美味しい香りと、愛おしい日々を閉じこめて|はじめましての自己紹介
ジュウワァーッ……とフライパンが鳴って、あっという間にガーリックの香ばしい匂いが店中を包み込む。
はじめまして。私は今、ガーリックシュリンプの専門店で働いているしがない店員です。
飲食店って、なんだか不思議な仕事だなあ……と、毎日実感しています。
お客さまの前に並ぶのはお皿の上の料理だけれど、その裏側には、朝早くからの仕込みがあって、スタッフ同士の他愛ない会話があって、最後に届く、美味しかったの笑顔がある。声がある。
毎日同じサイクルを繰り返しているようで、実は一瞬として同じ日なんてありません。忙しさに目が回りそうな日も、失敗して、反省してはトボトボと帰る日もあるけれど、料理を前にパッと嬉しそうな顔をするお客さまを見ると、やっぱりこの景色が好きだなと、しみじみと思うのです。
ここでしか起きない愛おしい出来事や、新メニューの裏話、たまには全然関係ない話も。お店の熱気と美味しい香りをそのまま閉じ込めるように、言葉にして残してみようと思います。
──舞台は、赤坂の路地裏にひっそりと佇むガーリックシュリンプ専門店。もしどこかでこの記事を見かけたら、いつでもふらりと、美味しい香りを嗅ぎにきてくださいね。
これからどうぞ、よろしくお願いします🌺

