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obakastick
22歳
22歳 知ってるはずなのに
何も知らなくて
学校という 暖かい檻の中から
社会という名の
異世界に放り込まれた
周りの人が 宇宙人に見える 大人って
仕事の話も 違う話も
まるで
フレッシュジュースみたいに
新鮮にみえる
大人の余裕って素敵
密かに想う 取引先の人と
会えるだけで
全部わたしの中に 取り込みたくて
とびっきりの笑顔で 応えてみせた
みんな年上で みんな先輩な22歳
スポンジみたいに なんでも吸い込んで
真似をして 必死に走り回る
自分の部屋は
相変わらず 好きなにもので溢れてる
好きな音楽 好きな色
22歳は 色にたとえるなら
わたしは青
白ではない もっと青い群青色
海より深くて 空より濃い色
夜遅くに 好きなものに囲まれて
生きることの 苦しさと 楽しさを
噛み締める
何も考えたくない時は チルになる
たとえば
キリンジのエイリアンズを聴く
春、夏、そして秋、
ひとつとして同じ日はない
明日は まだ公開前の
内容の分からない 映画みたい
駅まで走りながら 空を見上げる
良いストーリーの 映画を
演じられる 女優になろう
ホームの喧騒に かき消されないように
大きな声で good morning my new day
とタイトルを大きな声で
こころの中で 叫ぶ
昨日よりは
素敵な
わたしになりたい

