【歌詠み師UTAKOの感情読解 #03/なぜ夢中になった翌日、動けなくなるのか?】
歌詠み師UTAKOの感情読解 #03
「なぜ夢中になった翌日、動けなくなるのか?」
インスピレーションが湧いて止まらないときのUTAKOの脳内はこんな風になってます。
気がつけば、
何時間も経っていた。
動画を作る。
画像を選ぶ。
プロンプトを考える。
修正する。
また作る。
次々とアイデアが浮かぶ。

楽しい。
もっと作りたい。
もっと良くしたい。
もっと表現したい。
久しぶりに感じる高揚感だった。
時間を忘れるほど夢中になっていた。
なのに。
終わった瞬間だった。

頭が痛い。
吐き気がする。
身体が重い。
立ち上がる気力もない。
さっきまであんなに楽しかったのに。
なぜだろう。
好きなことをしていたはずなのに。
どうして私は動けなくなっているんだろう。
そんなことを考えた。
⸻
実は、
こういう人は少なくない。
好きなことを始めると止まらない。
夢中になる。
時間を忘れる。
そして。
後から倒れる。
寝込む。
動けなくなる。
自己嫌悪する。
「またやりすぎた」
と。
でも私は思う。
好きだからこそ、
止まれないのだ。
⸻
人は本当に好きなことを見つけると、
疲労を感じにくくなる。
身体は疲れている。
目も疲れている。
脳も疲れている。
でも、
心が喜んでいる。
だから、
気づかない。
限界を越えていることに。
まるで。
子どもが夢中で遊んでいるみたいに。
「もう帰る時間だよ」
と言われるまで、
空腹も疲労も忘れてしまう。
あの感覚に近い。
ただ。
大人になると少し違う。
子どもの頃は、
親が止めてくれた。
でも大人になると、
止める人がいない。
だから。
自分で自分を止めなければならない。
それが意外と難しい。
特に。
頑張ることに慣れてきた人。
期待に応えることで生きてきた人。
自分の限界より、
やるべきことを優先してきた人。
そういう人ほど、
気づかない。
身体からのサインに。
頭痛。
吐き気。
眠気。
だるさ。
無気力。
身体はずっと前から、
教えてくれている。

「もう少し休んで」
と。
⸻
でも私たちは、
なかなか聞かない。
なぜなら。
休むことより、
進むことの方が得意だから。
止まることより、
頑張ることの方が慣れているから。
そして、
もうひとつ。
本当は、
止まることが怖い人もいる。

何かをしている時は、
安心できる。
作っている時。
学んでいる時。
誰かの役に立っている時。
そこには、
存在価値を感じられる瞬間がある。
でも。
何もしていない時間になると。
急に不安になる。
私は大丈夫だろうか。
これでいいのだろうか。
ちゃんと進めているのだろうか。
だから、
動き続ける。
頑張り続ける。
好きなことですら、
全力で走り続ける。
そして。
ある日、
身体が先に止まる。
頭痛や吐き気という形で。
まるで、
強制終了ボタンを押すみたいに。
⸻
私は思う。
好きなことをして苦しくなる人に必要なのは、
もっと頑張ることじゃない。
もっと休むことでもない。
きっと。
「止まっても大丈夫」
を覚えることなんだと思う。
作らない日があってもいい。
進まない日があってもいい。
何も生み出さない日があってもいい。
それでも、
あなたの価値は減らない。
⸻
好きなことを続けるために。
全力で走ることよりも。
途中で座ることを覚える。
それは怠けではなく、
才能を長く生かすための技術なのかもしれない。
⸻
もし今、
好きなことをしているのに苦しいなら。
それは、
情熱が足りないからじゃない。
むしろ逆だ。
あなたは、
それだけ本気だったのだと思う。

だから今日は。
少しだけ休もう。
また次に
続きを楽しむために✨
END
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