自転車とのマッチングType2 お尻が痛いのは、体のせいじゃないかもしれない ——“原因不明の違和感”に、名前をつける方法。
「それ、ほんとうに“体のせい”ですか?」
サドルを変えても、お尻の痛みが消えない。
ハンドルを上げ下げしても、膝の重さが取れない。
フォームを見直しても、腰の違和感がなくならない。
それって、本当に「体が硬いから」なんでしょうか。
年齢?体重?乗りすぎ?
そうやって、自分のせいにして、ワタクシも長いこと悩んでいました。
けれど今は、idmatchという仕組みが、ワタクシにこう教えてくれています。
「体のせいじゃなく、“合わせ方”のせいかもしれませんよ」と。
原因不明の“違和感”に、名前をつける仕組み
idmatch(アイディーマッチ)は、イタリアで生まれたフィッティングマシンです。
医療機関と協力、開発したその背景には、解剖学、バイオメカニクス、そしてリハビリテーションの視点があります。
フィッティングというと、一般的には「サドル高を何ミリ下げましょう」「クリートを少しずらしましょう」といった調整が思い浮かびます。
しかしidmatchは、それとはまったく異なるアプローチをとります。
あなたの骨盤の傾き、足の長さ、関節の可動域、左右差。
「今の身体」を測定し、データに基づいて、最適なポジションを導き出す。
これは、まるで“身体を診る”ような行為です。
医療行為ではありませんが、“診てもらっている感覚”に近いのです。
idmatchは、病院じゃない。けれど考え方は、病院に似ている。
不調が出たとき、人は病院へ行きます。
それは、薬が欲しいからではなく、原因を知りたいから。
自転車の違和感も、同じように「診てもらう」視点があっていいのではないか。
ワタクシは、そう考えるようになりました。
あるスポーツ生理学者がこう言いました。
「フォームを直す前に、体の動き方を知るべきだ」と。
身体の構造がどうなっているか。
どこが動きすぎて、どこが動いていないのか。
それがわかれば、フォームはあとから自然に整ってくる。
idmatchは、その“答え合わせ”をしてくれる装置でもあります。
さらに大切なのは、違和感がなくてもidmatchを受けること
歯が痛くなってから歯医者に行くのではなく、毎日歯を磨くように。
自転車のポジションも、違和感が出る前に整えておくのが理想です。
特に、年齢や乗り方、走る距離が変わってくると、体の使い方にも変化が出てきます。
それを無視して今までのポジションで乗っていると、ある日突然、膝や腰が悲鳴を上げます。
idmatchは、「未病」の段階で身体と向き合うためのツールです。
“壊れてから直す”ではなく、“壊れないように整える”。
その視点こそが、今、自転車を長く楽しむ人にとって必要だとワタクシは思っています。
ワタクシの店でidmatchを受けるということ
bici paradiso Augurio(ビチ パラディーソ アウグーリオ)では、
idmatchを単なる「調整の道具」としてではなく、“診る”ためのフィルターとして扱っています。
ポジションを整えるのではなく、体の使い方を再定義する。
数字や角度の話だけでは終わりません。
時にはあなたのペダリングの癖や、骨盤の動き方、左右の踏み方の違いまで見ていきます。
ワタクシの元に来てくださったお客様の多くが、
「もっと早く受けておけばよかった」
「正直、舐めてました。でもこれは違う」
そう言ってくださいます。
なぜなら、“何が悪かったのか”に名前がつくからです。
違和感を感じたら「診てもらう」、何も感じなくても「整えておく」。
それがidmatchです。
自転車を、長く・楽しく・正しく乗るために。
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idmatchに限らず、ポジションや身体の使い方に関して、
「ちょっと聞いてみたい」「話してみたい」
そんな軽いお問い合わせでも構いません。
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