塾とか予備校の語彙やコロケーション
The Economistの10月9日号より。
面白い記事があったので紹介してみる。
p57-58のSmart Buysという記事である。親たちは子供のためにprivate tutorsを雇うようになっているというもので、日本や韓国だけじゃないんだなあと思うのだった。
COVID-19の影響でしばしば学校が閉鎖されるのは世界中で起こっていることで、やむなく家庭教師や塾にお金をかけるようになっている。またコロナ禍により高学歴で暇している人間が増えていること、online tutoriingが発達しつつあることも寄与している。もちろん世界中な裕福な親たちはこうしてきたわけだが、COVIDが拍車をかけているのは間違いない。
あるいは、学校へ行く子供が増えた結果、その中での競争が激しくなっているという見方も紹介されている。結局は学歴と一定水準をpositionalなsignalingなので、fierce competitionになるのは必然といえよう。
また共働き夫婦が増えているので、子供にかける時間はないが、お金はないという家庭も多いと思われる。全世界的に子供の数は減っているから、そういう点でもお金はかけやすいだろう。
こういう傾向は悪い面も多々あって、裕福な家庭がさらに優位になるとか、公的学校の先生たちが副業に精を出すようになってしまうとかである。あるいは中国政府は、子育てに金がかかりすぎることが少子化の原因だとして塾を取り締まろうとしている。
あと公文が紹介されているんだけど、もうKUMONのmethodって、日本人駐在員の子弟だけじゃなくて、現地の人々にも完全に浸透しているらしくてワロタ。私も小学校低学年のときは公文式のお世話になったので感慨深い。
A recent study in England found that before the pandemic children who used Kumon's after-school maths programme were about seven month's ahead of peers from similar backgrounds by the age of 11.
という感じの記事であった。
あとは有用そうな語彙、collocationsを紹介しよう。
まず放課後の活動全般に関わる産業をthe after-hours industryという。塾産業はshadow educationともいうらしい。overeducationが問題になって政府が取り締まっているような国では、shadow educationはぴったりくるね。
個々のレッスンの内容は色々あるけど、一番お金がかかるのはone-to-one tutoringだろう。学生や学校の先生がアルバイトとしてそれらの教師をするのはa moonlighting teacherというようだ。
生徒たちは色々なextra lessonsやprivate helpを必要とするだろう。優秀な生徒はtop-up teaching、そうでない生徒はcatch-up schemesを求めることになろう。
英検の勉強をしていたとき塾の訳語は(private) cram schoolsだと習ったが、これが一番一般的というわけでもなさそうだ。他にもtop-up schoolingやsupplementary schoolingやafter-hours schoolingも使えるらしい。
これらの塾は、hidebound government schoolsよりも実験的なスタイルを取り入れているだろう。その成果はformal school systemsにも導入可能かもしれない。
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