カタログスペックの幻想〜Nさんからの誤解で発覚した驚愕の真実〜
はじめに:誤解解消のライン通知
いつものように「EVライフの苦労話」を綴ったブログを投稿した翌日、スマホにLINEの通知音が鳴りました。
差出人は...あの小さな声の持ち主「Nさん」です。
(まさか私のブログなんて読んでないだろうに...なぜ?)
「航続距離について、少し誤解があるようです」
その一言と共に送られてきたのは、BMW i7 M70 xDriveの公式カタログスペック。
そこには私が信じていた「300km」ではなく、堂々と「488〜560 km」と記載されているではありませんか!
この時、私の頭の中で稲妻が走りました。「悪魔のささやきに魅了されて、カタログすら読まなかった自分の愚かさよ...」
驚愕のスペック再発見
改めて送られてきたカタログスペックを読み、私は「購入した車を全く知らなかった」という恥ずかしい事実に直面しました。
航続距離(WLTPモード):488〜560 km
※私が思い込んでいた300kmとは大違い!
最高出力:485 kW(659 PS)
最大トルク:1,015 Nm
0-100 km/h加速:3.7秒
※63歳のポンコツ親父には使いこなせない数値
最高速度:250 km/h(電子制御)
※どこで出すんだ、この速度...免許剥奪されるわ
車両重量:約2,695 kg
※これは認めよう、乗ってみて「重量感がすごい」とは思っていた

「300km」はどこから来たのか
さて、問題は私がなぜ「300km」という数字を信じ込んでいたのか。考えた末に思い出したのは、納車当日の会話です。
Nさん「満充電で500km近く走れますよ」(いつもの小さな声で)
私「え?何キロですか?」(聞き取れず)
Nさん「...300kmは余裕です」(話を簡略化したかったのか)
私「300kmですか。なるほど」(そこだけ聞こえた)
こうして「300km神話」が私の中で生まれたのでした。
まさかこれが「ポンコツ親父の聞き間違い」だったとは...。
カタログと現実の乖離
しかし、Nさんへの言い訳メールを書きながらも、ふと思ったのです。
「でも実際の走行では300kmくらいしか持たない気がする...」
改めて1ヶ月の記録を振り返ると:
満充電表示:約530km
エアコンON:即-30km
高速走行:更に-100km
坂道:-50km
「もしも」の不安:-50km
結果的に「使える航続距離」は約300km。
私の思い込みは間違っていなかったのかもしれません。
「Nさん、カタログは正しいけど、実生活では違うんですよ」と返信しようとしたところで、またしても稲妻が走りました。
「そんなこと書いたらEVが売れなくなる!」というNさんの声が頭の中で聞こえたのです。
0-100km/h加速3.7秒と63歳のおじさん
さて、Nさんから送られてきたカタログには他にも驚くべき数字がありました。「0-100km/h加速3.7秒」という超絶スペック。
これを見た瞬間、心に浮かんだのは:
「ムーンウォーカーのマイケル・ジャクソンですら63歳まで生きていたら、あの滑らかなダンスは踊れなかっただろう」
同様に、63歳の私がこの「3.7秒」という性能を使いこなせる場面があるだろうか? 答えはノー。強くノー。
信号待ちからの発進で、隣のスポーツカーに「見てろよ、若僧!」と挑もうものなら、間違いなく首の骨を痛める未来しか見えません。いや、その前に妻から「何やってるの!?」という叫びが聞こえるでしょう。

最高速度250km/hと速度制限
カタログには「最高速度250km/h」とも書かれています。日本国内で合法的にこの速度を出せる場所:皆さん、一緒に言いましょう...「ありません!」
強いて言えば「富士スピードウェイ」でしょうか。しかし、そこで63歳の私がi7を250km/hで走らせる姿を想像すると...救急車とレッカー車が待機している絵しか思い浮かびません。
こうして冷静に考えると、私がi7に求めているのは「華麗なカタログスペック」ではなく「イオンまでの足」だったのかもしれません。
Nさんへの返信
結局、Nさんには以下のようにLINEで返信しました
「カタログスペック拝見しました。素晴らしい車を紹介してくださりありがとうございます。
ただ、488〜560kmという航続距離は理想的な条件下での数値なのでしょうね。実際の使用ではエアコンや運転スタイル、道路状況で変わってきます。でも十分満足しています。
それにしても0-100km/h加速3.7秒、試してみたいような、怖いような...」
すると即座にLINEの返信が
「ぜひ一度、加速体験してみてください。
安全な場所で、同乗させていただきます」
この「安全な場所」がどこなのか、想像するとゾクゾクします。
富士スピードウェイなのか、それとも深夜の高速道路なのか...。
次回のブログタイトルは「Nさんと行く!63歳初めての3.7秒体験」になるのでしょうか?それとも「病院からお送りします:3.7秒で折れた老人の首の話」?

おわりに:EVオーナーの心得
この一件で学んだ教訓
車を買う前にカタログはしっかり読もう
小さな声の人の話は、聞き間違えないよう注意しよう
カタログスペックと実用性能は別物と心得よう
63歳におじさんに3.7秒加速は「使える武器」ではない
最高速度よりも、最寄りのイオンへの距離の方が大事
結局のところ、私にとっての「航続距離300kmの真実」は「自分が勝手に思い込んだ数字」だったというオチ。
しかし、
実際の使用感としては300kmという数字は間違っていなかったような気もします。
そして何より、この「誤解」のおかげで、またNさんとの交流が生まれました。どうやら私の車遍歴は、これからも「小さな声の悪魔のささやき」と共に続いていくようです。
次回予告:「Nさん同乗!3.7秒加速体験で起きた悲劇」
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