論文の書き方のちょっとした工夫――「日本語としておかしい」と言わせないために
こんな経験ありませんか?
昇格試験の論文で「日本語としておかしい」と言われてしまった
一生懸命書いたのに「結局何が言いたいの?」と指摘された
内容は悪くないのに、評価が低くて実力を正しく伝えられない
私も、まったく同じ経験をしました。
初めての昇格試験に挑んだとき、自信を持って提出した論文を上司に返された瞬間、こう言われたのです。
「うーん……何が言いたいのか分からないね」
その場で顔が赤くなるのが分かりました。
努力したのに伝わらない。悔しさと情けなさでいっぱいでした。
実は「知識不足」が原因ではない
それから私は、何度も練習を繰り返しました。
専門書も読みましたし、文章術の本も買いました。
でもなかなか改善されなかったんです。
そんなときに気づいたのは、
評価が低いのは知識が足りないからではなく、文章の組み立て方に問題があるという事実でした。
そして、あるシンプルな方法を取り入れたことで、文章は劇的に変わり、次の試験では高い評価を得られるようになったのです。
この記事で得られること
この記事では、私が実際に使って効果を実感した「文章の客観的チェック法」を紹介します。
読み進めれば、こんな変化を感じられるはずです。
「なぜ自分の文章が伝わらないのか」が分かる
今日から使える、再現性の高い改善法が手に入る
論文試験でしっかり評価される文章が書けるようになる
はじめに
昇格試験や社内研修で課される論文は、知識や経験だけでなく、論理的に伝える力を測る試験でもあります。
しかし、多くの受験者が以下のような指摘を受けがちです。
「この文章は日本語になっていない」
「何を言いたいのかわからない」
「主語と述語が合っていない」
「全体的に文章がおかしい」
内容そのものは正しくても、文章が読みづらければ評価は下がります。
では、どうすれば読み手に伝わる論文が書けるのでしょうか。
この記事では、誰でも実践できる工夫を紹介します。
必要なのは、インターネットとスマホまたはパソコンだけ。
論文を自宅で仕上げる人に適した方法で、活用すれば文章力は確実に向上します。
1. なぜ「日本語としておかしい」と言われるのか
まずは、よくある問題点を整理してみましょう。
1-1. 主語と述語が一致していない
例:
「私が今回の改善活動で考えたことは、業務効率化が必要であるため。」
→ 「ため」で終わっており、述語が存在しません。文章が途中で途切れています。
1-2. 何を主張しているのか不明確
例:
「業務改善を進めることは重要であり、効率化にも必要であり、さらにコスト削減にもつながる。」
→ 論点が散らばっており、結論が見えません。
1-3. 冗長で不自然な表現
例:
「効率化の取り組みによって、コスト削減や業務効率を改善する効果を上げることが期待できる。」
→ 「改善する」「効果を上げる」「期待できる」が重なり、冗長になっています。
これらはいずれも「日本語として読みにくい」と判断される典型的な原因です。
ここからは、「日本語としておかしい」と言われない文章の書き方を解説していきます。
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