ドニー・イェン監督・制作・主演『プロセキューター』雑感
我らの大哥・ドニー・イェン主演作品が9月26日より日本公開。
余裕ができたので、名古屋で観にいってきた。
格差社会も裏社会も、所かまわず・ルール無用のMMAアクションでぶっ飛ばす。
'07年『フラッシュポイント』より確立された、香港アクションのリズムにMMA及び実践格闘の技術を落とし込むアクション設計。これは香港アクションの進化及び世界各国のアクションシーンに革命をもたらしている。
そのアクションが、60超えて尚衰え知らずのドニーと甄家班によって更なる迫力を帯びて、かつ社会問題への怒りとの文脈とも相まって、ドニーの低空タックルからのパウンドの連打が、カタルシスを増していく。
中村浩二との地下鉄でのタイマン、もっと見たかった。
ドニー映画を知らなければ、現在のアクション映画のトレンドは理解できない。日本においては、長年に亘ってを映画を共に作り続けてきた谷垣健治、今作でアクション監督を務めている大内貴仁らをはじめ、多くの日本のアクション監督・スタントマンたちがドニー映画の製作に携わり、日本に技術を持ち返って、今日の日本映画を彩っている。
間接的影響としては、'10年以降のライダー・戦隊にも散見できる。
(『ゴースト』の手技中心のアクション、『ジュウオウジャー』のジュウオウライオンのMMAアクション、『ゴーバスターズ』のレッドバスターのナイフアクションなど)
何ならプリキュアで描かれるアクションだって間接的に影響があるはず(独断と偏見)。
いずれにせよ、ドニー映画は必ず観なければならないことは間違いない。
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