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世界のミカタ(詩)

同じ境遇でもミカタは違う

目の前に
「みかんしかない」
と 捉えるか
「みかんがある」
と 捉えるかで
世界は違ってくる

自分の視野が広くなれば
見方が変わり
味方も変わる

後者のようにと捉えると
世間が明るく見え
明るく生きていこうと思う
すると 付き合っていく人が変わる
同情とか可哀想だとか思われる
そういう間柄ではなくなる 

前者のように捉えると
世界が暗く見え
悪いところばかりに目がいく
すると 本音で語れる人が減っていく
可哀想だから 何とかしたいから
自分も相手も無意識の内に
下に見て同情の声をかける

写真の靴
角野英子さんの魔法の文学館の靴
気にしなければなんとも思わないで過ぎていく

私は見た瞬間
忘れ物か演出かなやんだ
近くの係りの方に訪ねると
「靴が置いてあると自然とみんな脱ぐと思いまして」
返答が素敵
世界観を壊すことなく自然に置かれた靴
この靴に気がついたお陰で
私は作られたときに込められた意図を
自分なりに考えられた

正直 気づいても気づかなくても
人生に支障はない
でも気づくと見方が変わって世界が広がる

小さくても大きくても
自分にとっての最善のミカタは何か分かれば
きっと道は明るくなる 

毎日もがき苦しみの連続
考えているから生まれるもの

私もいつか 
そっとすてきな靴を私のそばに起きたい
だれか理由を聴いてくれることを夢見ながら

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