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受賞の知らせ|ことり日記|第四十三話

週末でした。

ソロプチミストの担当の方から、 電話がかかってきました。

たぶん、仕事が休みの日を 選んでくださったのだと思います。

受賞しました、と。

電話の向こうの声が、 私よりも喜んでいるようでした。

すぐに、子どもに伝えました。

正直、嬉しかった。

寝る時間を削って、 何度も書き直したあの原稿が、 報われたと思いました。

初めてのことで、 出せばいいだけ、と思っていました。

ちゃんと審査があって、 選ばれるものだったのだと、 その時に初めて知りました。

必死で生きてきただけの日々が、 誰かに選ばれたのです。

でも

電話で授賞式の話になった時、 ふと、よぎりました。

仕事を、休まないといけない。

現実に、戻りました。

喜びに浸る暇は、 あの頃の私には、 ありませんでした。

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