映画「パスト ライブス/再会」を観て
1月1日「パスト ライブス/再会」という映画を観た。原題は「Past Lives」。
2023年のアメリカ映画で、セリーヌ・ソン監督の作品だ。
キャストは、ノラ役のグレタ・リー、ヘソン役のユ・テオ、アーサー役のジョン・マガロなどである。
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あらすじは、
韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たすが、互いを思い合っていながらも再びすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人はやっとめぐり合うのだが……。
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
2人は12年後のチャンスを逃している
12歳、24歳、36歳と、
12年毎に2人の運命が近づくチャンスがある。
12歳での別れは、親の都合でどうしようもない運命である。
でも、その12年後。24歳の時。
2人には、運命を引き寄せる最大のチャンスが訪れる。
この時、何だかんだ理由をつけて、2人は会おうとはしない。
ここが大きな運命の分かれ目だった。
この時どちらか一方でも、当時の立場を無視してでも会いに行ったら、
運命は確実に変わっていたと思う。
この時が最大のチャンスだったのだ。
でもそのチャンスを逃した2人の運命は、再び別の人生へと離れてゆくのである。
人は今を生きている。過去には戻れない。
人生を生きるのは、過去でもなく未来でもない。
人は今を生きている。
だから、過去にどんなことがあろうと、
今に介入できる”すき間”はない。
過去の思いは、今には入り込めないのである。
そして、どんなに思いがあっても、過去には戻れない。
もう、そこまで積み重ねてきた人生は変えられないのである。
そもそも、運命ではなかった
ボクが感じたのは、この2人は
そもそも運命の人ではなかった、ということである。
前世や来世の話をしているが、もともと一緒には歩めない運命。
つまり、そういう関係なのかもしれない。
30代、40代というのは、
そういうノスタルジーを感じる年代なのかもしれない。
でも、そこには今という現実があるということ。
落とし込めないかもしれない、そういう年代でもある気がするのだ。

