数字ナンバー23~51 James Gang Paul Simon Chicago Queen The Brothers Johnson Bob Dylan
前回に引き続き、数字がタイトルにつく自分の好きな曲を、今度は「23」から順番に並べていこうと思う。今回からはどんどん「とばし」ていく。
「Strawberry Letter 23 」 The Brothers Johnson
ブラザーズ・ジョンソンはファースト・アルバムのころは大好きだった。僕は彼らのことをファンク・バンドだと思っていた。しかし、気付いたら彼らはどちらかというとフュージョン・ブラコン系のアーティストになっていて、日本だと「ADLIB」誌を読むような人たちに愛されていた。セカンド・アルバムに収録された「ストロベリー・レター23」はその過渡期のヒット曲で、この曲までは僕も好きだったと記憶している。何故、「23」かというと、恋人同士で、それまで22通の手紙をやり取りしていて、23通目はこの曲だよってなことらしい。ロマンティックで素晴らしいが、その後の手紙が「ドリアン・レター」に変わらないよう祈っている。
「25or6to4」 Chicago
大学時代、矢沢永吉の「成り上がり」をバイブルとし、普段はアリスや岸田智史などのニュー・ミュージックを愛聴しているKさんというサークルの先輩がいた。ある日、Kさんが「Bobby、『長い夜』ってイイよな!」と話しかけてきたので、ついにKさんもロックに開眼したのかと喜んだら、よくよく聞くと松山千春のその頃リリースした新曲の話だった。
長いあいだ、シカゴの「25or6to4」の邦題が何故「長い夜」なのか疑問だったのだが、「25or6to4」というのはどうも「朝の4時まで、あと25、6分(なんて時間の深夜まで起き続けていた)。」ということらしい。
そういえば、別のシカゴのヒット曲に「朝もやの二人(Baby,What A Big Surprise)」なんて曲もあるが、この曲は「朝もや」の歌ではなく、雰囲気が「朝もや」っぽいので、邦題をつけただけのようだ。
「'39」Queen
「26」以降がなかなか見つからないので、かなりとばして今度はクィーンの「'39」で。クィーンの中ではフレディ・マーキュリーやジョン・ディーコンの曲に好きな曲が多いのだが、「'39」は名盤「オペラ座の夜」に収録された、アコースティック・ギターの音色も美しいブライアン・メイ作の佳曲。
この「'39」の意味はなかなか難しく、「地球存亡の危機を救うため2039年に宇宙に飛び立ったが、1年後に帰ってみたら、そこは2139年で、愛する人は孫の目の中にだけいた。」といった、ちょうど今年大ヒットしたSF映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」みたいな話だと勝手に解釈した。
「Funk #49」James Gang
「42」や「49」は日本人には忌み嫌われる不吉な番号なので、プロ野球選手でも日本人選手がこのへんの背番号をつけるのは聞いたことがないが、外人選手が入ってくると、これ幸いと、この手の背番号を背負わせるのもどうしたものかと思う。「49」なんかギャングだったら怖がらないだろうということで、ジェームズ・ギャングの「ファンク49」。49の意味は分からないが、調べてみると「Funk #48」という曲もあることを知り、ビックリ!
「50 Ways to Leave Your Lover」 Paul Simon
「50」は当初から候補に入れていたポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」。どういうシチュエーションかわからないが、別れたい女と別れる方法を新しい彼女に聞いているのだとしたら、この主人公はひどい男だ。
50の方法を考えるだけで夜も眠れなくなってしまう。
もしかしたら、新しい彼女だと思っていた彼女も、実は別れたい女で、こんなひどいことを聞いて、愛想をつかせようとしているんだったら、この主人公は本当にサイテーな男だ。この場合、主人公は三又ななわけで、これが更に四又や五又ではないかと考えてしまうと、こちらまで夜も眠れなくなってしまう。責任者出てこい!
「Highway 51 Blues」Bob Dylan
今回はキリのいい「50」でやめようと思ったのだが、次回を「51」から始めようとすると、ボブ・ディランのデビューアルバムに収録されているこの地味な「ハイウェイ51」で始めることになってしまうので、それだけは避けたいと思い、キリは悪いがこの曲までご紹介することにした。
自作曲ではないが、よく聴くと唸るようなヴォーカルが素晴らしい。この曲がなければ、名盤「追憶のハイウェイ61」もこの世に存在しなかったのでは?と考えると、この曲の重要さがわかるはずだ。
今回は躊躇なく数字をとばすことにしたので、進みが早くなった。数字を連続させようとすると、好きでもない曲まで入れることになりかねない。
「52」以上にも紹介したい曲があるので、まだまだ続けさせていただく。
