#1502 漫画論106|キン肉マン②(怪獣退治~第2回超人オリンピック)
漫画論、まだストックはあるんですが、紹介したい漫画は結構紹介しつくした感もあり、ここでずっとやりたかった「キン肉マンを掘り下げる」という嗜みを行いたいと思います。
シリーズごとで振り返りたいと思い、「怪獣退治~第2回超人オリンピック」「7人の悪魔超人編」「黄金のマスク編」「超人タッグトーナメント編」「王位争奪戦編」の5シリーズで行きたいと思っております。
それでは本日は「怪獣退治」「第1回超人オリンピック」「アメリカ遠征」「続・怪獣退治」「第2回超人オリンピック」までを紹介します。
コミックスでは1~9巻までだったので、全体の1/4ですね。
キン肉マン|怪獣退治~第2回超人オリンピック あらすじ
怪獣退治(1~2巻)

元々はキン肉星というイケてる宇宙の王子だったのですが、宇宙船に何故かいた豚と間違えられて地球に捨てられ、そこから人間にいじめられたり、ハードな生活を送るんですが、非行に走らず正しく育ち、ウルトラマンなどの正義のヒーローに憧れる立派な青年に育ちます。
そして日本に迫る怪獣をやっつけるショートストーリーが基本で、このころはギャグテイスト中心で、怪獣に勝ったり負けたりですが、困っている少年を助けたり、情けない怪獣(ナチグロン)を守ったり、ドジでおっちょこちょいでしたが、根底にやさしさを持つ存在でした。
「心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ」ですね。
この時期にテリーマンも出てくるんですが、テリーマンはマジで心に愛がないクソヤローです笑
第1回 超人オリンピック(3~4巻)

これは当時モスクワオリンピック開催期間で、日本はボイコットしたので「漫画くらいでは盛り上げよう」として開催したという舞台裏があったようですが、結果的にはテリーマンに加えてロビンマスク、ラーメンマン、ブロッケンJr.(の父)と、今後のキン肉マンを支えるキャラクターが登場しました。
予選や試合のテンポも早く、普通に面白かったですね。
大会はキン肉マンが、決勝で前大会覇者のロビンマスクを破り初優勝!
ただ、優勝した瞬間をまったく覚えてなかったり、オチも秀逸でした笑
アメリカ遠征(4~6巻)

超人オリンピックで優勝したキン肉マンはアメリカに遠征に行くんですが、このシリーズはメチャクチャ人気なかったらしいです笑
ハワイでは師匠であるプリンス・カメハメに出会い、のちのアメリカではロビンと再戦し、その後はテリーマンとのコンビのザ・マシンガンズも結成されるなど、のちの連載には意義があったシリーズだったのですが、大分「巻き」で終わらされたみたいです笑
続・怪獣退治(7巻)

そして不人気に終わったアメリカ遠征の失敗を経て、原点回帰の意味で怪獣退治だったり、1話完結のギャグ回があったり、猪木が出てきたり・・・笑
色々と模索していた時期と思われます。
この時期にビビンバが登場するんですが、こいつは後のシリーズで速攻ウォーズマンに靡きます笑
「宇宙野武士」とか懐かしいですね。ちょっと忘れてました。
第2回超人オリンピック(7~9巻)

そして、ここから劇的にキン肉マンが面白くなったのではないでしょうか?
僕もこの辺からキン肉マンをアニメで見たので、メチャクチャ思い入れがあります。
これだけ面白いのに、キン肉マンの決勝の相手はウォーズマかペンタゴンか決めてなかったようで、行き当たりばったりで書いていたらしくて、それはそれで凄いですよね・・・
キン肉マン|怪獣退治~第2回超人オリンピック 好きなシーン
10位 バタ足でガソリンプールの炎を消すキン肉マン

僕の記憶が正しければ、5~6歳くらいの頃に、17:00か17:30からキン肉マンのアニメが再放送していました。
このガソリンプールは漫画では1話完結なんですけど、アニメではガソリンプールで後ろから火が迫り、「キン肉マンどうなる!?」という所でその回は終了となって、ウナギマンやイカデビルやザ・ダンシャクやサザエキングと同じ末路になるのかと続きが超気になった記憶がありますね。
この辺からキン肉マンに僕はハマっていったのでしょう。
9位 わ…すごい…

連載当初は79年位で、ゆでたまご先生も10代とかだったと思うんですけど、ギャグセンスはメチャクチャ高いです。
この「わ・・・すごい・・・」はロビンマスクも使う位、市民権を得たワードであり、ちょっと小馬鹿にした感じもあってメッチャ好きでしたね笑
8位 わたしの牛丼をかえしなさい

このジジイもメッチャ好きでしたね笑
初めて3巻でこれを見た時、アホみたいに爆笑した記憶がありますね笑
このジジイはメッチャ出てきて、なぜかグランドキャニオンのロビンマスクとの再戦では審査員として出てきます笑
7位 森永製品のコマーシャル

当時の森永製菓の重役の子供がキン肉マンの大ファンで、「漫画で森永製品を宣伝してくれたらスポンサー料を払う」という大人のやり取りがあり、異様な森永推しがあったんですね。
僕は何の気なくインプリンティングされてましたし、Win-Winな関係なので他の漫画でもこの手法は使うべきだと思いますね。
6位 顔をクシャクシャにして怒るなよ・・・

これも腹を抱えて笑った画像が記憶があります。
ミートくんのぶち切れっぷりが、クシャクシャの顔にすべて集約されているというか、一コマで納得してしまう魔力がありましたね笑
あと、ミートくんのメガネをキン肉マンが朝便所に行くときに踏んで割ったのを知って、ブチ切れるミートくんも好きでしたね笑
5位 新幹線を止めるテリーマン

テリーマンと言えば、という位の有名なシーンです。
「なんで気づいたのか?」とか、「子犬を抱えてサッと線路から離れれば良かったのでは?」とか突っ込み所もありますが、それを突っ込むのは野暮です。
世の中には勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある
ということですね。
しかし、テリーマンは気づいたら「良心」みたいな感じになりましたが、連載当初は本当に(略
4位 過保護なキン肉真弓

赤ん坊のキン肉マンを宇宙船から放り投げて20年位放置していたが故に、キン肉マンの父であるキン肉真弓は、アホみたいに過保護な親バカでバカ親なんです笑
とにかく真弓のギャグセンスの高さは大好きでしたね。
3位 「わたしはこうして超人オリンピック予選を勝ち抜いてきた」なんて講義をやるのではないか

なぜかこれでも爆笑した記憶があります笑
2位 死刑囚のジジイを逃がすウォーズマン

ウォーズマンがトレーニングの一環で「目隠しをしたウォーズマンの横を死刑囚が走り抜けて、無傷だったら無罪放免になる」という、人道的にも法律的にも問題としか思えない企画があったんですが、「年老いた死刑囚のみを殺さなかったウォーズマンは偉い」みたいな謎の風潮がありました笑
他の死刑囚を皆殺しにしたにも関わらず、ウォーズマンの「優しさ」が伝わったという、今考えてもとんでもない展開でしたね笑
1位 父さんを助けに行こう、坊や!


このキン肉マンはメチャクチャカッコいいです。
なんで国外通報になったのか覚えてないですが、お父さんが怪獣に襲われたという嶋田先生似の少年の願いをぞんざいに扱うテリーマンに対してぶん殴る辺りが素晴らしいですね。
僕はこのシーンが印象に残りすぎて、やはりテリーマンを評価できないかも知れませんね笑
キン肉マン|連載開始~第2回超人オリンピック 好きな超人
次点 フランスのルピーン

このルピーンは有力選手として紹介されてはおりますが、特に見せ場もなく最後のバトルロイヤル?で失格になった紳士なんですが、印象には残る超人でした。
ケンコバがメッチャ、ルピーンを好きなんですよね笑
10位 ミートくん

ミートくんは気づけば「正義超人の名参謀」という感じでしたが、連載当初のミートくんは結構不真面目で、憎めない存在でした。
マリさんを思うあまりに、ジャイアント馬場に変身してキン肉マンをやっつけたりしたシーンも本当に笑いましたし、キン肉マンを「変態!変態!」と罵ったり、「王子、こいつメッチャ不細工ですねww」とキン肉マンの顔を指したり、なかなか悪いやつでした笑
9位 キン骨マン

キン肉マンの初期のライバルとして登場したのが、肉の対局である「骨」をベースとしたシャレコウベ、キン骨マンです。
アンパンマンにおけるバイキンマン的存在で序盤はそれなりに活躍していたのですが、キン肉マンと間違えてテリーマンの脚を銃で撃っちゃったり、迷惑だけかけて序盤でフェードアウトしてしまいました。
アニメでは結構しぶとく生き残っていたのですが・・・
8位 チャボ

チャボは俺の従兄弟が大好きだったんです笑
見てくれはちょっとカッコいいんですが、とにかく情けないネタ的な存在でしたね笑
7位 テリーマン

この時期のテリーマンは、前述の通り子供を蹴っ飛ばしたり、ロビンマスクに反則したり、「俺はキン肉マンを殺す!」と言ったり、性格も髪型も不安定だったんですが、子犬を助けたあたりから人格者になりましたね。
タッグの影響も大きく準主役として活躍していましたし、僕もこの頃は正義超人のNo.2はテリーマンと思っていました。
6位 ブロッケンJr

ブロッケンJr.はメッチャ好きでしたね。
やっぱ軍服がオシャレでしたし、髑髏とかもカッコよく見えた年ごろでしたし、未完成なところが良かったですね。
5位 ラーメンマン

ラーメンマンはいろいろなシーンで目立ってましたね。
1回目の超人オリンピックではサイコキラーとして登場した後、血の涙を流してからは冷静なキャラになり、アメリカ遠征ではセコンドを務め、2回目の超人オリンピックでもキーマンとして大活躍でした。
その後は「闘将!拉麺男」の同時連載もあったようですが、何をどう考えても即死の攻撃を受けて植物人間になり、本編からは姿を消します。
4位 ウォーズマン

ウォーズマンは幼少期の僕には恐怖の対象でしかなかったですね。
とにかくこの頃のウォーズマンはマジで狂気であり、いい感じのラスボス感が出ており、作中ではこの時期がピークでしたね泣
3位 キン肉真弓

前述しましたが、真弓のギャグは大好きでしたね。
「この角刈りの星一徹が見守っておる!」とか「この五分刈りの星(略」とか、とにかくアホ極まりない所が大好きでした。
とてもアタルを家出するほど追い込んだと思えないのですが、それもあって道化になったのかも知れませんね笑
2位 ロビンマスク

ロビンマスクはベースは紳士なんですが、この時期は半々くらいで性格悪いです笑
貴公子ならぬ奇行士と言われるのはこの辺の時期の言動が原因でしょう。
ダイナマイトパイパーとか真っ二つにして殺害したり、バラクーダにコスプレしたり、ウォーズマンのうすのろ野郎と毒吐いたり笑
まだ若かったんですね。
1位 キン肉マン

この時期からキン肉マンはドジだけど頼もしいヒーローという存在感を確立しています。
もう語りつくしたので、これ以上言うこともないですね笑
キン肉マン|連載開始~第2回超人オリンピック ベストバウト
10位 ロビンマスク vs カナディアンマン

「巨大化して戦う」というのはこの試合で最初で最後だった気がします笑
なんでみんなやらないんですかね笑
9位 キン肉マン vs キングコブラ

この試合もアニメで見ていて、ロウで固められた所で放送終了で、メチャクチャ続きが気になった記憶があります。
こいつも正義超人なのか・・・と思ってしまいますね笑
8位 キン肉マン vs ベンキマン

ベンキマンも非常に好きなキャラクターでしたし、この試合のアホらしいオチの付き方も好きでしたね。
まさに「THE キン肉マン!」という感じの試合でしたね。
7位 ラーメンマン vs ブロッケンマン

後日談で、ラーメンマンが「強すぎたので残虐に戦わざるを得なかった」みたいな話をしていましたが・・・なかなかトラウマに残る、ハードコアな試合でしたね。アニメはラーメンにして食べるというオチだったようですが、そっちの方が個人的にはどうかなと思いました笑
6位 ザ・マシンガンズ vs 宇宙凶悪コンビ

アメリカ遠征編のラスボスコンビですね。
スカル・ボーズとデビル・マジシャンはすげー怖かったですね。
にも拘わらず、この2人は超人オリンピックで「ふるい落とし」で失敗したようで、ザ・ダンシャクやサザエキング以下だったというのが悲しかったですね笑
5位 ラーメンマン VS ブロッケンJr.

名試合と言われていますが、ラーメンマンが一方的に攻撃されていたのもちょっと分からなかったですし、「オヤジのことはわすれろ」とラーメンマンが言うのも、「殺したお前が言うか?」とか思ったものでした笑
4位 キン肉マン vs プリンス・カメハメ

作中最強の呼び声も高いカメハメです。
カメハメはなんでジェシー・メイビアに勝てなかったんですかね?謎です。
3位 ウォーズマン vs ラーメンマン

とにかくウォーズマンは全試合トラウマになる内容でしたが、この試合が一番トラウマになる試合でした。
とにかくウォーズマンが強すぎて、とにかく恐ろしい存在でしたね。
2位 キン肉マン vs ロビンマスク(グランドキャニオン)

この試合もいい試合でした。
最後はロビンマスクがカッコよかったですね。
この試合で二度とリングに立てない身体になったようですが、あっさりアトランティスと戦ってましてね・・・笑
1位 キン肉マン vs ウォーズマン

とにかくウォーズマンが強く、怖かったですが、キン肉マンも必死に立ち向かい、ファイティングコンピューターを徐々に狂わせていくのがカッコよかった。
最後のキン肉バスターも秀逸でしたね。
この試合で両者が流した血の量は10リットルと言われていますが、と言ってもキン肉マンだけですよね・・・笑
まとめ
そんな感じで思ったより長尺で書いてしまいましたが・・・
「怪獣退治」「第1回超人オリンピック」とか全部シリーズ分けても良かったなと思う位、まだまだ書き足りないですね笑
やはり改めてキン肉マンという漫画を僕は本当に好きだったことを実感しました。
そんな感じで次回は「7人の悪魔超人」編を紹介しましょう。
