それってほんとに「老害」なの?
自分もアラフォーになって、老害といわれる年代の入り口に差し掛かってきたのかなと。だからこそ、ちょっと整理して話してみたいなと。
「古い=悪い」ではないよね
まず前提として、「新しいもの=正義、古いもの=悪い」っていう考え方は違うよね。
たとえば「今どきSlack使ってないの?」「まだメールで連絡してるの?」みたいな空気ってあるやん。でも、メールにはメールの良さがあるし、相手や状況によってはメールのほうが適切な場面もあるのよ。
新しい方法をとっていないからダメ、っていうのは短絡的だよね。
じゃあ老害って何なのか
僕の中での老害は、
「今の自分のスタイルが必ず正しいと思い込んで、そこから何も変えようとしない人」かなと。
具体的に言うと、新しいことに触れようとしない。自分のやり方を絶対に曲げない。で、それを若い人にも強制する。
「俺たちの時代はこうだった」「このやり方で30年やってきたんだ」みたいな。自分を正当化するために、若い人のチャレンジを潰しにかかるとか、そういうのは完全に老害かなと。
でも、古いやり方にも理由がある
年配の人がなぜ古いものを大事にするかっていうと、やっぱり試行錯誤の結果なんだよね。失敗したり成功したり、いろいろ試した末に残ってきたのが「今のやり方」だから、精度は高いのかなと。
たとえば営業のやり方一つとっても、「飛び込み営業は古い」「今はSNSでしょ」みたいな話があるけど、飛び込みで成果を出してきた人には、そこで培ったノウハウがある。相手の表情を見て話し方を変えるとか、断られたときの切り返しとか、そういう対面でしか学べないスキルって確実にあると思うんよ。
それと、20歳の人と50歳の人で、同じ方法に対する確信度って全然違うでしょ。3回成功したら「なんかうまくいきそう」かもしれないけど、100回、200回成功してきたら「これは正しい」って思える。しかも他のやり方で失敗した経験もあれば、余計にそう感じるよね。
だから年配の人が頑固に思えるのって、ある意味当然かなと。価値観が固まるには、固まるだけの理由があるわけで。
でも、100%なんて存在しない
とはいえ、それが100%正しいと思っちゃうと、他の意見を認められなくなる。
時代は変わるし、通用しなくなることもある。さっきの営業の例で言えば、コロナ以降は飛び込み営業自体が難しくなった会社も多いわけで。「俺のやり方が正しい」で止まっちゃうと、環境が変わったときに対応できなくなる。
だから年配世代も、新しい考え方を取り入れる姿勢は持っておかないといけないよね。
若い人も、ちょっとだけ
逆に若い人も、古いやり方を頭ごなしに否定しないほうがいいよね。
「それ古くないですか?」って言いたくなる気持ちはわかる。でも、なぜそのやり方が長く続いてきたのか、どういう価値があるのかを考えてみると、意外と本質的に理にかなってることも多い。
たとえば「報連相」とか、今の若い人からすると堅苦しく感じるかもしれないけど、トラブルを未然に防ぐための仕組みだったりする。何十年もいろんな失敗を経験してきた結果、「こうしておけば大事故にならない」っていうのが形になったもの。そういう背景を知ると、ただの古い慣習じゃないってわかるよね。
試行錯誤を何百回も重ねてきた人の意見って、やっぱり参考になることも多いものかと。
