作りたいものを作る。そう思っていただけ。仕事とゲームと動画投稿と。

普段は表だっていわない仕事のことについてなんとなく書いてみようと思います。
いや、なんとなくではないですね。ここ最近仕事に対して一切のモチベーションが湧かずにただただ呪詛の言葉を吐き続ける毎日を過ごしているので身の回りのことが杜撰になってきています。動画投稿とかも。

こういうもやもやしたときは何らかの形でアウトプットするのが頭も気持ちも整理がつくので、どこかに書き殴っているわけですね。

仕事のこと。

あおもやは昔からなにかを作る職に就くことを続けたい、と思っています。これは現在進行形で、今も職業としてはそれが存続できています。

そのために一度社会人を辞めて、専門学校に通い、今の業界で働くことを決めました。どうせなら、好きだったものを作り続けたいと思ったからです。

別に公にする機会はなかったのですが、あおもやの職業はゲームプランナーです。いちおう、そういうことになっています。
まぁそんな一職業のことはどうでもよく、ここ最近はその肩書きと実態との乖離にまったく納得できていなかったりします。

普通想像するゲームプランナーという職業は、新しいゲームの企画を考えたり、自分の好きなゲームを作れる夢のような職業と見られると思います。

そんなこと一切ありません。

まぁそれは私が今属しているのがソーシャルゲーム系のプロジェクトであることに起因するのもありますが、それにしても一年前から今の職場に移って以降、仕事で楽しいとか、面白いとか、やりがいがある、とかポジティブな感情を一度も抱いたことがありません。

そもそも、私自身は「ただいいものを一生懸命作る」ということにモチベーションを置いているのに対して、それすらもまともにできていません。
ただなにに使われるか分からない無意味な資料を作り、よく分からない場所で決まった上からの無茶振りを周りに説明して納得させて、こっちからの提案は確認されずに時間を浪費し、夜だろうが休日だろうが向こうがアクションしたらどこからでもリアクションしなければいけない、という立場です。夢も希望もないです。

それはさすがに言い過ぎですが。場所によってはそういう自分本位な立場の人間が幅を利かせており、ある種のご機嫌取りみたいな労苦を強いられる場合があります。特に上の立場の意見が絶対的な場合。

こういう環境で対話などできることもないし、する気にもならないし、私はひたすらに感情を殺して一切喋らずに自分の仕事をこなすフリだけをしています。どのみちなにをいってもひっくり返るからなにをしても無駄だからです。

補足すると会社自体の雰囲気は自分に合っていて、それまでは楽しく振る舞えていました。忙しい時期もありましたが、それは必要でしたから納得感もありました。

今は納得感もなく自分のタスクを終わらせても突然やることもないのに残業を強いられ、自分の予定がぐちゃぐちゃにされ、何時だろうが受け取る相手のことを考えない上の立場の人間のメッセージにより始終通知が鳴り響き、今はスマホを持ち歩くことが嫌いになってきて、通知が来るだけでストレスを感じるようになりました。
それで二回ほど病んだので今は一切の通知が来ないようにしています。

(二回と言いましたが、昨年は三回くらい露骨にメンタルダウンを経験していて、去年の10月くらいからもうこの会社からは遠からず縁を切ることにしよう、と心に決めてようやく安定してきたのが今です。で、また墜ちてきているのが今です)

もともと身体は丈夫なんですけどね。メンタルに難があってよく落ち込むことが多いです。おそらく神経質なせいだとは思うのですけど。
(でも身体の不調を訴えられない分、最悪の気分で嫌いな立場の人たちと声をかわさないといけないのはより苦痛だったりします)

作りたいものを作れない。

もともとなにかを作ることが好きで、それを仕事にしたいと思っていました。動画投稿活動もそうですし、過去には絵を描いたり小説を書いたりとか、自分のできることを広げて作りたい、表現できることを増やすのが好きでした。

ただそれはあくまで趣味として、本職の収入を得ながら余暇でやる活動でした。

その頃は趣味として絵を描いたり小説のようなものを書いていました。並行してずっと気持ちを抱いていたのは「自分にしか作れないゲームを作りたい」ということでした。
いってしまうとその姿は今もなんにも見えていないのですが、その気持ちがあったから「自分でグラフィックを用意したい」ので絵を描いてましたし、「自分でシステムを作りたい」からプログラミングを勉強してましたし、「自分のシナリオを描きたい」から小説を書いたりしてました。あらゆる趣味はゲームが作りたいという気持ちから成立していました。

時は流れて社会人として何年か働いた後、会社の情勢が良くない方向に流れ始めました。社員もそこそこ抱えていた会社でしたが、年代によっては上からのお触れが降りて自主退職を勧められていました。私はその年代から外れていて、不利な条件で次の職を探さなければいけませんでした。

そんな折、手に職を付ける機会もなかったことがやはりネックになるように感じて、また、自分の好きなものを作れるようになりたいと考えました。
それが今のゲーム業界を志した理由でした。

そこから社会人を辞めて専門学校生としてゲームプランナーとしての勉強をして、在学中にいくつか自分でゲームも作って、やはりゲームを作ること、こだわりを詰め込むことが自分に合っているなと認識しました。

ただそこからの就職は苦労しました。同年代と比べて年齢が高かったこと、ゲームプランナーとして分かりやすい対人スキルに欠けていた点などがマイナスに見られていたのかと思います。
企画者というと明るく面白いことをいうコミュニケーションスキルが高いような人がなるようなもの、と見られがちですが、私自身はその正反対に属している自覚はあります。人との関わりはできれば断ちたいし世間話をするなら時間の無駄と思って黙っています。そんなでも働けているのでこの職業自体のやることは広範にわたっています。
(それでも必要なら表向きは明るく振る舞えることはできます。疲れますけど)

幸い入社することができた一社目は入ってひと月でゲーム事業から撤退すると告げられ早々に転職活動に移り、学生時代の恩師に相談して入ることができた会社のプロジェクトは入ったときから炎上していて悲惨な状況でした。
私はここで一時期終電を逃して夜中の3時過ぎに退社してネットカフェでシャワーを浴びて寝泊まりし(人権を得ると表現していた)10時にそのまま出社するという生活をしていました。
おまけにここのディレクター(現場で一番えらい人)と反りがあわず、なにかにつけて言動に文句を付けられ、なにかをするたびに怒声を浴びせられる機会が増え、プロジェクトから抜けられるときにはメンタルがずたずたに引き裂かれていました。それでも身体の体調を崩したことはないのだからいい加減自分の身体が恨めしくなってきていました。休める理由も作れない。

じつは動画投稿をはじめたのはこの時期だったりします。
理由としてはこんな地に墜ちたメンタルで毎日ひとりで過ごしていたら本気で自殺を企てかねなかったからです。よくこの時期にうつ病とかパニック障害とかに陥らなかったと本気で思います。医者にかかっていないから診断もなにもないのですけど。
(ちなみにこの時に関わったゲームも後に販売されましたが、負の感情しか思い起こすことができなさそうで自分がはじめてスタッフロールに載ったゲームをプレイすることはできませんでした)

専門学校時代からイラストを描いたり小説を書くことから離れていることもあって、なにか新しい分野のことを試したくありました。
その頃は広告が差し込まれるYouTubeを観る機会はなく、まだ広告の少なかったニコニコ動画でVOICEROIDという音声合成ソフトが使われた動画をよく観ていました。

もともと、他人の叫び声とか怒声とかを聴くのが非常に苦手で、機械音声に近いゆっくり系統の動画しか観ていなかったのが、音声合成つながりでVOICEROIDが使われた動画を観るようになったのがキッカケでした。
普通のゆっくり音声よりも滑らかな発声と聴きやすいこともあり、徐々に観る動画のジャンルはそちらにシフトしていました。

そのことを思い出したこともあり、自分で動画を作ろうと思い立ちました。
また、絵やシナリオと言った、「動かないもの」はよく作っていたのに対して、「動画」という動きそのものが関連する創作物は関わってこなかったからです。
ゲームは当然動く要素が大きく関連してきます。これらもいい学びになるんじゃないかなとはじめました。

ただ試しに作ってみたいだけ、という気持ちでいろんな情報を探って、ゆっくりムービーメーカー4という開発途中のバージョンがあるのを見つけました。
単体で動画出力が可能、よく使うものをまとめてすぐ呼び出せるテンプレート機能、立ち絵、外部音声ソフトとの連携、最低限の物ならこれで作れるのでは? と可能性を感じて手探りで環境を整えていました。本当に周りに情報がなかったので手探りでした。

動画を編集してみると思ったより手軽にできることがわかり、また、面白くしたりするのが思ったより難しい領域でした。編集ソフトの機能はあまり多くありませんでしたが、それでもAviUtl不要で動画出力ができ、最低限の編集はできるゆっくりムービーメーカー4はとても重宝していました。

そのあたりでこの環境で編集している人が周りに自分だけしかいないことに気が付き、もしかしたら同じような境遇の人もいそうだなと思ったのですこしずつ解説を出したりしていくようになりました。

その頃に再び専門学校時代の恩師に相談して今の会社に就くことができるようになりました。当時経験はなかったですが、ソーシャルゲームの運用プランナーという立場になります。

ゲームプランナーでも運用プランナーという立場は特異で理解を得られにくいと思います。言ってしまえば毎週のゲームの更新を正常に行えるようにするポジション、ということになります。
バグが出ていないか、リリースする物は揃っているか、修正された物はなにか、トラブルが起きていないか、起きていたらユーザーへどう告知するか、クライアントに報告しつつ不具合を修正するまで付き合う、実際にゲームっぽいものを作るような立場ではないのですが見る範囲は広範にわたります。どちらかというと注意力や意思決定の早さが求められる立場だと思います。

自分が思い描いていたゲームプランナー像とはすこし違いましたが、小規模なプロジェクトなこともあり、すこし外野側にいる自分の意見も通すことができましたし、やりがいは感じていました。

この頃から動画投稿活動もすこしずつできることを増やしたり、おなじみのYMM4の解説動画を出したり、記事を書いたりする頻度が増えていました。自分の趣味の時間に創作をする時間を確保していたので私生活とのバランスは良かったです。

そのプロジェクトもサービス終了を迎えてしまい、別のプロジェクトに配属されることになりました。そうですね、冒頭で呪詛を吐き続けた今の職場です。

いま。

ということで4回目のメンタルダウン時期を迎えてしまっており、いくら会社自体が好きだとしてもこの職場で働き続けるのはどうなのか、と悩むようになりました。
そもそも私は「ゲームを作りたかった」はずなんですけど、気付いたら「なんかよくわからない資料」ばかり作っているんです。
仕事でなにも楽しいことなどなく、プレイしてくれる人に面白いものを提供する、という立場から乖離しており、自分の経験値にもならないここから離脱しなければいけない、というふうに考えています。

でも、そもそも「ゲームを作りたい」だけなら今の環境的にはいろんなものが揃っています。
UnityやUnreal Engineといったゲームエンジン、ChatGPTや画像だけに留まらなくなった生成AI、イラストや音楽などを依頼できるスキルマーケット、作ったゲームを配信・販売できるプラットフォーム、クリエイターとしての立場ならずっとゲームを作るハードルは下がっています。
AI自身を使った対話型ゲームも出てきますし、こんなにワクワクすることはありません。それなのに

こんなにワクワクする時代にどうして一切仕事にワクワクしないんだろう? ゲームってワクワクするものを作るんじゃないの?

今はその原点にぶつかって自分が結局なにをしたかったのだろう? と考える機会が増えました。

これから。

何度も話したように、自分は「なにかを作れることを職業にしたい」んですよね。そして「ゲームが好き」だから今はそれを仕事にしていることを目指していました。

でも、そこそこの期間に動画投稿活動をしていて、これもゲーム制作と似通った面を持っていることが分かってきました。
そして、いつの間にやら一定数の評価を頂けるようになっていました。

そこでわかってきたのは動画や記事にして人に教えることが案外好きなのかもしれない、ということでした。

初心者目線での物事の考え方というのもこの業種に就いてから強く考え始めたことでした。新しくはじめた人をどうしたらスムーズに誘導できるか、これはゲームでも動画でもよく考えることです。

また、ゲームでもインディーズゲームという分野に関心が強く向くことが多いです。小規模でも誰かに刺さるようなものを作る、価値感が多様化している今の世に、少数でも記憶に残れる物を作れるならそれは素晴らしいことなんじゃないかな、と思ったりします。

そうした中でゲームをPRするということがいかに難しいか、というのも実態として見えてきました。面白いゲームでも世の中で知られていないなんてことはたくさんあります。売れているインディーズゲームなんて本当に一握りです。採算なんて取れないようなところがほとんどだと思います。
過去にインディーズゲームのPRということで案件動画を作っていて、じつはこういう立場は貴重なのかもしれないと考えました。

こういう自分ができることをもっと活かせるような、別の生き方はないんだろうか、と今は真剣に考えるようになりました。結局、どこかに属せば自分がやりたいことと乖離していくのです。

なにより、仕事でも趣味でもなにも作れない、という状況の今を本当になんとかしないといけない、そう考えるようになりました。

まず解決しないといけないのはお金のことですが。
自分がお金のことにまったく頓着していなかったので、もしフリーランスとかで生活するならその勉強はしないといけないなと考えています。

とにかく自分自身でなにを作りたい。
なにかを作っている立場を応援したい。
ゲームが好き。

それらをもっと自分らしい形で職業にしたいなと考えています。


という取り留めも無い書き殴りでした。

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