選択の自由
だいそれたタイトルをつけましたが、私と姉の間の話です。
小さい頃、姉の言うことは絶対でした。
姉がこう、と決めたことは必ず守ってました。
例えば
カルビーのポテトチップスは
コンソメパンチ味は姉、私は塩味、しか食べてはいけない。
牛乳は
コーヒー牛乳は姉、私は苺牛乳。
ファンタは
オレンジが姉、私はグレープ。
その他にもポッキーは姉がチョコ、私はアーモンド。アイドルは姉が明菜ちゃん、私が聖子ちゃんなど。
アイドルに関しては、後に姉が心変わりして聖子ちゃんファンになり、密かに明菜ちゃんファンだった私はめでたく交換となりましたが。
私に選択の自由は無く、すべて姉の言う通りにしていました。逆らうこともできませんでした。こわかったのでしよう。
今となっては、そこまでおそれることもありません。姉にあの頃のことを話しても、本人は全く覚えていない有様でした。
それでもなぜかポテトチップスだけは、コンソメパンチを食べることができません。だって姉のものだから。
