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ねこま先生の日本昔話研究            「鍛冶屋の婆」編





こんばんは!🐯


日本の昔話を研究して
もうすぐ50年!



日本昔話研究家・ねこま先生です。




アナタは、日本昔話は好きかな?
同じ昔話だけど、地方によって、
お話が違うことがあるんだけど

そういう経験ってあるかな?



大好評をいただいたので、
今夜も、同じ昔話だけど、
地方によって異なる内容

ご紹介していこうと思います。



このシリーズは、
以下の本を、引用と参考にさせていただいております。
なお、古い本なので、現在では無い・変更された
地名もありますが、ご了承くださいね。



※タイトル表記は、本に従って漢字ですが、
 本編が始まって以降は、動物の名前は
 漢字で使う時もあるかもしれませんが、
 なるべくカタカナ表記にしたいと思います。










『日本昔話大成 第7巻 本格昔話6 (1979)』

           角川書店 関敬吾(著)









―― 普段、アナタが顔を合わせてる人たち。
旦那さん、奥さん、お爺さん、お婆さん。
そして、アナタのお子さん・・・



外に出れば、お店の店員さん。
職場では、上司・同僚。
挙げればきりがありませんが ――



そういった、いつもアナタが
顔を合わせて挨拶をかわしてる人たち。
たとえば、アナタの旦那さんや奥さん・・・





―― 本当にアナタの旦那さんや奥さんですか?




いえいえ、深い意味はござんせん。
どうか、お気になさらずに・・・




ただ、今夜これからご紹介する
むかし話をお読みになって、
「ひょっとしたら・・・」
と、思うところが相手の方にありましたら、
悪いことはいいません、お逃げなさい・・・




『鍛冶屋の婆(ばあ)』




恐らくアナタはご存知ないと思います。
あまり有名じゃないので、
定型が方言のみで長いので、
派生ヴァージョンのみご紹介します。



早速、行ってみましょう!








(高知県 安芸郡 )



―― むかーし、むかしのことじゃった。
さる高名な剣術使いの弟子の男が、
剣の道を究める旅の途中で、
この地方に立ち寄った時のお話じゃ。




「山での修行にもだいぶ慣れた。
 すっかり夜になったし、小屋まで帰るか。」



男が寝泊まりしている小屋まで
夜の山道を帰る途中・・・



「おいっ!大丈夫か!」



帰り道の途中で、若い女が倒れていた。
呼びかけても、蚊の鳴くような声で返事をして、
だいぶ弱っているようじゃった。




「小屋まで背負ってかえ・・・!?」



倒れている女を背負った時に、
男と若い女を囲むように、
たくさんの光る眼の存在に
男は気づきました。



”ワォォォォ~~~ン!”





「オオカミか・・・すっかり囲まれてる。
 かなりの数だ・・・しかも妖気を感じる。
 女を背負ってるから、逃げるのは無理か。

 
 ―― ちょうどいい場所があった。
 朝までやり過ごせるかね。」



男は、少し先にある太くて高い木に
若い娘を背負って、なんとか登った。



”今夜は、若い娘と中年の男か。”


”久しぶりのご馳走ですね。”


”男の方は、サムライみたいだから
 気を付けろよ・・・”



なにやら木の下で、
人の話し声が聞こえると思って
男が下を見ると・・・



「いつの間に!あんなにオオカミが。
 囲まれてるとは思ったが・・・
 こんなにも数がいるなんて。


 ―― しかも、人の言葉をしゃべるとは。
 妖(あやかし)か・・・


 おいっ!何やってんだ!」
 



男が驚いたのも無理はなかった。
オオカミたちは、仲間を踏み台にして、
どんどん男と若い娘がいる
木の一番高い所まで登って来たんじゃ。




「んんっ・・・
 夜明けが先か・・・
 わしらが喰われるのが先か・・・」

 



後ろで苦しそうにしている
若い娘に持っていた竹の水筒で
水を飲ませると、
自らも残っていた水を口に含み・・・



”プゥゥッ~~~!”



鞘(さや)から抜いた刀に
勢いよく口に含んだ水を吹きかけた。



「名のある名刀ではないが、


 

 ―― 天よ!若い娘の命を救うために、
 われに魔を払う力を授けたまえ!」




月明かりに照らされて
男の刀がキラリと光った時であった・・・



”ガルルルルル・・・”



遂にオオカミが男の足元まで
たどり着いて顔を出し牙をむいた・・・



”ザシュッ!・・・”




”ズバァッ!・・・”




”グシャッ!・・・”



そこからは、男は次から次へと
登ってくるオオカミを、
時には、飛び掛かって来るオオカミを、
斬って、斬って、夢中で斬りまくった。




―― 木の下に斬られて落下した
無数のオオカミの死体と血の池が出来た時、

オオカミたちは、仲間たちを踏み台にして完成した
”オオカミのはしご”を、自ら解いて下に集まっていた。




”あのサムライは手ごわいな・・・”



”ああ・・・こんなに仲間が殺(や)られるなんてな。”




”おいっ!「鍛冶屋の婆さま」を呼びに行くぞ!
 婆さまにしか、あのサムライは倒せねえだろうな。
 見張りを置いて、みんなで婆さまの家に行くぞ!”

 



オオカミたちは、また人の言葉を話した。
見張りを何頭か残して、大勢でどこかへ
行ってしまった・・・




「ハァ・・・ハァ・・・
 ”鍛冶屋の婆さま”って何だよ・・・

 
 ハァ・・ハァ・・・
 何か来るらしいけど・・・
 少し休む時間が出来たか・・・」

 


男が休んでいると、
倒れていた若い娘が
いつの間にか起き上がり、
何も言わず、額の汗や返り血を
手ぬぐいで拭いてくれた・・・





「若い娘さんに、
 汗なんか拭いてもらったことなんて
 今までになかったなあ・・・



 思えば剣の修行に明け暮れて、
 気が付けば四十(しじゅう)過ぎか・・・

 

 こんな嫁さんがいても
 いい年なんだがなあ・・・



 もし生き残れたら・・・
 娘さん、一緒にしるこでも食おう!」

 



若い娘は、恥ずかしそうにうなずいた。
男が、照れながら竹筒の水筒に
残っていた水を飲みほした時であった ――




”エッホッ!エッホッ!”



”鍛冶屋の婆さまのおな~~り~~~!”



「なんじゃ?」



男が木の下をのぞくと、
先ほどのオオカミたちが、
人間のように直立二足歩行をして、
みこしに、白い大きなオオカミを乗せていた。




―― 白い大きなオオカミは、
人間のように片膝を立てて座っていた。
くすんだ紅い色のちゃんちゃんこを羽織り、
長い長いキセルで、たばこをふかしていた。




「釜じゃと・・・
 頭に編み笠のように釜をかぶっとる。
 ―― 鍛冶屋というからには、
 あの釜を自分でこさえたのか・・・」




白い大きなオオカミが、
一番異様だったのは、
頭から釜をかぶっていたことじゃった。
目出し様に穴が2つ開いていて、
血走ったふたつの眼(まなこ)が、
木の上の男を、”ギロッ!”とにらみながら、
大きな口から、たばこの煙を吐き出していた・・・




鍛冶屋の婆さま(みこしから降りながら)


「まあまあ、こんなにあたしのかわいい子分たちが・・・
 やってくれるじゃあないの ―― 」




鍛冶屋の婆さまが、長い長いキセルを
3頭のオオカミに持たせた。
その重みで、3頭のオオカミたちが
少し地面に沈んだ・・・・




鍛冶屋の婆さま


「こんなに子分をやられて、
 あたしゃ怒ってるんだよ・・・



 すごく怒ってるんだよ・・・・



 

―― あたしゃ!許さないよ!」





そういうと、釜の下からのぞいた口が、がばりと開き、
赤黒い闇の中で鋭い牙がギラりと光った。
手の先からは、ズルりと大きな爪が伸び出してきた。

 



鍛冶屋の婆さま


「あたしのかわいい子分たち、
 早速、頼むよ!


 鍛冶屋の婆の名にかけて、
 あのサムライを、
 あたしが喰ってやるよ!」




鍛冶屋の婆さまが声をかけたとたん、
オオカミたちは、
それぞれを踏み台として、
”オオカミのはしご”を再び作った。




「釜をかぶったオオカミの婆さんが、
 どんどん登ってくるぞ・・・



 わしの師匠が、若い頃に瓶(びん)の中に
 潜んだ賊を、瓶ごと斬ったというが・・・
 教えてもらえばよかったなあ。



 ―― しかし、瓶より硬い鉄の釜なんて、
 師匠でも斬れるかわからんぞ・・・」



ふと後ろを見ると、若い娘が
目を閉じて拝んでいたんじゃ。
そんな娘の姿を見て、
男は、心の中で若き日を想った ――




(そういえば、
 若い頃に師匠に・・・


 ”何のために剣を抜く?”


 ―― そう聞かれて、


 

 ”己の栄達と名を挙げるため”


 と答えたら、速攻で殴られたっけ。)




男は静かに向き直ると、
迫る鍛冶屋の婆さまを見ずに、
高き木の上から見る、
夜空の星々に目をやった・・・





「今、師匠が目の前にいたら、
 こう答えよう・・・
 


 

   ―― ”他人(ひと)のため”と!!」 




登って来る鍛冶屋の婆さまは、
時々、口からよだれをたらしながら、
その距離を縮めていく。



鍛冶屋の婆さま


「なんじゃ?あきらめたのか?
 あきらめたって、
 あたしゃ許さないよ!

 
 お前も娘も両方喰ってやる。(イッヒッヒ。)」




男は刀の構えを崩さず、
未だ、高き所から見渡す、
満点の星々に思いを馳(は)せていた。




「―― もはや、釜が斬れる斬れないはどうでもよい。



 わが心はすでに、この夜空に輝く星々と
 一体になっておる・・・


 

 ―― 天魔覆滅!!(てんまふくめつ)



 己(おの)が心にあるのは、この四文字のみ!」




”オオカミのはしご”は、
オオカミたちが四つんばいになり、
その上に積み重なるのだが・・・



―― 今まさに、頂上の一頭の背に
鍛冶屋の婆さまの足がかかり
このまま乗り切れば、
男の正面で、大きい婆さまが、
見下ろすような形になる、




まさに、その刹那(せつな)であった ――




"ガシャーーーン!”




男は、怒声をあげるでもなく、
力を込めることなどなく、
ただ静かに、刀を振り下ろした時であった。




鍛冶屋の婆さま



「ぎゃああああああ~~~!!」





釜は真っ二つに綺麗に割れ、
更には、眉間までも割り

そこから血しぶきを吹き出しながら、
婆さまは、落下しながら地面に叩きつけられた。



”ドンッ!”




地面に叩きつけられた婆さまの姿を見て、
子分たちは動揺して、
”オオカミのはしご”は崩れるように
それぞれが地面に叩きつけられた。




”ドタドタドタドタ~~~~!”





ちょうど東の空が明るんで来た。
オオカミたちは、倒れた婆さまを
担いできたみこしに何とか乗せると、

フラフラになりながらも、
みこしを担いで、
みな、どこかへと消えて行った・・・



―― オオカミたちがいなくなった後、
若い娘を背負って、男は木の下へ降りて来た。




「何とか生き残った・・・
 ん?・・・血か・・・」



男と若い娘は、
血がついた痕跡(こんせき)を
たどって明け方の山道を歩き出した。



―― すると、寂しく一軒だけ建っている
古びた鍛冶小屋の家の前で、
血が止まっていた。




「朝からすまんな。
 どなたかいるか?
 いたら、すまんけど開けてくれんかね?」



閉まっている戸の前で、
男が声をかけると・・・



婆さんの声


「旅のお方か?
 すまんけど、便所に行った時に、
 転んで頭を打って動けんのじゃ。
 他の家に行っておくれ。」



”ダンッ!”



婆さまの声を聞いた男は、
勢いよく戸を開け放ち
刀を抜いて、家の中へ押し入った。



”バサッ!”



婆さんは、布団をかぶって寝ていた。
男がかけてある布団をはがすと・・・




”ズブッ!!”




婆さん


「ぎゃああああ~~~!」




男は、婆さんの胸を一突きにした・・・
婆さんは、そのまま息絶えてしまったのじゃ。




驚いたのは、一緒にいた若い娘じゃった。



若い娘

「おサムライさん。どうしてお婆さんを?
 寝ているお年寄りを刺すなんて・・・」




これに男は何もいわず、
婆さんの亡骸(なきがら)を指さした。



すると・・・



若い娘


「ああっ!」




婆さんの亡骸は、どんどん大きくなり、
そして、白い毛むくじゃらになって、
オオカミの顔になった。
額には深い傷があり、
布団で寝ていた婆さんは、




―― ”鍛冶屋の婆さま”が化けた姿だったのじゃ。





男は、鍛冶場を見て回りながら・・



「”鍛冶”は、古来より極めて神聖なものとされ、
 火と鉄を操り、無から有を生み出す神聖な儀式。
 ―― そう考えられていると聞いたことがある。



 
 もし、鍛冶屋の婆さまが、
 ここで打った釜をかぶっていたとしたら、
 神聖な物ではなく、魔の物・・・




 わしは、釜を斬ったのではなく、
 釜の中にある魔を斬ったに過ぎぬ・・・



 ―― 本当の鍛冶場で打った釜であったなら、
 果たして、わしに斬れただろうか・・・」

 
 



そんなことをいっていると、
若い娘の声が聞こえた。




若い娘


「南無観世音菩薩・・・・南無観世音菩薩」




若い娘は、鍛冶屋の婆さまの亡骸に手を合わせ、
「南無観世音菩薩」と繰り返し唱えていた。




「観音様にお祈りしてるのか?」



若い女は静かに答えた・・・

 

若い娘

「鍛冶屋の婆さまも、
 夕べ死んだ、たくさんのオオカミたち。

 

 妖(あやかし)で、たくさんの命を奪ったけど・・・
 それでも、命は命でしょ?


 ―― だから、せめてあの世では、
 観音様の御力(みちから)に救われて、
 穏やかに暮らして欲しいと思ったの。」




男は、それを聞くと
黙って刀を鞘(さや)に納め、
静かに両手を合わせた・・・




「南無観世音菩薩・・・南無観世音菩薩」




鍛冶屋の婆さまが寝ていた床下を調べると、
無数の白骨があった・・・
その中には、”本物の鍛冶屋の婆さま”の骨も
きっとあったであろう ――





「娘さん。ふもとの町まで送っていくから、
 後は、このことを町の者に知らせて、
 寺の者にも知らせて、ねんごろに供養してもらうといい。」



それを聞くと、娘は恥ずかしそうに、



若い娘


「あらっ、おサムライさん。
 お・し・る・こ、一緒に食べる約束でしょ?(うふふ。)」



男は情けない顔をしながら・・・



「それがのお~・・・
 四十(しじゅう)・・・いや、
 間もなく、齢(よわい)五十(ごじゅう)に
 なるのじゃがなあ。



 なにぶん、剣の修行ばかりで、
 ずっと浪人暮らしなのじゃ。
 

 ―― とてもとても、若い娘に
 しるこをおごる銭(ぜに)などないのじゃ。(トホホ。)」




すると若い娘は、



若い娘


「なーんだそんなことですか。
 おサムライさん、私は町で宿を営んでるんですよ。
 宿の主(あるじ)なんですよ。



 ―― おサムライさんの面倒くらいみれますから、
 おしるこを食べたら、ずっと私の宿にいなさいな。



 ささっ、行きましょう!早く、早く~!」




すると、男はニヤニヤしながら・・・





「自立してる女子(おなご)って、ステキじゃのお。
 宿の女主か~、若いのにすごいのお~・・・
  

 本当に面倒見てくれるのかい?
 すまないね~・・・(でへへ。)」

 


若い娘は、男の腕を引っ張り、
男はデレデレとしながら
若い娘に身を任せて、
ふもとの町へと帰って行ったとさ・・・





―― めでたし、めでたし。






今夜は、これで終わりです。
エンディング行ってみましょう!😎

 







―― そろそろ、お時間のようです。
今夜も、アナタと日本の昔話を、
一緒に語れたことをうれしく思います。



また次回も、地方色豊かな日本昔話の世界へ、
アナタをお連れしましょう。
数日後の夜にお迎えに参ります。




―― その時まで、さようなら。ごきげんよう。






お し ま い









巻末コラム:



 今回は、本編に全身全霊で取り組みましたので、
 巻末コラムは、お休みにします。ごめんなさい。🙇


 今回は、むかし話というよりは、
 新春時代劇みたいな感じでお届けしました。😅


 
 次回は、もしかすると間が空くかもしれません。



※今夜のお話は、引用・参考にしている
 『日本昔話大成 第7巻』では、
 ページを半分に分けた”8行”くらいのお話です。
 今夜は、本にある元のお話をコラムをお休みにする
 お詫びに、ここに引用紹介します。



(以下引用)



(高知県 安芸郡 ) 


 ―― 侍が山を越すと女が倒れている
 助けて木に登り夜を明かすことにする。
 

 夜中に狼が仲間を踏み台にして襲ってくるので斬る。



 狼は、里の婆を呼んでこようといって引き揚げる。
 


 しばらくすると釜をかぶった大狼を
 先頭にやって来る。


 釜を斬りつけると一匹もいなくなる。


 血をたどっていくと一軒の家の前でとまる。
 家でたずねると婆が便所に行って転んで
 頭に傷を受けてるというので、
 部屋に入って斬りつける。


 夜が明けると、大狼になる。


(引用元  関敬吾(著) 『日本昔話大成 第7巻』
                       13ページ 角川書店)
 
 



あらすじじゃなくて、これが全文です。
 いつもこんな感じで、
 どれも、ひとつのお話はこんなものです。🙈







―― いかがだったでしょうか?



アナタのお住まいの地方にしかない、
地方色豊かな昔話がありましたら、
ぜひ、記事にして教えてくださいね。




同じ昔話でも、地方が異なると、
その背後にある、地域の特色や文化、風習など、
そういったものの影響を受けて、
お話が変化していくのは、面白い現象ですね。



また機会がありましたら、
違う日本の昔話で
やってみたいなと思います。




それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。




―― さようなら!🐯







          次の昔話で、また逢いましょうね。(フフフ。)                        (婆の影が、猫の影になるというニュアンスが伝わらずNGに。)











※ この話は、『日本昔話大成 第7巻 本格昔話6(1979)』 
  角川書店  関 敬吾(著)  




10ページから20ページ 
「鍛冶屋の婆」より

引用&参考にさせていただきました。感謝します。







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