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数年前の「東京ディズニーランド貸し切り体験」を思い出して

数年前のこと。
講談社の「春のマンガまつり」で当選し、東京ディズニーランドの貸し切りイベントに行くことになった。人生初の貸し切り体験だ。

正直、普通のパークチケットだったら誰かに譲っていたかもしれない。でも「貸し切り」という言葉の響きに惹かれた。めったにない機会だし、これは行くしかない。


10月の夜、少し肌寒く

開催は10月上旬。
当日は17時ごろに到着したのだが、開園はたしか19時前後。外で待つ時間は少し肌寒く、じっとしていると冷えた。今振り返ると、小さな折り畳み椅子を持っていけばもっと楽に待てたかもしれない。

並び始めた頃は、前の方の位置を確保できたが、周囲にはすでに多くの人。
「貸し切りっていっても、やっぱり結構人いるな…」と思っていた。


開園、そして「人はどこへ?」

いざ入園。
すると驚いたことに、あんなにいたはずの人たちが、ぱっと散ってしまった。
どこへ行ったのか分からないくらい、目の前から人影が消える。

乗り物系アトラクションはほぼ待ち時間なし。
多くても10分以内、むしろ0分で乗れることも多々あった。
あっ、ベイマックスだけちょっと混んでたかな、2-30分?

普段なら「あと60分待ち」の表示を見てため息をつくような人気アトラクションも、スイスイ進めてしまう。夢の国が、文字通り夢のように感じた瞬間だった。


あっという間の数時間

時間は驚くほど早く過ぎていった。
どこへ行ってもスムーズ、景色も夜景も素敵で、気づけば閉園時間。

貸し切りは、同じパークでも全く別の体験に変えてしまうんだと実感した。
本当に来てよかったと思える夜だった。


またいつか

あれから年月が経った今でも、あの夜の空気を思い出せる。
特別なチケット、特別な時間。

またいつか、あのガラガラで不思議なディズニーランドを体験してみたい。

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