Linuxを巡る(+Windowsも絡む)ちょっとモヤモヤ 2:Linuxに乗り換えようとする人の傾向
実はここでもすこし触れているのですが・・・
今回はその点について、私が思ったことを書いてみようかと。
まぁあくまで私の観点なので、偏見だって云われちゃうとそれまでなんですが。😅
なので、「私個人が見る限り」という前提があることを明記しておきます。
まずは私の考えを書いておきます。
個人的には、ここにも書いていますが、WindowとMacOSとLinux(とBSD)はそれぞれ生い立ちや考え方が別であり、それぞれがそれぞれに取って代わるものではない、という考えです。
また、私のPCのスペックも念の為書いておきます。
一部のSATAポートに不具合があるものの(認識しない)、それ以外は実に快調ですし、そもそもそのポートも実際は使わないのでw
CPU Intel(R) Core(TM) i7-10700 CPU @ 2.90GHz (2.90 GHz)
RAM 64.0 GB (63.9 GB 使用可能)
マザーボード ASROCK Z490 Phantom Gaming 4/2.5G
Windows Updateもかなり順調で、ネットに出てくるようなトラブルも皆無です。速度的にも全く不満はありません。
不満をしいて挙げるなら起動SSDの容量不足が見えてきたかな、って感じですね。それぐらいです。
ちなみに、Linuxマシンは昔々に購入したNUCやIntelMacなどをつかったり、VirtualBoxをつかったりしてます。
実際乗り換えた(Windowsをdisる)人の傾向
あくまで「傾向」なので、全員が全員ではないです。
「私は当てはまらない!」って人もいるというのは勿論認めます。
ですが、私からみてそういう人が「多い」ので、そういうイメージになってしまっているところがある、というのは重ね重ねご理解いただきたいです。
意識・無意識問わず自分のPCスペック云わない人が多い
基本的に自分のPCのスペックが分かってないのか、みんなと同じだからと思っているからなのか、それとも自分に起きたことは(Intel/AMDのCPUの違いは勿論マザーボード的にも)みんなに起き得る、と思っているのか・・・
結構PCのスペックを紹介しない人が結構いたりします。
正直何人かに私ツッコミました😂
これって結構他の人から見て判断材料になるんで、これがわからないとどういう観点からそれを言っているのか理解しづらいです・・・
2026/02/23追記
実際このようなニュースでも、以前はCPUやマザーなどしぼってきてましたが最近はそういうことやりませんよね・・・まぁ情報元がそのあたりの確認状況出さないってのも大問題だと思いますが・・・
これについては情報元にXで問い合わせてますが数日経過しても返答がありません。



※yahoo!ニュースはすぐに記事を削除することが多いため、「魚拓」をあえて併載しております。
AMDユーザーが多い
正直、これ前々から気にはなってました。
2025/08/13のアップデートでも、MicroSoftのチョンボもある可能性はあるとはいえ、言ってる人の多くがAMDのRIZEN7/9ユーザーなんですよね。。。
しかも前項と被る人が結構いて、そういう人に限ってIntel批判が酷かったりしますね。それでAMDでそうなるもんですからキレ散らかしてるパターンのように思います。
常に最新型を追いかける人が多い
話を聞いていると、「最新型こそ正義」的な話が多く聞かれます。
なんかでもわかるんですよ、昔は私もそうでしたからね。
でも、(後述しますが)Mac売ってると、そういうところで痛い目見た人を私は何人も見ています。
覚悟して買ってる人は「あーでたねー😅」で終わりなので良いんですが、業務でつかってる人なんかだと焦ってる人がいたりして、そういう人たちに当時の修理担当がしれっとさりげなーく説教してるのを傍で幾度となく見てきましたから。
私自身も試しに当時PowerMac6100買いましたが、音が出ないと思ったらマザーのチップコンデンサ?がハンダ不良だったのか基板から剥がれて筐体内に落ちていたりとか😅
それで身にしみたというか、型落ちに近いレベルのマザーを買うようになりました。最新しかない場合は店員と相談して安定度の高いやつ購入して、BIOS更新を必ず確認してすぐにアップデートするようにしてました。
マザーボードBIOS(UEFI)やCPUのトラブルに悩まされてる人が多い
で、AMDだからでしょう、最近また再燃してるBIOSやCPUのトラブル(POSTしないなど)に悩まされてる人も結構いますね。
実際自分のPCでは起きてないけど、同一スペック、同一マザーで起きていたりすると不安になるのはよく分かります。
で、他の人の「Linuxでは無問題」でつい流されたりするんですよね・・・
それで良ければそれはそれで良いのですけれど・・・
私からのアドバイス
元々私はPCサポートの仕事を過去にしていましたし、その前はPCショップで販売もしていました。
割合少数かもしれませんが、私はPC-98からMac、FM-TOWNS、WindowsPCまで売っていた人間です。
そしてPC-98とTOWNSについては開発もやってた人間です。
それぞれの歴史もそれなりに見てきた人間です。
そんな立場の人間から、皆さんにアドバイスができるなら。
AMDとIntelでは「違う」ことを理解すべき
私は両方家電量販店の下請けで修理やってるところに一時いたこともあるんでわかるんですが、IntelとAMDでは結構故障頻度が違ったりするんですよ。
これはAMDがAthronの頃からそうです。
無論修理にはIntelのマシンも含まれますが、昔からAMDのマシンが持ち込まれることが多かった記憶があります。
ひどいとCPUごと吹っ飛んでて、CPU交換してたら保証期間内のはずなのにCPUがDiscon(供給終了)になってたりとかもありました。
(流石にそんなマシンは私は避けてましたけどね、他のやってた担当はどう対応したのかすっごく気になります)
正直歩留まりも違いますし、Intelのほうがシステム的にも昔から安定してた覚えがあります。まぁIntel系でコケるとしたら定番のディスクやメモリの不具合(故障)とか、カスタムチップの熱暴走とか(ある意味かなり厄介なトラブル)、当時のデスクトップだと環境の問題も絡んでたりしたので・・(家の電源が95V切ってるなんて電話サポートじゃ分からんですし、修理しても同様の症状が出る可能性はあります・・・)
話しを戻しますが・・・・
CPU自体が違う以上、処理の仕方も当然ちがいますし(表向きは命令コードに対する結果は同じであっても)、BIOSだって当然違ってるはずです。
OS上は同じであっても、です。
もしそうでなければ、特定のCPUでトラブルなんて出ないはずです。
Linuxの場合、マイクロコード単位でアップデートがあったりします。
これを見れば分かりますが、共通のコードだとトラブルが起きやすいことが分かります。
これは何を意味するかというと、
同じバイナリプログラムは動くけど、裏の処理は別ものだよ
ということです。
これは実は著作権なども絡んでいるので単純な問題ではないんですが、そもそものWindowsがIntel基準で動いている以上、同じバイナリを動作させるためにかなり苦労している事がわかります。
まぁそりゃそうでしょう、そもそもAMDのCPUの歴史は、(一時的ではあれ)8080のリバースエンジニアリングから始まって、(法的なところもあったので)Intelとライセンス契約してセカンドソースとして8080の互換品(Am9080)を発売したことに始まっているからです。
※これは(一社寡占を嫌う)アメリカ軍の方針という政治的なものもあってのことのようですが。
ですから、同じWindowsのプログラムが動くにせよ、IntelとAMDは「CPUの内部処理は全くの別物コンピューター」と考えるのが妥当だと思ってます。
チップセットの組み合わせがややこしいとシステムが面倒になる
RIZENの場合、複数のチップセットに対応しているので(Intelの場合CPUとチップセットは1対1だったはず)、それを利点に捉えている人もいますが(コスト面では利点だというのはわかる)、システム側からすればかなりややこしいことになるのは見えてます。
そんな人に限ってIntelのマザーは・・・って事を言う人が多いのですが、システム的には、Intelの世代1対1のほうが、このCPUにはこのチップセット、的に決め打ちできるんでシステム的に楽ではあります。値段的にはアレかもですが。
新しいものにはリスクを負え・昔と今では違う
基本的に、最新版は確かに魅力的でしょう。
ですが、昔と今では決定的に違う「差」があります。
それは、「我々から見て十分なテストを行わず、”見切り発売”している」ことです。
これはどの業界でも明らかで、例えばクルマ業界でも、やたらリコールやらリワーク(リコールほどではないが持ち込んだ場合無償修理になる)が昔に比べて増えたのは明らかです。
昔はリコールが出るたびに大騒ぎでしたが、最近はしれっと流してハイ終わりレベルです。それだけみんな慣れちゃったんですよね・・・
まぁこれはMacでは前述の通り実は昔からありました。
ですから玄人ユーザーは、Macの新製品には絶対に飛びつきませんでした。
これが極端に出たのがQuadra 660AV/840AV。とにかくシビア過ぎて、よくコケてました。
このあとこの2機種に関しては、PowerMacへのマザーボードアップグレードプログラムがあったんですが、多くの人が飛びつきました。それだけ不安定だったのが我慢ならなかったのでしょう。玄人ユーザーも、そのアップグレード前提で購入してた人もいたほどでしたからね。
実はPC業界、とくにマザーボードでは顕著で、やっぱりメーカーからすれば「我々が先んじて発売した!」は彼らにとってはステータスです。
ですからどうしても勇み足気味になります。
また、最新CPUの場合、(これはAMDのCPU破壊事件で明らかになりましたが)メーカーがテストで出してる数値を信用して作っちゃって実際の状況を充分に確認せず(っていうかAMDもAMDで ”いい加減” なデータを渡していると云われても仕方がない)出荷しちゃって問題になってるパターンもあります。
現在のトラブルは、実はその部分でも無いらしく、取り敢えず2026/02/15時点で一部の不具合に関する対応BIOSは出していますが、完全な答えを出したわけではなさそうで、まだ少し道のりはありそうですね。
AMDを介してユーザーをディスるつもりは有りませんが(それなりに魅力を信じて買ったのでしょうし、それなりに大枚はたいて買ってるはずですから。その気持は良く分かります)、その気持ちをメーカーが理解しておらず、互換性だけを宣伝し、自分(各メーカー)の利益 ”だけ” に走っている結果だと云われても文句は言えないでしょう。
なので、あんまり良いとは言えませんが「トラブルも楽しめる」ぐらいのつもりでないとダメなのかなぁと。
まぁだからといってIntelもIntelで、まぁ結構変な状況になっているように思えますが。
あるいみどっちも現時点では「迷走」していると私は考えています。
メーカーとCPUの「多様性」が生む問題の複雑化
あと、当然マザーボードメーカーによってBIOSの作り方も大きく変わってくることがおおいです。
AMDの場合、前述の通り同じCPUに使えるチップセットが多様化しているために、問題が複雑化しているように思います。BIOSの作り方にも問題が出やすく、おまけにAMDから提供されるデータを誤解してると洒落にならない事態になりかねません(実際ASROCKがやらかしてますが)。
さらにそれでCPU自体の内部処理も変わってくるとなれば、全てに対応させる必要がある以上、ある程度それを考慮したBIOSを作ることが求められるはずです。
物事の問題の難易度は、次元数が増えるほどややこしくなります。
AMDのCPUのBIOSの問題は、15ゲーム(数字のブロックをスライドさせて並べ替える)パズルからルービックキューブになったようなものだと思っています。
機器の成熟のマンネリが迷走を作り出している気がする
実は、WindowsPCは、いろいろな脱却を重ねて、高速化、高機能化してきているんですが、その部分で何か勘違いをしたのか、それが原因でトラブルが出てきてたりします。AMDの起動しない問題やCPU焼損問題もそうですし、IntelでもVmin問題などがありました。
2024年に表面化したIntelの第13・14世代CoreデスクトップCPU(特にCore i9/i7/i5)の動作不安定問題は、主に「Vminシフト」と呼ばれる高電圧供給による物理的損傷が原因です。アプリケーションのクラッシュやブルースクリーンが頻発し、2024年8月以降のマイクロコード(0x129、0x12B)更新で修正され、保証期間も2年延長されました。
Intel第13・14世代CPU不具合問題の要点 (2024年)対象製品: 第13世代・第14世代 Intel Core デスクトッププロセッサ(K, KF, KSシリーズを含む)
症状: ゲームやアプリケーションのクラッシュ、ブルースクリーンエラー、PCが応答しなくなるなど動作不安定
根本原因: CPUのマイクロコード(アルゴリズム)のバグにより、アイドル時や軽負荷時に異常な高電圧がCPUに供給され、恒久的な「Vminシフト」を引き起こす
対策状況:
2024年4月: マザーボードの設定(電力設定)に起因する可能性を指摘
2024年6月: eTVB(エンハンスド・サーマル・ベロシティ・ブースト)アルゴリズムのバグを報告
2024年8月・9月: マイクロコード「0x129」および「0x12B」をリリースし、不具合の根本原因を修正。BIOSアップデートが必要
補償: Intelは対象となる第13・14世代CPUの保証期間を2年延長し、交換対応を行う
「AMDはやめとけ」が見事に再燃してしまった
先日からのRizen7/9の問題は、CPU問題としてはかなり長期に渡って続いています。
確かに、この問題が起きるまでは、「AMDがIntelを超えた」とか言ってたユーザーもおおかったはずです。
ですがこのトラブルが出た瞬間に、みんな黙ってしまいましたね。
あと、2025/08/13の問題のときは、ユーザーがCPUなどのちがい棚上げしてWindowsのせいにばかりしていた、と言われても仕方がないです。
正直、AMDは性能を追求しすぎるあまり、「勇み足文化」も災いして、自分で自分の首をユーザーもろとも締めてしまった形になってしまっているように思います。
また、最近メディアはAMDユーザーがゲームユーザーに多い(=ヘビーユーザーに多いと間接的にAMDを推している)、2026衆議院解散総選挙に見られたような、あからさまなオールドメディアのやり方と捉えられてもしかたのない内容も出ていたりします。それがお互いの「溝」を結果的に深めているような印象を受けます。
そうなると、Intel信者の多くが「それ見たことか、(Vmin問題は比較的短期で片付いたし)やっぱりAMDは辞めとけって言ってたの正しかったろ?😁」と勢いづいてしまうことにもなりかねません。
私はIntel派ではありますが、AMDを否定することはしません。IntelがあぐらをかかなかったのはAMDの影響もあってのことですからね。
つまり、ユーザーももっと真摯に「それぞれの違い」を理解し、受け入れるべきだと思っています。
NBAなどのバスケットボールの試合を見れば分かりますが、トランジションゲームは見てる方は楽しいですが、エスカレートすると選手が全員疲れてしまいます。それでミスも増えるものです。
ですから途中で息を入れるようにゲームペースを落とすことはよくあることです。CPUやマザーボードの世界でもそういうのはあって良いのではないかと思ってます。
2026年、少なくとも前半は私なら待つ
私個人としては、AIバブル(と私は言ってます)などによるメモリ高騰もありますし、マザーやCPUもそれなりに迷走している現状を鑑みると、わたしなら暫くの間、よほどの緊急性が無い限りは、私なら「待ち」です。
値段は勿論ですが、この「過渡期」を介して、(メーカーとてさすがに某政党みたいにバ◯ではないでしょうし)一つの(彼らにとって)大きなブレークスルーが何らかの形で出てくると思っています。
たしかに「ほしいときが買い時」ではありますが、だからといってリスクを取る余裕がない場合、手を出すと精神衛生上ひどい目に遭う可能性は大いにあります。
それがたとえLinuxだろうが、Windowsだろうが、結果的には同様になるのでないかと思います。まぁゲーム専用機として、Steamとかしか使わないよ、だったら話は別ですが。
あと、一部の有名な予言者の話(日本人ではないので海外情報:怪しいといえば怪しいんですが結構当ててるらしいです)だと、AIバブルもはじけるとのことですから。
そうなるとガツンとメモリ価格が暴落する可能性もありますので・・・
ネットを含め「脱オールドメディア」を進めるべき・本当の自己責任の時代へ
PCの世界でも。。。
先日からの日本の政治の問題も有り、SNS上ではオールドメディアが問題になりましたが(今もそのようですが※)実はPCでもオールドメディアがいろんな物を作り出してきました。
どこのメーカーが良いとか悪いとか、どの製品がどう、とかいうのもそれです。
全てが間違っているとはいいませんが、最近は公私混同になってしまっていることも多く(ややこしいのはそれが実際に我々がそれをつかってみるまでわからないということです)、その記事の信憑性に疑問符がつくものも多くなってしまいました。
※あくまで私見ですが、オールドメディアを批判する暇があるならもっと生産的になるべきだと思っていますし、私はそのために(親から受け継いだ家の再構築の意味もあって)アンテナを降ろし、しがらみで契約し続けていたNHKも解約しました。そんなことにガタガタ言ってる暇は無いからです。
もっと私は生産性をあげたいですし、男ですからジジィになっても「いい男」でありたいですし、それは考え方から生まれるとおもっていますので。
文句をいうだけなら誰でもできます。
でも、行動しなければ意味がありません。
メディアが一番恐れていることは、「(メディア自身に)無関心で、何をどれだけ言おうが相手にすらされない、”狼少年” 状態」なのですから。
我々に求められる「原点回帰」
ビジネスに使う一般的なユーザーであれば、マシン(マザーボード+CPU)レベルで何が良いのかをしっかり見極める必要があります。
そのうえでどのOSが最適なのかもかんがえる必要があるでしょう。
その判断をどう捉えるかは、みなさん自身のセンスにかかっていると言えましょう。
これからが本当の「自己責任」の時代なのかも知れません。
