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「時すでに遅し」となりませんように

これはどうなんでしょうか。

高橋ヒロム選手とEita選手のGHCジュニアヘビー級選手権は、同王座を管理するプロレスリング・ノアの10月11日両国大会でおこなわれるとすでに発表されています。その試合を見たくて休みを取り、チケットを買ったファンは少なくないでしょう。

にもかかわらず、新日本プロレスの9月28日神戸大会で組まれている「高橋ヒロム vs 石森太二」が、急きょGHCジュニアヘビー級王座を懸けたタイトル戦へ変更されました。

勝った方が、両国大会でEita選手の挑戦を受けることになります。少なくとも公式はそう発表している。にもかかわらず、石森選手が「ノアのリングで防衛戦をする気はない」とコメントしているのが事態をややこしくしています。

もしかしたら神戸大会のチケットがあまり売れていなくて、テコ入れとしてタイトルマッチを押し込んだのかな、と妄想してしまいました。ただでさえ、昨年の後半ぐらいから新日本は王座戦を乱発気味なので。

ノアのジュニアヘビー級で戦っているレスラーは当然面白くないでしょう。ただ私の想像ですが、王者の高橋ヒロム選手も言葉にこそ出さないけど少なからず思うところはあるのかなと(形としては彼の意向でこうなったことになっていますが)。Eita選手とのタイトルマッチを楽しみにしているのが前哨戦の攻防から伝わってましたし。

石森選手のコメントも、望んでいないタイミングでタイトル戦を組まれたことへの反発なのかもしれない。彼はかつてノアのリングでGHCジュニアヘビー級王座を405日間保持し、10度も防衛しています。口では「欲しくない」と言っていても、思い入れがないわけはない。そんな大事なベルトへの挑戦を、こんな雑な感じで決められたら。

目先の利益至上主義でもっと大切な何かを失い、時すでに遅しとなりませんように。

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