐ
・横の人と揃えて泳ぐ
・前回より少ない搔き数で泳ぐ
目的が視覚化できると、やるべきことが明確になってモチベーションが上がりますよね。
体育以外の教科も同じ。
例えば、私のクラスでは算数の始めに毎回100マス計算します。継続することで、タイムの伸びが可視化されるので、自分が少しずつでも成長していることが目に見えるんです。
子どもは「頑張れ」と言われても頑張れませんよね。
「昨日よりここまで伸びた」
「今日はここができた」
そんな成長が見えた時、子どもは自然ともう一回挑戦します。
教えるのではなく、成長を見えるようにする。
そんな授業をこれからも目指していきたいです。
