見出し画像

🕊 巫女覚醒の記録 第一話― 龍神が降りた日 ―

あの日、お堂の静けさの中で、私はただそこに“在る”ということに身をゆだねていた。

すると、ふいに空氣が変わった

風がぴたりと止み、
光が翳り、
まるで天地の間に“間”が生まれたかのような沈黙。

そして次の瞬間
無数の鳥たちが一斉に鳴き始めた。

それは、自然の叫びではなかった。
天からの合図。神々の口上。龍の降臨の響きだった。

大地がその鼓動を止め、
空がその音を預ける中、
鳥たちだけが“声”を託され、
私の魂を震わせた。

その瞬間、私は感じた。
見えない存在が、この場に“降りた”ことを。

目には見えずとも、空間のすべてが震えていた。
それは、龍神の降臨。
天地の交差点に現れる聖なる存在。

そして、この身の内を通して、かつての記憶が呼び覚まされる。

私は知っている、この感覚を。
忘れていた祈りの舞、龍に捧げる言霊、
そのすべてが魂の奥からよみがえってくる。

その日、友人が撮ってくれた一枚の写真には、
私の頭上を横切る虹色の光。
そして空間の中に浮かぶ「目」のような模様。

それは、龍の尾の軌跡。
それは、天の眼差し。
それは、見守られているという、確かなサイン。

私の中の巫女は、再び目を覚す。
それは決して、幻想(錯覚)ではなく、
長い眠りから覚めた魂の覚醒の記録。


🌿

私はこれからも、
見えない世界とこの地上を結ぶ“祈りの橋”で在りたい。

この記録は、
ただの体験談ではなく、
同じように何かを感じはじめた誰かの魂への、呼び水であることを願って。

🌕龍の背に乗り、私は歩み出す。
神と共に、いのちの光を響かせる道を


いいなと思ったら応援しよう!