じわじわと雨が延々と降る

「じわじわと雨が延々と降る
 我が部屋へ
 肺の裏側へ」

窓の向こうで降っているはずの雨は、
いつのまにか距離を失い、
音もなく部屋の中に入り込んでくる。

濡れるものは何もないのに、
時間だけが沈むように重くなる。

ここは安全なはずだった場所なのに、
逃げられない。

そして身体が冷えてゆく。


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