相談会と、無我夢中だった頃のこと|ことり日記|第三十七話
通信大学では、一度の試験で、
いくつかの教科をまとめて受けられた記憶があります。
うまくいかないこともありました。
落ちたこともあります。
そのときは、また次のテストを受けました。
それだけのことでした。
途中、レポートや単位取得についての相談会もありました。
私はなかなか行く機会をつかめず、
要領も分からないまま、後の方になって参加しました。
すると、
「スクーリングが足りないかもしれない」
そんな指摘を受けました。
その場で待っていた仲間が、
私のことを、えらく心配してくれていたそうです。
私はそのとき、
ただ話を聞くことで精一杯でした。
遠い場所まで、新幹線で行くしかなかったこともあります。
正直、どうしていたのか、
今では細かく思い出せません。
無我夢中でした。
あとになって、仲間から言われました。
「挽回がすごかったよ」
「どうなるかと思っていた」と。
その言葉を聞いて、
ああ、私は必死だったのだな、と思いました。
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