「本との出会い方」は人それぞれ
デイリースポーツさん、ありがとうございます。素晴らしい記事ですね。
阪神タイガース・藤川球児監督を支えるバイブルとして↓が紹介されています。
「覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰~」(サンクチュアリ出版)です。256ページでお値段は税込1650円。著者は「図解 モチベーション大百科」(同)などで知られる池田貴将さんです。
80万部突破のベストセラー。私の職場でも売れ続けています。レジにおける体感だと、意外に若い客層が買ってくれているような。「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」(いずれもダイヤモンド社)などと並び、思想・哲学書の棚で不動のレギュラーを勝ち取っている一冊です。
2010年代のある時期から、タイトルに「超訳」を冠した本が出るようになりました。「超訳 ニーチェの言葉」や「超訳 論語」(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)など。興味はありました。ただ私の場合は「超訳もいいけど、まずは本人の言葉に直に触れたい」という考えが強く、あえて避けていたかもしれない。
一方で、吉田松陰については関連本をいくつか読んできました。司馬遼太郎「世に棲む日日」(文春文庫)や↓など。
松陰が師事した佐久間象山や松下村塾の門下生である高杉晋作についても何冊か読み、自分なりに学んできました。彼の人生哲学に関する印象がある程度できあがっています。いいタイミングできっかけをいただきました。
本来は「超訳」から入り、深堀りしたくなったら原書や専門書へ挑むのが正しい順番なのでしょう。基本的にはそちらを推奨します。でも本との出会い方は人それぞれ。どれかひとつだけが正解なんてことはない。ドストエフスキーに関心を抱き、いきなり新潮文庫の「カラマーゾフの兄弟」を買った知人を思い出しました。全然アリなのです。
「覚悟の磨き方」ぜひ。
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