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節約ですか──副担任の一言が心に残った日|ことり日記|第三十三話

子どもと一緒にお菓子や料理を作るのが、私たちの生活の一部でした。美味しいから、楽しいから。でも、ある日の保護者会で言われた一言が、今でも心に残っています。


子どもとお菓子作り

子どもと一緒にお菓子や料理を作るのが、生活の一部でした。

クッキーも、ケーキも、パンも。

子どもはいもが好きでした。

だから、フライドポテトもよく作りました。


ポテトチップス

ある日、子どもが言いました。

「お母さん、ポテトチップス、作ってみたい」

いいね、やってみよう。

じゃがいもをスライスして、水につけて、水気を切って。

油で揚げて、塩で食べました。

「美味しい!」

出来立てのポテトチップス、たくさん食べられます。


コンソメアイデア

食べていたら、急に子どもが言いました。

「コンソメキューブ、すりおろして、コンソメ味で食べてみたい」

えっ?

やってみました。

コンソメキューブをすりおろして、ポテトチップスにかけて。

「美味しい!」

びっくりのアイデアに、驚きました。

子どもの発想って、すごいですね。


美味しいから

手作りのポテトチップス。

そういう食べ方が普通で、なんとも思っていませんでした。

単に美味しいからという理由でした。


高校の保護者会

子どもが高校生になった時のことです。

初めての保護者会。

担任と副担任がいました。

副担任は、当時の私よりも若い男性でした。

雑談の中で、私がポテトチップスを手作りしている話をしました。

すると、副担任が言いました。

「節約ですか」


心に残った言葉

その時は、「自分で作ったほうが美味しいからです」と答えました。

「手作りで食べられるっていうのを知らない人なのかな」って思っていました。

でも、後から考えたら。

私がお金がない人と思って、そう言ったのかな。

どういう意味で言ったのかな。

もしそうなら、子どももそういう視点で見られているのかな。

頭の中を、ぐるぐる。

妄想が広がりました。


今でも疑問だけど

「節約ですか」という一言。

どういう意味だったのか、今でも疑問です。

お金がないと思ったのか。

手作りを知らなかったのか。

でも、どうでもいいんです。

私たちは、単に美味しいから、作っていました。

安全で、美味しいものを食べる。

それが、私のスタンスです。

子どもと一緒に作った時間も、楽しかったです。

あの時間は、確かに私たちの宝物でした。

「節約ですか」と言われても、それは変わりません。

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