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#382 アルバム論12|STYLE / LUNA SEA(1996)

LUNA SEAのアルバムについてはしばらく書かないと断言してはいましたが、A型という性格上どうしても一度に全てをやり切ってしまいたい血が騒ぎ出したので、LUNA SEAの5thアルバム「STYLE」に関して紹介します。

過去のバックナンバーはこちらから!思えば随分書いたものです。




STYLEをリリースした時期のLUNA SEAは?

これくらいの時期です、カッコ良かったですねえ


STYLEがリリースされたのはまだ覚えていますが1996年の4月22日、奇しくも僕の13歳の誕生日にリリースされたのです。

この時期、既にLUNA SEAを認知しておりましたし、オリコンチャートの中でも「イケてる集団」として認知されておりました。
95年のLUNATIC TOKYOで東京ドームを確か速攻SOLD  OUTさせて、その年にリリースしたイケてるシングル「DESIRE」、そしてその翌年の3月にリリースされた「END OF SORROW」はともに初登場1位で、もう飛ぶ鳥を落としまくる勢いでした。
僕はシングルの前者をサッカー部のMに買ってもらい借りて聴き、後者をサッカー部のHに買ってもらい借りて聞く懐を痛めないスタイルで両方を視聴してました笑

で、STYLEがリリースされた時、ちょっと買おうかなと迷いもしたんですが、結局買わなかったですね。あまり覚えてないですが、ただ当時はまだそこまでLUNA SEAの魅力が分からなかったので「見(けん)」でいたんでしょう。


STYLEとの出会い

中3くらいで定価ではなく、中古で買った記憶があります。

初期衝動バリバリだった1stの「LUNA SEA」、メジャーデビューし鬼の2TOPをドロップした2nd「IMAGE」、世界観を磨き上げた3rd「EDEN」、バンドマジックが起きた自信作4th「MOTHER」と比較すると、もう大人なサウンドなんです。洗練されているというかなんというか。
多分テクニックとか、当時から上手かったですけどこの時期がピークだったんじゃないですかね?めっちゃ適当に言ってますけど笑

で、この後全曲レビューをする前に書いてしまうのもアレなんですが、アルバムを通してシングル曲以外で突き抜けた曲が正直少なく・・・
ちょっと個人としては物足りない作品でしたね。

STYLE 気合いの全曲解説!

1. WITH LOVE

いきなりバラードを持ってきました。この展開は嫌いではないです。
「せめて抱きしめて」シチュエーションは分からないですが、リズムもテンポもメロディも優しい曲です。

98年のクリスマスにWOWOWで生放送でやっていたSHINING BLIGHTLYを録画して狂ったように見ていたんですが、そこでもこのWITH LOVEは演奏しておりました(が、早送りしていた記憶があります笑)

これまでのアルバムではFATEとかJESUSとかLOVELESSが一発目だったので、若干エッジには欠けますが、これはこれでいいかと思います。


2. G.

このアルバムで一番好きな曲はこれですね。
過去のバンド論「LUNA SEA編」のBEST10でも、このアルバムから唯一セレクトしたくらい思い入れの強い曲です。

やはりLUNA SEAのアルバムは2曲目がいい。
これまでの2曲目はTIME IS DEAD、dejavu、BELIEVE、ROSIERですが、そこと比較しても負けないくらいのカッコよさがあります。

元々、従兄弟の家で聞いていて「突き刺さる」というサビの曲がLUNA SEAにあることは知っていたんですが、それがこの曲だったとは知らずに、98年くらいにこのCDを買って「ようやく会えた」と思ったものでした。

まさにJが作った、J感バリバリの曲で、そのテンポといいグルーヴといい最高に好きですが、RYUICHIのヴォーカルもいいんです。「Sweat To God!」の所ですね。
ちなみに言うまでもなくこの曲のGはGodのGですね。

勝手な想像ですが、この曲の満足度が高かったが故、このような攻撃的でメロディアスな曲は全体的に少なめだったのかなとも思ってます。


3. HURT

イントロのリフが印象的な曲ですね。
ユニゾンで刻む壮大で、メロディアスなイキフンを醸し出します。
ただ、曲調はシンプルで抑揚があまりなく、そこまで琴線に触れる曲では無かったのですが・・・
今回セレクトしたタイミングでライブ版で聞いてみると、「あれ、この曲こんなカッコよかったっけ?」と思う曲でした。
さすがJが作った曲なだけありますね。


4. RA-SE-N

この曲も正直当時はそんな琴線に触れなかったのですが、この曲はかなりPUSHされている、推されてる曲だったので聴いてました。前作で言うFACE TO FACEと同じグループにいる曲ですね。
とにかく変拍子で、ヘヴィーで、ダークで、LUNA SEAのある種魅力を体現している曲であり、メンバーは気に入っているのかなと思います。
「ああ、もっと傷ついても」のあたりから、それに続くギターソロの当たりが一番好きですね。
そしてこの曲は調べるまでもなくずっとINORAN先生の曲だと思ってましたが、Jだったんですね。ビックリしたぜ!


5. LUV U

「ラブ・ユー」と読みます。
このLUVは「LOVE」のスラング表記、砕けた表現で、LUNA SEAというか歌詞を書いているRYUICHIはこの「LUV」が好きで、よく使ってますね。

で、これまでLUNA SEAはc/wの曲をアルバムに収録しなかったのですが、謎にこの曲はDESIREのc/wなのに、シレッと本作STYLEにも収録されています。その真意は果たして?
ちなみにGLAYとかミスチルは今は違うでしょうが当時はズルいので、シングルのc/wに過去に出したアルバムの曲を使ったりしてましたね笑

そんな感じで曲の解説はあまりしていないですが、まぁSEXに明け暮れる男女の曲ですね笑


6. FOREVER & EVER

このアルバムのコアとなる曲ですが・・・まぁ、長い!笑
前作のGENESIS OF MINDも長いですが、それより長いです笑

ラストのSELVESが個人的に弱いと思ったので、この曲が最後で良かったんじゃないかなと思いますが、途中に置きたかったんでしょう。

この曲で思い出すのは、高校時代にすごいLUNA SEA好きがいたんですけど、高校の卒業アルバムの制作委員とかをやっていて、そんな彼が最後この曲を引用した歌詞をアルバムに綴ってましたね笑
ふと思い出しました笑

そんな感じでちょっとXっぽいエッセンスもある曲ですが、メロディも良くて歌詞も優しい、そんな良い曲です。
ただ、長い笑


7. 1999

エッジの効いた曲でちょっとおふざけというかイキフンを変える、前作で言うIN FUTURE的な曲ですね。
1999という、まさにこの時期でしかタイトルに出来ない曲です。
全曲とは対照的に短く、ノリも良くて結構好きな曲でしたね。

ライブバージョンで見ると更にカッコいい。この時期のRYUICHIは本当にカッコいいです。
そして音源で、最後にフェードアウトして「I Need You」と女性の声が聞こえるところまで良かったりします。


8. END OF SORROW

ここからシングルが3曲並びます。
まずはEND OF SORROW。この時期のLUNA SEAはマジで天下を取っていたと思っていますが、まさに王者の貫禄のシングルでした。

とにかくシンプルな構成ですが、もう歌詞が良いですね。
「幾千の星に抱かれて ロマンを叫び続けて」という歌詞がこの曲の世界観を物語っています。
謎にアルバムの曲の方が好きになり、一部を除くシングルをそんなに激しく聞かなくなってしまいましたが、久しぶりに聴いたらやはり名曲でした。

俺の友達がカラオケでこの曲を歌うのがめっちゃうまくて、特にロマンと所を「ルォマン」というあたりが非常に秀逸だったりしましたね笑


9.DESIRE 

そしてこの曲もなかなか破壊力がありました。
当時小6で、この時期くらいからチャートを追っかけていたのでリアルタイムでLUNA SEAも認識していましたし、この曲も認識していましたが、当時小学6年生の僕には結構「大人な曲」に感じたものでしたね笑
「何故 時は堕ちてく」とか、「激しく胸が張り裂けそうさ」とか笑

とにかくリフがかっこいいし、サビもカッコいいですね。
盛り上がるべくして盛り上がる、売れるべくして売れた曲と言えるでしょう。


10. IN SILENCE

シングルカットされた曲で、初めてタイアップがついた曲でした。
(調べたらタイアップがついたのでシングルカットされたとの記述でした)
LUNA SEAもポリシーでNOタイアップでやっていたのはカッコよかったですね。

そんな感じでこのアルバムの中ではポップですし、一番シングル向きな曲なので、切られるべくして切られた感じもしますね。

僕らは世代なので中学、高校、大学とLUNA SEA好きは一定数いましたが、この曲をフェイバリットに挙げる人間が常にどのセクションにおいてもいた記憶があります。
確かにINORANはアコギを引き、SUGIZOは変態リフを弾くそのコントラストはかなりカッコいいので納得できるんですが、「そこまで・・・?」とも思ったり思わなかったり笑

そして有名な話ですがこのPVに出てくる少年は若き日のウエンツ瑛士ですね、


11. SELVES

このアルバムSTYLEを締めくくる最後の曲です。
実験的な曲で、メンバーの満足度は高い曲とのことですが、オーディエンスとして言わせてもらうと少し物足りないというか何というか。
どうしてもPrecious…とかWISHとかSTAYとかMOTHERに並ぶとキツイですし、だからこそForever & everで行くべきとも思いましたが。

趣味に走ってオーディエンスを置き去りにしてる感がありますが、まぁそこがLUNA SEAの良いところだったりもするんですが笑

そんな作品でSTYLEは締め括られます。


おまけ1. TWICE

アルバム未収録、シングルのc/wも振り返りましょう。
このTWICEはEND OF SORROWのc/wなんですが、いいんですよこの曲も。
LUNA SEAのc/wの中では一、二を争う綺麗なメロディで、結構好きでした。

LUNA SEA好きの上級者とカラオケに行ってこれを歌うと、しっかりサビで「きーかーせてー」とコーラスを入れてくれるので◎ですね笑


おまけ2. Ray

この曲は全然知らないんです笑
c/wを含むシングル曲を全部集めたSINGLESという2枚組のアルバムをこの後LUNA SEAはリリースして、どっちかというとc/wが収録されたdisc2の方が聞いていたんですが・・・マジでこの曲は印象にない笑

久々に聞いてもあまり印象に残らない曲でした笑
Rayってのは、「光」なのか「名前」なのか難しいところですね。


まとめ

今回も例によってメニー・メニー・ワードで書いてしまいました。
次回はSHINEですね。SHINEを開設して、LUNA SEA沼からようやく離れられそうですが、次にはX沼と黒夢沼とかも控えてると思うと戦々恐々笑
ただ、ミスチルとかも、「kind of Love」「Versus」「Atomic Heart」とかクソほど書けたりもするので、このバランス感覚がちょっと不明になりつつありますが・・・
引き続き、インスポレーションに従って名盤を紹介したいと思います!以上!

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