ひとり旅 嵐山
前回の鈴虫寺観光の続きです。
鈴虫寺を出たあと、「せっかくだし嵐電に乗りたいな」と思って、そのまま嵐山方面へ歩いて向かいました。鈴虫寺から嵐山までは30分くらい。道中は少し田舎っぽい落ち着いた雰囲気で、ゆっくり歩くにはちょうどいい道でした。ポッドキャストで三宅香帆さんのラジオを聴きながら、のんびり散歩感覚で向かっていました。
しばらく歩くと、大きな川と、その上にかかる木造の渡月橋が見えてきました。初めて見た感想は、「これぞ渡月橋だ…」って感じ。写真や映像で何度も見てきたはずなのに、実際に目の前にすると存在感が全然違いました。空気も景色もどこか淡くて、
限りなく白に近い水色みたいな印象でした。

橋の手前の川沿いのベンチで少し休憩してから、またゆっくり歩き始めました。
嵐山の観光街は、車道を挟んで食べ歩きのお店やお土産屋さん、ご飯屋さんがずらっと並んでいて、かなり賑わっていました。でも個人的には、清水寺へ向かう道よりも少し落ち着いていて好きでした。
自然が近くて、急かされずにゆっくり歩ける感じが居心地よかったです。
歩いていると、「竹林の小径 この先300m」という看板を発見。せっかくだし行ってみようと思い、そのまま竹林へ。
入った瞬間、何度もSNSや雑誌で見たことのある景色がそのまま広がっていました。全体が黄緑色のカーテンに包まれているみたいな空間で、空気まで少しひんやりしていて気持ちいい。これが無料で体験できるの、すごいなと思いました。

ただ、ゴールデンウィーク初日ということもあって人はかなり多め。どこを撮っても絶対に誰か映るので、「これは写真より記憶に焼き付けよう」と切り替えて歩いていました。
その後、今回の本命でもある嵐電に乗るため、
嵯峨嵐山駅へ。
途中、スノーピークのカフェがめちゃくちゃおしゃれでかなり惹かれたんですが、「今日は嵐電が目的」と思ってなんとか我慢して駅へ直行しました。
実際に乗ってみると、想像以上に快適でした。前方の席に座れたこともあり、かなり景色が見やすい。出発の時には駅員さんがホームで手を振ってくれていて、なんかそれだけで旅っぽさが増して嬉しかったです。
走り出してからの景色も本当に良くて、
片側には嵐山の緑、もう片側には大きな川。
自然好きな人なら絶対好きなやつだと思います。

途中、川下りをしている人たちが見えて、乗客のみんなで手を振ったりしていて、「次来る時はあれもやりたいな〜」と、新しい観光の目的まで増えました。
あと個人的に一番好きだったのが、トンネルに入る瞬間。車内が急に暗くなって、少しひんやりして、風の音だけになる感じがめちゃくちゃ心地よかったです。目を閉じていたら、そのまま寝てしまいそうなくらいでした。
気づけば15分くらいで終点の亀岡に到着。
降りた瞬間、「これ往復で乗ればよかった…」と少し後悔するくらいには良かったです。
またひとつ、「また来たい」と思える場所が増えました。
