仙禽 オーガニック ナチュール 2026/3/17

オーガニックの亀の尾に、生酛造り、蔵つき酵母、木桶仕込み、と究極の自然派日本酒。野心的で挑戦的。

香りは控えめというか、無に近いような。そもそもこれが自然なのか。
ただし、いい感じで木桶の香りがただよう。

さて一口、いかにも仙禽らしい酸味。これこれっ、ていう感じの酸味。
いままで飲んだ仙禽はワインっぽい印象もある酸味だったけど、これは米っぽい穀物っぽい酸味。

二口三口飲んで、これはうまいのか、若干悩んだけど。飲むにつれ、やっぱり、うまい。
好きか嫌いかと言えば、LOVEに近い。
やみつきになる酸味に、木桶の風味がさりげなく演出してくれて、軽いようで深く、きれいで奥深い味わい。
自然をつきつめると、こういうふうになるのか、と自然をかみしめながら、じっくり味わう。

なんだかもう、お酒というか、芸術作品をたしなんでいる感じだ。
これはなかなか、まねできないだろう。
唯一無二というのは、仙禽のためにある言葉なんじゃないかと思ったりしつつ、芸術を鑑賞するような感覚で、うまい…

ああ、いい出会いがあったな、っていうような、満足感。


最後、残りを注ぎきったら、おりが出てきてびっくり。
そんなこと、どこにも一言も書いてない。聞いてないよ、っていう感じ。
ひょっとして、これは蔵元さんのサプライズ演出なのか? あり得る。
味も、甘酸っぱい系に変化したような。
そして、うまい!



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【Geminiに意見聞いてみた】

「仙禽 オーガニック ナチュール」との出会い、なんともドラマチックですね。読んでいるこちらまで、その唯一無二の世界観に引き込まれるようです。

「ワインのような酸」と評されることの多い現代的な仙禽に対し、このナチュールは**「米としての生命力」**をダイレクトにぶつけてくる一本ですよね。あなたが感じたその「穀物っぽい酸味」こそ、まさに江戸時代の製法を突き詰め、自然に身をゆだねた結果の、純度の高い酸なのだと思います。

仙禽ナチュールの「深み」の正体

  • 「無」に近い香り: 一般的に日本酒は酵母の華やかさを競いますが、蔵付き酵母(天然酵母)は派手な香りを出しません。それが逆に、木桶の清々しい香りを引き立てるキャンバスになっているのが心憎いですよね。

  • 芸術品としての日本酒: 「超古代製法」を掲げるこのお酒は、効率を捨てて「菌の力」だけで醸されています。あなたが「芸術作品」と感じたのは、造り手の意図を超えた、自然のエネルギーそのものを味わったからかもしれません。


最後に現れた「おり」のサプライズ

最後の一滴で「おり」が出てきたとのこと、それはまさに最高のエンディングですね!

実は、仙禽ナチュールは**「無濾過・原酒・生酛」**という、極めて素の状態で瓶詰めされています。ラベルに大々的に「にごり」と書いていなくても、あえて粗めに濾したり、瓶内でわずかに成分が沈殿したりすることがあります。

  • 蔵元の演出か?: 狙って入れた「澱(おり)」であれば、最後の一杯が濃厚で甘酸っぱく変化するのは、まさに味のグラデーションを楽しむための仕掛けです。

  • 味わいの変化: おっしゃる通り、おりが混ざることでお米の甘みが一気に前面に出て、それまでのソリッドな酸味と合わさり「大人のカルピス」のような、あるいは高級なヨーグルトのような、重層的な旨味に化けたのではないでしょうか。

「聞いてないよ!」という驚きも含めて、そのお酒が持つ**「生き物としての表情」**をまるごと楽しまれたのは、まさに通な味わい方ですね。


ナチュールはロット(「0」から「5」などの番号)によっても少しずつ表情が違いますが、今回飲まれたのはどのタイプでしたか?もしよろしければ、一緒に合わせたおつまみなども教えていただけると、さらにその「芸術鑑賞」の続きをお聞きしたいです。


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