【雑記】季節の移ろいを感じる、ささやかな幸せ
こんにちは。市役所職員のボンベイです。
9月に入っても、まだまだ暑さは厳しいままです。
日中は照りつける日差しに汗をぬぐいながら、まだ夏が続いているような気分になります。
けれど、ふとした瞬間に「季節はちゃんと進んでいる」と気づかされることがあります。
日本の四季は素晴らしい。自然の素晴らしさを五感を使って感じる。
そんな場面を綴っていきます。
1.耳で感じる季節感
私にとってその一番大きなきっかけは、自転車通勤です。
私の住んでいる地域は車社会なので、職場でも多くの同僚は車通勤ですが、日々、自転車で街を走り抜けています。
そのおかげで、風の匂いや虫の声、影の伸び方といった細かな変化を、肌で感じられるのです。
たとえば「耳」で感じる季節のリレー。
夏の始まりは、ニイニイゼミの声がちらほらと聞こえ始めるところから始まります。
それがやがてクマゼミの大合唱に変わり、街全体が夏一色に包まれる。
お盆を過ぎると、急にその声が止み、代わりにツクツクボウシの鳴き声が主役になる。
その移ろいを聞いていると、ただ暑いだけの夏にも、きちんと節目があるのだと気づかされます。
さらに夕方になれば、コオロギやスズムシの声が響き始め、「秋は確かに近づいている」と耳が知らせてくれるのです。
ちなみにセミの鳴き声で1番好きなのはヒグラシですが、平地にはいないので、なかなか聞けないのが残念です。
2.目で感じる季節感
「目」でも季節を感じます。
信号待ちで、私はいつも電柱の細い影に身を寄せています。
(ちょっとでも直射日光を避けたい…!)
真夏の頃は影が短く、身を隠す場所もほとんどありません。
ところが9月に入ると、影の伸びる方向や長さが少しずつ変わっていきます。
こんなところから、太陽の位置が変わったことがわかります。
そのわずかな違いに気づくのは、自転車通勤だからこそかもしれません。
何気ない影が、季節の時計の針のように見えてきます。
3.肌で感じる季節感
そして「肌」で感じるのは、朝晩の風です。
日中の暑さはまだ厳しいものの、朝早く自転車を走らせると、ふわっと涼しい風に包まれることがあります。
夜の帰り道、空気が少し乾き、夏の熱気から解放されていることに気づく。
こうした感覚もまた、車では味わいにくい、自転車ならではの特権だと思います。
4.仕事だけに追われる毎日から、小さな喜びを感じられる毎日へ
一方で、日中や夜の多くの時間は、オフィスや自宅といった快適な空間で過ごしています。
エアコンの効いた安定した環境は、快適に仕事や生活を続けるには欠かせません。
でも、その便利さと引き換えに、私たちは「自然の移ろい」と少しずつ切り離されているように思います。
日本には四季があり、豊かな自然を感じられる環境があるのに、それを堪能する余裕がなく過ぎていくのは、どこかもったいない気がします。
だからこそ、自転車通勤で感じるこうした小さな発見は、私にとって大切な時間です。
また、忙しい日々に追われていると、季節の変化そのものを見逃してしまうことも多い。なかなか意識を向ける余裕がなくなってしまいます。
自転車での通勤中もつい仕事のことを考えてしまいがちですが、もっと周りの素晴らしい自然に意識を向ける余裕を持てたらいいなと思います。
市役所退職までの残り半年、自転車で季節を感じながら通勤する時間を、ささやかな贅沢として大事にしていきたいと思います。

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市役所を離れ、4月からWebライターとして新たな一歩を踏み出します。
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