【メンバー紹介】Blend 研究アイディアソン・2期ガーディアン
Blend研究アイディアソン2期の申し込み期限まで、残すところ1週間となりました。
Blend研究アイディアソンには、分野や立場を越えて、参加者の探究に本気で向き合ってくださる先生方が関わっています。それぞれの専門やまなざしが、参加者の探究を深めてくれるはずです。
開催に先立ち、そんな魅力的なゲスト陣を一足先にご紹介します!
Blend研究アイディアソンとは
Blend研究アイディアソンは、クルーとして参加する参加者自身の研究の問題意識を出発点に、未完成で流動的なアイデアを出し合いながら、他者とともに研究のアイディアを深めていく、対話型のオンラインプログラムです。
研究の「問い」そのものに立ち返り、仲間と共に研究をジェンダード・イノベーションの視点からリデザインすることを目的としています。
第2期ガーディアンのご紹介
そんなBlend研究アイディアソンの旅を見守り、支えてくださる仲間として、各専門分野の立場から参加者の研究をより深め、発展させるための助言をいただく先生方を"ガーディアン"としてお迎えします。
第1期ゲストアドバイザーを担ってくださった、隠岐さや香先生・佐々木成江先生・鶴田想人先生に加え、第2期より新たに孫輔卿先生をお迎えし、より一層充実した体制でプログラムを進めてまいります。
隠岐さや香先生 (OKI Sayaka)
東京大学大学院教育学研究科 教授/多様性包摂共創センター 研究部門長

応援メッセージ
ジェンダード・イノベーション(GI)はジェンダーやセックス(生物学的な性)に対する解像度をあげることで研究をよりよくしていく試みです。過去の研究はジェンダーとセックスを混同しすぎているか、あるいは過度にセックスを無視する(たとえば幹細胞の性染色体を意識しないなど)傾向がありました。GIが欧州と北米から広まって十年経ちます。ジェンダー平等が進んだ若手世代がより多くGIに参画することで、更に豊かな貢献が期待できるはずです。皆さんの挑戦を心から応援します。
佐々木成江 先生(SASAKI Narie)
東北大学 DEI推進センター 教授、横浜国立大学 ダイバーシティ戦略推進本部 教授/学長特任補佐(ジェンダード・イノベーション担当)

応援メッセージ
私は「メスは性周期があってデータがぶれやすいから、研究にはオスを使った方がいい。」と学生時代に教えられ、実験にオスばかりを使っていることに全くの疑問も持っていませんでした。しかし、そうすることで我々の知識や技術に大きな偏りが生じてしまっていることを、『ジェンダード・イノベーション』という概念に出会って初めて気が付きました。公平性を確保した質の高い科学技術を生み出すためには、セックスとジェンダーの両視点からなる性差分析を研究や開発のデザインに組み込むことが欠かせません。また、最近では性自認・年齢・障がい・人種・経済状況なども同時に考慮する交差性分析も追加することで、より多様性を重視するようになってきています。『ジェンダード・イノベーション』は、自然科学、医学、工学、環境学など幅広い科学技術分野に応用することができます。ぜひ、自分たちの研究や開発に性差分析や交差分析を取り入れる方法を学び、新しい発見につなげていってください。
鶴田想人先生(TSURUTA Soto)
東北大学 DEI推進センター 助手、お茶の水女子大学 ジェンダード・イノベーション研究所 客員研究員、大阪大学 社会技術共創研究センター 招へい教員

応援メッセージ
ジェンダード・イノベーションは、今や「交差性イノベーション」とも言われ、セックスやジェンダーに限らず、人種や民族、年齢、障害、セクシュアリティ、社会経済的地位、住む場所などのさまざまな観点から、科学技術の公平性と持続可能性を見直すプロジェクトへと発展してきています。私たちは誰しも科学技術のもたらす恩恵やリスクと無関係ではありません。だからこそ、それらの不公正なあり方は見直されなければなりませんし、それが科学者・技術者の責任でもあると思います。Blendの活動により研究者がこの概念を学ぶだけでなく、日本において広くその問題意識が共有されることを願っています。皆さまのご活動を心より応援します。
孫輔卿先生(SON Bo-Kyung)
東京大学多様性包摂協創センター 准教授

応援メッセージ
近年、研究デザインを設計するうえで「セックスおよびジェンダー」の視点を適切に考慮することが強く求められるようになり、まさに「ジェンダード・イノベーション」の時代に突入したと言えます。
しかしながら、STEMM(科学・技術・工学・数学・医学)分野においては、ジェンダーに配慮した研究は、従来の定量的アプローチだけでは十分に捉えきれない複雑性を伴うため、学生や研究者にとっては大きな挑戦でもあります。
このような状況の中で、自身の研究デザインや結果の解釈について、仲間と議論を重ねながら多角的に捉え直す機会を持つことは非常に有意義であり、客観的な評価や新たな気づきにもつながるものと確信しております。
皆さまの熱意あふれるご活動に心より期待しております。また、皆さまとご一緒に議論できることを楽しみにしております。
ここまで4名の先生方からの応援メッセージをお届けしました。
ガーディアンの先生方は、Blendの活動への共感を寄せてくださっているだけでなく、なにより、これから出会うクルーの皆さんと迎える時間を楽しみにしてくださっています。
そんなガーディアンと出会い、対話しながら、自分の問いを深めていく時間が、Blend研究アイディアソンにはあります。
あなたも、ジェンダード・イノベーションを実践する旅に、クルーとして加わりませんか?
自身の研究と社会との接点を見つめ直し、公正な科学技術を支える仲間として、一緒に問いを育てていきましょう。
Blend研究アイディアソン第2期申込定員増員しました!

Blend研究アイディアソン第2期の申込は、まもなく7月31日まで。
7月24日現在、10名の定員数に達しましたが、ご関心を多くお寄せいただいたため、5名分のお席を増やしました!
あなたの参加を、心からお待ちしています!

