#1175 労務論32|労務担当のキャリアアップ
本日から紹介する仕事系の記事ですが、引き続き生成AIくんのチカラを借りつつも「キャリアアップ」という観点で職種別に考えてみましょう。
それではまずは労務担当のキャリアアップ方法について勉強して見たいと思いますが、労務担当のキャリアアップには、専門性の深化だけでなく、経営視点やマネジメントスキルの習得も重要です。
労務担当のキャリアアップとは?

労務担当は、従業員の勤怠管理・給与計算・社会保険手続きなどを通じて、企業の「働く環境の基盤」を支える重要な役割です。
労務担当のいない会社は規模によってはあるかも知れませんが、労務業務がない会社は存在しません。労務担当がいない会社は人事や経理担当が兼任で行うというケースが多いんですね。
そんな労務担当のキャリアアップには、実務力の向上に加えて、法務知識や人事戦略の視点を持つことで、より上位のポジションにステップアップしていくことができます。
それでは、ステップ別にキャリアパスを紹介していきましょう。
労務担当の主なキャリアパス

1. 労務実務者(初級)
まずは「勤怠集計」「給与計算」「社会保険手続き」など基本的なオペレーションを担当します。最初は覚える事も多いですが、慣れるとルーチン業務なので徐々に楽にはなってきます。
スキルとしては、Excel、労基法の基礎知識、業務の正確性などが身につきます。
ここでの最大の難敵は、「〆業務などの期日を守ってくれないルーズな社員」と「承認をしてくれないマネージャー」で、どっちもいつも同じ顔触れとなります笑
2. 労務リーダー/労務スペシャリスト(中級)
続いて「年末調整」「労働時間管理」「法改正対応」などの、ただのルーチン業務だけにとどまらない業務も主導していきます。
ここで、社労士やHR系の資格があると有利ですので、時間に余裕がある方はこの辺を習得するのもベターですね。
そして、この業務を行っていくうえで「法務対応」「業務改善」「マニュアル作成」などのスキルが身につきます。
3. 労務マネージャー/人事マネージャー(上級)
リーダーやスペシャリストの先には、ジェネラリストとして「チーム管理」「人件費予算の管理」「労務戦略の立案」「労使対応」などと言ったマネジメント業務があります。
ここでは他部署との連携はもちろん、経営陣との調整力も求められてきます。
ここで身につくスキルは「マネジメント力」「コンプライアンス対応」「交渉力」と言った所でしょうか。
4. 人事部長/CHRO(最高人事責任者)
そしてその先には、労務だけでなく、採用・教育・評価制度など全人事領域を統括する役割が求められます。
経営視点、組織戦略の立案が重要であり、「経営戦略」「人材マネジメント」「データ分析」が求められます。
もうこのポジションに至れば、「会社の事は誰よりも分かっている守護神」の立ち位置になります。非常に存在意義が高く、必要とされるポジションです。
労務担当のキャリアパスにおける最高到達点と言っても過言ではないでしょう。
労務担当のキャリアアップに役立つ資格・スキル
1. 社会保険労務士
いわゆる社労士の資格ですね。
国家資格であり、労務分野で最も権威のある資格です。
信頼性・知識面で大きなアピールになります。
2. 衛生管理者
労働安全衛生法に基づく資格であり、一定規模の企業では「従業員*名の会社は、衛生管理者が*名以上」などと法律で定められておりますので、この資格所有者は何処に行っても重宝されます。
労働安全やメンタルヘルスに関わる内容で、中身も知っておいた方がいい内容が多いですね。
3. 給与計算実務能力検定
実務力を証明しやすく、未経験者のステップアップにもなる民間資格です。
まずはこれから始めるのが良いかも知れませんね。
4. 労働法の知識
労働法についても、知っておくに越したことはありません。
書籍・セミナー・eラーニング等、色々なチャネルから学ぶことが可能です。
ただ、労働法は改正が多いため、常に情報をアップデートすることが必要ですね。
その他、ITスキルやExcelスキル、労務システム(SmartHR等)などの理解もあればよいでしょう。
労務担当がキャリアアップのために意識すべきポイント
1. ルーティンからの脱却
ルーチン作業を行うのは楽なんですけど、ただ「楽」で終わらせるのでは無くて、単なる業務処理係から、「仕組みを改善する担当者」になる視点を持つことが大事です。てか、これに尽きる気がします。
給与計算の自動化、勤怠ルールの整備、ストレスチェック制度の導入など、色々と改善できる内容は多いと思います。
2. 法改正へのアンテナ
労働法や社会保険制度は毎年のように変わるため、情報収集力が大切です。そして、その改正内容を自社に落とし込める力があると、信頼されやすくなりますので、これも意識したいですね。
3. 経営とのつながりを意識
「労働時間の管理 = 生産性の管理」といった、経営インパクトを理解する姿勢が重要です。
コンプライアンスだけでなく、従業員満足度や組織文化にも関心を持ちましょう。
労務担当のキャリアチェンジの可能性
キャリアアップは大切な考えですが、専門性を広げるキャリアチェンジという考え方もまた、重要となっております。
労務の経験を活かして、以下のような分野に進む人も多くいます。
1.人事企画
評価制度、等級制度の設計など戦略人事へシフトするケースですね。
人事と労務は共にステークホルダーが従業員となるので、労務担当が人事担当の業務覚えるに越したことは無いですね(この逆も然りですが)
2. 組織開発・人材開発
人事に近いですが、研修設計やエンゲージメント向上施策などを担当して業務領域を増やしていくのもベターですね。
3. コンサルタント
社労士法人やHRコンサルで外部支援の道もあります。
労務のコンサルとかはあまり聞いたことが無いですが、需要は確実にあるでしょう。
4. スタートアップ支援
これはアリですね。
ある意味スタートアップを行う企業で最も必要なピースだったりもするので、スモールチームの人事労務を立ち上げて、「守りはオレに任せろ!」という感じですね。
まとめ
そんな感じで労務担当のキャリアアップに関して紹介しましたが、まとめると下記の内容と言えるでしょう。
実務の精度とスピードを磨く
法的知識を常にアップデート
戦略人事・経営視点を取り入れる
マネジメント・コミュニケーション力を育てる
資格取得で専門性を証明する
もしあなたが現在、労務担当として働いている場合、
「今の業務をより効率的に進めるには?」「どんなスキルが不足しているか?」と問い続けることが、キャリアの加速につながります。
90%くらいがChatGPTくんの意見ですが、キャリアアップをお考えの労務担当の方がぜひいれば、参考にしてみてください!
