見出し画像

【素人DIYでカフェ開業!古民家リノベの全記録 #14】厨房の壁と天井の塗装

今回からは、元キッチンとダイニングをカフェの厨房にリノベします。今回は、厨房の壁と天井の塗装について紹介します。

ダイニングの壁は土壁です。天井は客室と同じで木でできています。キッチンは、後から建て増しした部分なので、壁と天井は別の素材でできています。模様のついたビニールクロスの貼られたパネルのようなものです。昔、そういったものが流行った時代があったのでしょうか。

工事の内容

  1. キッチンの壁と天井の下地処理

  2. キッチンの壁と天井の塗装

  3. ダイニングの土壁の下地処理

  4. ダイニングの土壁の塗装

1 キッチンの壁と天井の下地処理

キッチンの壁
キッチンの天井

何十年も使っていたキッチンなので、壁や天井はとても汚れていました。まずはしっかり拭き掃除です。中性洗剤を薄めたもので拭き、さらに水拭きします。油じみなどもあったので、場所によってはたわしで擦りました。

下の写真は照明があったところです。引掛けシーリングではなく、電線直付けなので、取り外しや取り付けには資格が必要です。こちらは後で引掛けシーリングを付け、照明器具の交換が簡単にできるようにしました。

だいたいきれいになったら、シーラーを塗っていきます。客室の砂壁の下地処理のところでも紹介しましたが、今回もシーアップとアクドメールを使います。

シーアップは、下地と仕上げ材の密着性を高めるための下塗り材で、アクドメールは、下地から発生するアク(シミや変色)を抑えるための下塗り材です。今回の壁はビニールっぽい素材でした。塗料の定着具合が分からなかったので、まずは、多くの素材に対応しているシーアップを塗ります。

ヤヨイ化学工業「シーアップ」

また、長年の汚れが染み込んでいて、塗装後に浮き出てきそうだったので、アクドメールで下地と仕上げ材の縁を切ります。アクドメールでコーティングしてバリアを張るイメージです。

フジワラ化学「アクドメール」

塗る前にスイッチカバーや換気扇カバーなど、外せるものは外しておきます。コンセントやスイッチのカバーを外すのに資格はいりません。

今回は、ビニールっぽい素材の壁だったので、どちらも吸い込みは少なく、塗りやすかったです。広い面はローラーを使って塗りました。天井は、ローラーの持ち手に伸ばせる柄を取り付けて塗りました。天井を塗るのは大変そうだと思っていましたが、これのおかげで思ったよりは楽に塗れました。

2 キッチンの壁と天井の塗装

しっかりと養生した後、先に壁を塗りました。本当は天井から塗った方が、ペンキが垂れて塗り終わった場所を汚すことが少ないのでよいと思います。今回はニッペの室内壁用の塗料を塗りました。こちらもローラーと刷毛で塗装しました。

ペンキは2度塗りです。一度目は少し(1割程度)水で薄めて、多少のムラは気にせずに塗り、2度目は薄めずに塗りました。今までの経験では、濃いペンキはムラになりやすいので、少し薄めて使う方がきれいに塗れます。

壁の塗装完了
壁の塗装完了

次に天井を塗っていきます。ローラーが当たるので、養生用のマスキングテープは広めのものを使います。細かい所は刷毛で塗りました。

天井を塗る前に養生
天井の塗装完了
照明も交換して完成

3 土壁の下地処理

キッチンの土壁

ダイニング部分は土壁です。保健所の基準で、厨房の壁は床から1mまでは防水仕様にしないといけません。防水性のあるペンキの塗装でOkとのことだったので、防水の塗料で塗装することにしました。だいたいのペンキは防水性があります。

基本的にはキッチンの壁と同じ手順ですが、土壁がはがれて凹んでいる部分の補修も必要です。掃除をして表面の埃を取ってから、凹んでいる部分の周りの、触ると取れてしまう土をマイナスドライバーで突いてはがしました。凹み部分が大きくなるのでドキドキしますが、柔らかい部分を残すとその部分が後ではがれやすくなるそうです。

表面の砂を払ったら土壁を固める効果のあるシーアップを下塗りしました。穴にもしっかり染み込ませます。キッチンのビニル素材の壁は、シーアップはなくてもよかったと思いますが、土壁はシーアップがあった方がよいと思います。しっかり固まりました。シーアップが乾いた後、アクドメールを塗りました。

かべ紙パテ
1回目
3回塗り

下地材が乾いたら補修開始です。補修用のパテで埋めました。石膏ボードで客室の壁を作ったときに使ったものと同じものです。埋める部分が広いと、乾いたときにひび割れたり凹んだりするので、乾いたら凹んだ部分を埋めるのを3回ほど繰り返しました。最後は、余分に凸凹している部分を紙やすりで削って平らにしました

4 土壁の塗装

露出の梁も養生

仕上げは台所の壁と同じ抹茶色のペンキで塗りました。下地材を塗ったときに塗装する周りはマスキングしたのですが、天井に近い部分は梁に塗料が垂れることが分かったので、追加でマスカーを貼りました。

一度塗後
二度塗り終了
上部の垂れ壁

表面が凸凹している土壁は、塗りにくくムラがでやすかったです。一度目は気にせず塗り、二度目は丁寧に塗りました。二度塗りが乾くとムラは気にならなくなりました。しっかり乾いてからマスキングしていたテープを剥がしたのですが、塗料がかたまってはがしにくかったりちぎれたりしたので、完全に乾く前に早めにはがした方が良かったと思います。

今回は厨房の壁と天井の塗装について紹介しました。塗装から2年ほど経ちましたが、幸いにもアクが浮いてきたり、土壁がはがれたりはしていません。

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。





いいなと思ったら応援しよう!