人は平等。でも、役割には責任がある。
私は昔、
建設業界で働いていました。
その頃、
社長がよく言っていた言葉があります。
「何かあれば、最後に責任を取るのは社長だからな。」
当時は何気なく聞いていましたが、
今となってはさらに、
その言葉の重みを実感するようになりました。
私は、
「上下関係」があまり好きではありません。
だからといって、
役割まで否定しているわけではありません。
社長には社長の役割があります。
社員には社員の役割があります。
お客様にも、
お客様の立場があります。
それぞれ役割は違います。
でも、
人としての価値は変わりません。
私はそう思っています。
だから私は、
「人は平等。でも、役割には責任がある。」
という考え方を大切にしています。
役職が上だから偉い。
経験が長いから偉い。
知識があるから偉い。
そんなふうには思いません。
でも、
責任の大きさは違います。
だからこそ、
お互いに役割を尊重し合うことが
大切なのだと思います。
この考え方は、
今の仕事にもつながっています。
私はセッションを提供する立場です。
だからといって、
人生の答えを知っている人ではありません。
私の役割は、
相手より上に立つことではなく、
安心して話せる場をつくること。
複数の視点から整理し、
一緒に現在地を確認し、
その人が自分らしい答えを
見つけられるようサポートすることです。
それが、
私に与えられた役割だと思っています。
お客様にも、
大切な役割があります。
それは、
自分の人生を選ぶこと。
どんな道を歩くのか。
どんな未来をつくるのか。
最後に決めるのは、
私ではありません。
その人自身です。
だから私は、
「導く人」よりも
「伴走する人」でありたい。
人としては対等に向き合いながら、
自分の役割には責任を持つ。
この仕事を続ける中で、
その想いは年々強くなっています。
結局、
どんな仕事でも土台は同じ。
信頼は、
立場から生まれるものではなく
責任を果たし続ける姿勢から生まれるのだと、
私は思っています。
