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「なんでも作ろうとする子ども──図書館の本と家庭科の授業から」ことり日記|第三十二話

子どもは、図書館の本を見ながら、色々なものを作っていました。料理だけでなく、工作も。家庭科の授業で、先生も驚くほど。「なんでも作ろう」とする子どもの姿に、私は成長を感じました。


図書館の本から広がった世界

子どもとよく図書館で料理の本をよく借りてきました。
「お母さん、これ作ってみたい!」
その一言から、私たちの本を教科書にした料理時間が始まりました。
家庭科の教科書にも、炊飯器で作るケーキなどのレシピが載っており、家でも一緒に試しました。
本を開いて、材料をそろえて、手順を確認しながら進める。そんな時間が、次第に子どもの「なんでも作ろうとする姿勢」を育てていったように思います。


私の調理カード

実は、私は今でも自分の高校時代の調理カードを持っていて使っています。
ホットケーキのレシピ。
今でも、そのレシピで作っています。


家庭科の授業で書いていた感想

子どもは家庭科の調理実習が大好きで、授業の感想を書いていました。
「こんな美味しいのは初めて食べました」
「出汁が効いていて、すごく美味しかったです」

味の違いやコツについて、驚くほど細かく書いていて、読みながら思わず笑ってしまいました。
「家ではあまり美味しいものを食べさせていないのかな」と、思われる・・ふと私自身が思ってしまうほどでした。
でも、きっと先生にとっては嬉しい感想だったと思います。
子どもが美味しいと感じたその瞬間を、素直に書いていたのでしょう。

生きる力や、料理の本質を教えてくれました。


なんでも作ろうとする

子どもは、料理だけでなく工作や道具づくりなど、あらゆるものを「まず自分で作ってみよう」とします。
代わりになるものはないか。
応用できる方法はないか。
手を動かしながら考える姿は、幼い頃から変わっていません。

図書館の本や家庭科の授業が、そんな思考の土台を作ってくれたのだと思います。
そして、私自身にも似たところがあるのかもしれません。


生きる力

なんでも作ってみようとする姿勢は、生きる力そのものです。
買わなくても、自分で作れる。
工夫すれば、なんとかなる。
その感覚を子どもが持ってくれたことが、私はとても嬉しいのです。

図書館の本にも、家庭科の先生にも感謝しています。
そして、子どもと一緒に手を動かした時間は、今も私の大切な宝物です。

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