憧れの年代になって|ことり日記|第五十六話
贈呈式で出会った、 ソロプチミストの方々のことを、 今でも思い出します。
親切で、所作が美しくて、 どんな人にも同じように接する。
当時の私から見れば、 年配の方々でした。
こういう女性になりたい。
あの頃、そう思いました。
あれから、年月が経ちました。
気がつけば、私は今、 あの方たちの年代になっています。
あの方たちに、近づけたでしょうか。
まだまだです。
でも、職場の若い人に 差し入れをするとき。
誰かに、丁寧に接しようとするとき。
ふと、あの方たちの姿が よぎることがあります。
憧れは、消えていませんでした。
憧れの人と同じ年代になっても、 まだ憧れていられる。
それは、幸せなことかもしれません。
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